とりん

ワンダーウーマン 1984のとりんのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.7
2020年128本目(映画館18本目)

1984年を舞台に、ひとつだけ願いをかなえるドリームストーンをめぐり、巨大な陰謀うずまく悪にワンダーウーマンが立ち向かう。

前作見たのが去年だし内容もそれなりに頭入ってたつもりだから復習なしに観たけど、細かい設定など忘れたりしててやっぱ観れば良かったなと。
アクション中心でワンダーウーマンの無双っぷりがとことん楽しめると思っていたが、大半をドラマが占め、アクションは終盤のみ。
さすがDCEU、ストーリーに力を入れてきている感じはしたが、いささかドラマに偏りすぎでは。ツッコミどころも多かったけど、まぁいいだろう。

人の美しい部分と醜い部分の両面をうまく描いているなぁと考えさせられるところもあったし、願いをかなえるためにはなにかを犠牲にしなければならないということも真理だなと思えた。ダイアナだからこその痛みや辛さが伝わってくる。
みんなのレビュー読んでて泣けたということを目にしていてまさかとは思ってたけど、確かに泣くポイントはあった。
醜い部分むき出しで結構酷に描いている感じもしたし、極端に愛を前面に出したりもした。
前作よりダークさ感じたし、スーパーヒーローものでこういう感情になるとは思わなかった。
アクションシーンは前作や集結ものに比べて少ないけれど、見応えはあった。というかワンダーウーマンあまりにもチートすぎやしないか。いくらコツ?を教えてもらったからといって、空まで飛べるのか。雷や空気をも縄で掴むのか。途中吹き出しそうにすらなった。

舞台は1984年だけど、今苦しい時代だからこそ刺さるところもあった。
もう出ないと思ってたクリス・パインも出てきて嬉しかったなぁ。
とりん

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