とりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

3.8

2021年26本目

19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック期のパリ、ニューカレドニアからやってきたディリリは配達員のオレルと友だちになり、彼とともにパリを脅かす少女誘拐事件の真相を追っていく。
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.1

田舎町の12歳の子どもたちが死体を見にいくために線路沿いを歩いて旅をする物語。

スティーブン・キング原作の短編小説「死体」をロブ・ライナー監督が実写映画化した作品。
あらすじも書いたとおり、ただ死体
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

2021年25本目

1990年代末、提供者たちの世話をする介護人のキャシーは、隔離された寄宿学校で特別な人として教育された少女時代や卒業後の施設のことを振り返りながら、そこでともに育ったトミー、ルー
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.7

2021年24本目

田舎からモデルになるために都会に出てきたジェシー。人を惹きつける魅力をもつ彼女はカメラマンや一流デザイナーあらゆる人の目に留まる。それをよく思わないライバルたちが嫉妬の目を向ける
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

4.1

2021年23本目

ホームレス同然のような各地を転々としながら子ども時代を過ごしたジャネットは、今ではNYで自立し人気コラムニストとして出版社で働き、婚約者もいる幸せな生活を送っていた。しかし悲惨な
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.9

2021年22本目

1973年、当時の女性テニスの世界女王であったビリー・ジーン・キングは、大会における女子の優勝賞金が男性の8分の1であることに異議を唱え、全米テニス協会から脱退し、自ら女子テニス
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

2021年21本目

地球外生命体の調査に生涯を捧げた父を誇りに思い、自分も宇宙飛行士となったロイ。父は宇宙の果てへ調査へ行き、消息を絶ってしまっていた。
しばらく時は経ち、地球にはサージと呼ばれる現
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.5

2021年20本目

「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督を中心とした製作スタッフが再集結し、取り組まれた作品。
「カメラを止めるな!」と同じ手法を用いていて、正直全然楽しめなかった。
初めてこの映
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

3.2

2021年19本目

1963年アメリカのケネディ大統領暗殺直後、夫人であるジャクリーン(通称:ジャッキー)の苦悩を彼女視点で描いた作品。

ケネディ暗殺事件については歴史で知っている程度で深くは知ら
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彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

3.6

2021年18本目

憧れのニューヨーク・ポスト紙に就職し、スザンナはいつか自分の記事が一面に載ることを夢見ていた。しかしある日突然病が襲い始め、日が経つにつれ症状が悪化し、彼女は蝕まれていく。

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アビゲイル クローズド・ワールド(2019年製作の映画)

1.7

2021年17本目

感染が広がったことで、シールドで閉ざされ、検査官が管理している世界。実はその裏には大きな真実があった。

何から何まで意味がわからない作品だった。大筋は検査官に捕まった父を探すた
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ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.1

2021年16本目

5年前に死んだ兄を亡くしたフィリップは事故で足を怪我して、実家へと帰ってきていた。そこに兄の彼女だったメリッサがやってきて、ロニーの子を授かったと話す。母は話を受け入れられず動転
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

2021年15本目

集団自殺をするために肺病院に集まった12人の子どもたち。しかしそこには既に死体があり、参加者には含まれていないことから、事態を究明する話し合いを行う。

タイトルやあらすじを読ん
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サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

2021年14本目

若い女性の遺体が発見され、容疑者サイモンが警察に連行される。尋問を開始するが、知的障害を持つと思われるサイモンを前に捜査は一向に進まない。そんな中さらに事件が起こる。

いろんな
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PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.2

2021年13本目

宇宙で猿の研究を行っていた宇宙飛行士のレオ、ある日宇宙空間に磁場の嵐を見つけ、猿をそこに送るが音信不通となる。見兼ねたレオは助けようと磁場の嵐に飲み込まれると、ある惑星に不時着し
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.6

2021年12本目

猿と人間の戦争が始まって2年、シーザーたちは森にひっそりと隠れながら、向かってくる人間たちを退けていた。決して無差別に殺すではなく。
そんなある日非常な軍の大佐が攻め入り、シーザ
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.7

2021年11本目

ある製薬会社がもたらした感染ウィルスにより人類は滅亡の危機に瀕していた。そんな中逆にウィルスの作用で遺伝子活性化した猿たちは大きな森(国立公園)で自分たちの家を作り暮らしていた。
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.5

遺伝子操作による治療薬を開発していた科学者が、ある日実験していた猿の暴走により開発は中断してしまった。しかしその猿は身篭っており、その子猿は通常の猿よりはるかに高い知能指数を持っていた。

旧シリーズ
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最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

3.6

2021年10本目

猿が人間に革命を起こして12年、その間に猿を殲滅するために核戦争にまで発展していた。シーザーたちは生き残った猿や人間とともに共存しようとある森で暮らしていた。

まさか前作からの
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

3.4

2021年9本目

未来からやってきたコーネリアス、ジーラが殺されて20年、その息子シーザーは密かにサーカス団の一員として生きていた。20年間で猿はペット、そして奴隷となっていた。ぞんざいに扱われる仲
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

4.0

2021年8本目

地球滅亡の寸前で脱出していたコーネリアスたち3人は、時空の乱れを超えて、1970年代の地球へとたどり着いた。知能を持つ人間を初めてたくさん見た彼らは。

あの結末でどう続くかと思っ
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

2021年7本目

宇宙で交信が途絶えたテイラーたちを追ってブレントが同じ経路で猿の惑星へとたどり着く。彼もまた変わり果てた地球に衝撃を受ける。しかし彼の前に新しい人間が姿を表す。

あまりにもひどい
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.1

2021年6本目

地球から320光年の長い旅の末、たどり着いたある惑星、そこでは猿が原始的な人間を支配する惑星だった。

序盤は結構退屈な映画かなと思ってたけど、猿が出てきてからはもう胸をえぐられる
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17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

3.4

2021年5本目

余命を宣告された17歳の少女が残りの人生を精いっぱい生きるためにTo Doリストを作成する。そこにはお酒を飲んだり、ドラッグをしたり、法を犯すような危険な内容も含まれていた。そんな
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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.3

2021年4本目

イランのジャファエル・パナヒ監督がタクシー運転手に扮し、乗車客たちの様子から、イラン・デヘランで暮らす人たちのありのままを映し出した作品。

個人的にも初めてのイラン映画作品。
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

3.3

2021年3本目

肺ガンと診断された裏社会で生きてきた男が、ある夜仕事先で組織に切り捨てられ、命を狙われてしまう。そこで出会った少女とともに逃れ、組織から追われることに。互いに心に深い傷を負った2人
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ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

2.9

2021年2本目

ある日ソウル駅でホームレスしている老人が首を噛まれていて、瀕死状態で見つかった。やがて彼は命を落としたが、ゾンビとして蘇り周りの人を襲い始める。そしてソウルは死者の海で溢れ返る。
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.1

2021年1本目(映画館1本目)

韓国でパンデミックが発生し、封鎖されてから4年。姉と甥を失いながら義兄となんとか国を脱出したものの香港で希望のない生活を過ごしていた。
そんなある日彼のいるシマを取
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

2020年128本目(映画館18本目)

1984年を舞台に、ひとつだけ願いをかなえるドリームストーンをめぐり、巨大な陰謀うずまく悪にワンダーウーマンが立ち向かう。

前作見たのが去年だし内容もそれな
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

1.2

2020年127本目

KAIJUが出現する裂け目が閉じてから10年、世界は平和になったかに思えた。
新たな警備隊として無人イェーガーが開発されたが、そこには思わぬ計画が隠されていた。

何から何まで
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.3

2020年126本目

ゲーム会社のCEOを務める女性ミシェルは、ある日突然家に押し入ってきた男に強姦される。
彼女はその後何もなかったように振る舞おうとするが、事件のことがフラッシュバックするように
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ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN(2020年製作の映画)

3.2

2020年125本目

テレビアニメシリーズ、ゴブリンスレイヤーの劇場版中編作品。
冒険者である令嬢がゴブリン退治のクエストから戻らないため、捜索と退治の依頼を受けたゴブリンスレイヤーとその一行の話。
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020年124本目

サスペンスやミステリーが大好きで妄想ばかりの青春を過ごしていたデイビーは、近隣の街で起きている連続殺人の犯人が隣の家に住む警察官のマッキーではないかと疑い始める。
彼はいつもつ
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

2020年123本目

都内で起こった不可解な3件の殺人事件。その3件には数字の羅列した紙が残されているという共通点が存在し、それは次の犯行場所を示していた。解読した4件めの犯行予告場所は、一流ホテル
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寄生体XXX/スキンウォーカー(2018年製作の映画)

3.4

2020年122本目

人間の命や記憶、その全てを奪い、生きながらえている謎の生物を追った物語。

あらすじの入りだけ読んでいたが、明らかにB級感漂う話だったので、全然期待せずに鑑賞。
序盤は謎の語り
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エスケイプ・ゲーム(2019年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

2020年121本目

優勝者に多額の賞金が贈られるゲーム「パラノイア」に参加した青年ルーカスと元恋人クロエ。
最終ラウンドまで勝ち残り最後の脱出ゲームに挑むが、それはただの脱出するだけでなく、死と隣
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