ユースケさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

バタリアン4(2005年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

【バタリアン・リターンズ】から12年の時を経て製作された【バタリアン】シリーズの正当な続編である本作は、コメディ方向にもシリアス方向にも振り切れず、ルーマニアとウクライナの合作映画という時点で醸し出し>>続きを読む

バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)

4.0

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【死霊のしたたり2】で【フランケンシュタインの花嫁】にオマージュを捧げたブライアン・ユズナが監督した【バタリアン】シリーズ第三弾は、コメディ路線を諦め、シリアス路線に舵を切った人間とバタリアンの恋愛映>>続きを読む

バタリアン2(1987年製作の映画)

2.0

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‪ダラダラもたつきギャーギャー嘆くうるさいだけの登場人物と頭も体も弱体化した冴えないバタリアン。
【ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド】の正当な続編でありながら、モダンゾンビのルールを逆手に取ったパロ
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

3.0

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物語の舞台となった時代や場所を経験していなくても懐かしさを感じさせる極上のノスタルジア。
美しいシチリア島の景色とイノセントな登場人物たち。私は何度も何度も寝落ちし、メニュー画面で流れるエンニオ・モリ
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海底47m(2017年製作の映画)

3.0

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とりあえず、酷い目に遭う姉妹の姉がラプンツェルの中の人だったとしても、ケージダイビングに参加する動機がサメの写真を撮って別れた男の気を引きたいでは感情移入できません。むしろ、登場人物の誰にも感情移入で>>続きを読む

ザ・ロード(2009年製作の映画)

4.0

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世界の終わりから十数年。文明は崩壊し、動植物は死に絶え、食料を失った人類は共食いをはじめた…

夢も希望もない灰色の世界を舞台に、ショッピングカートを引きながらひたすら南へ向かう父親と息子の姿を描いた
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バンブルビー(2018年製作の映画)

5.0

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【戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー】を思わせるデザインのバンブルビー、スタースクリーム 、レーザーウェーブ、サウンドウェーブ。絶妙なブサカワ具合でヒロインを演じるヘイリー・スタインフェルド。そ>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

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マックス・ブルックス(コメディ映画の巨匠メル・ブルックスの息子)によるゾンビ小説【ワールド・ウォー・Z】に製作費200億円をぶち込み、ブラッド・ピット主演で映画化した超大作ゾンビ映画。
予告編では伏せ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

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桐島という学園生活の中心を失い右往左往するリア充組と桐島の存在なんて最初から関係ないから通常運転の非リア充組。

何でも出来るからこそ結果や意味を求めてしまい学園生活を楽しめない宏樹(東出昌大)は、結
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

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今は亡きビデオ・DVDのレンタルチェーン店ブロックバスターの屋根を突き破り、【トゥルー・ライズ 】の販促用ポップのシュワちゃんを吹き飛ばし、The Smashing Pumpkinsの【Mellon >>続きを読む

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.0

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大統領直属の国家保安組織オメガ・セクターに所属する女王陛下の007ならぬ大統領閣下の007なシュワちゃんが、テロリストと戦いながら妻(ジェイミー・リー・カーティス)の浮気相手(ビル・パクストン)をスパ>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

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機械と人類の時空を超えた戦いを描いた【ターミネーター】の続編である本作は、前作の10倍の予算をぶち込んでSFXもVFXも爆発もグレードアップし、救世主ジョン・コナー(エドワード・ファーロング)の母とい>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

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【ヴェノム】のエンドクレジット後の予告編には全然ワクワクしませんでしたが、もしかしたら原作のアメコミに登場した東映版【スパイダーマン】のスパイダーマッとレオパルドンが登場するかもしれないという期待を胸>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

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フィリップ・リーヴによるSF冒険小説【移動都市】全4部作の第1部をピーター・ジャクソンの右腕クリスチャン・リーヴァーズが映像化した本作は、最終戦争によって文明が滅亡した【マッドマックス2】みたいなポス>>続きを読む

ハロウィン II(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンで盛り上がるイリノイ州ハドンフィールドを舞台に、不死身の殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズと精神科医サム・ルーミス医師の戦いを描いた元祖スプラッター映画であるジョン・カーペンター監督の>>続きを読む

ハロウィン(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンで盛り上がるイリノイ州ハドンフィールドを舞台に、不死身の殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズと精神科医サム・ルーミス医師の戦いを描いた元祖スプラッター映画であるジョン・カーペンター監督の>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

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予告編を見て不安に感じたのはアリータの目のデカさよりも【サンクタム】を思い出さずにはいられないゴリ押しされる脚本&製作のジェームズ・キャメロンの名前と全く触れられない監督のロバート・ロドリゲスの名前だ>>続きを読む

幻の湖(1982年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

殺し屋を殺す伝説の殺し屋が愛犬の復讐のためにガン・フーをキメまくる【ジョン・ウィック】の元ネタとしてその界隈では名の知れた本作は、【羅生門】【生きる】【七人の侍】【生きものの記録】【蜘蛛巣城】【隠し砦>>続きを読む

マラソン マン(1976年製作の映画)

3.0

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本作はマラソン好きの大学院生ダスティン・ホフマンがナチスの残党の陰謀に巻き込まれて酷い目に遭う【マラソンマン】であって、筋肉モリモリマッチョマンの変態アーノルド・シュワルツェネッガーが人間狩りTVショ>>続きを読む

イベント・ホライゾン(1997年製作の映画)

4.0

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超深宇宙探査船イベント・ホライゾン号が向かった太陽系の境界線=事象の地平面(イベント・ホライゾン)の先にはクライヴ・バーカーの【ヘル・レイザー】の世界=地獄があり、イベント・ホライゾン号に関わった人間>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

5.0

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カテゴリー5のKAIJU大魔獣帝カラゼン(中の人:メリー・ポピンズことジュリー・アンドリュース)の頭上に立ち、原作コミックを忠実に再現した衣装を身に纏い、初代アトランティス王が残した伝説のトライデント>>続きを読む

ナインスゲート(1999年製作の映画)

4.0

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アルトゥーロ・ペレス=レベルテによる小説【呪いのデュマ倶楽部】から【影の王国への九つの扉】のエピソードを抽出して映画化した本作は、世界に三冊しか現存しない悪魔の書デロメラニコンの複製本である影の王国へ>>続きを読む

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトによる小説【狂気の山脈にて(At the Mountains of Madness)】と【インスマスを覆う影(The Shadow Over Innsmouth)】>>続きを読む

ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.0

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ロボコップの中の人がピーター・ウェラーからロバート・ジョン・バークに変更になったり、ロボコップの相棒の婦人警官アン・ルイス(ナンシー・アレン)が殉職したり、チョウ・ユンファ型サイボーグ忍者オートモ(ブ>>続きを読む

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

4.0

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原題は【BRUCE CAMPBELL VS ARMY OF DARKNESS(ブルース・キャンベル 対 闇の軍隊)】。
そうです。遂にブルース・キャンベル劇場の開幕です。ブルース・キャンベルの顔芸と一
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

5.0

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失った左手にチェーンソー、右手にソードオフ・ショットガン、アメコミのヒーローのアゴを持つ我らがヒーロー=アッシュここに誕生。原題の副題【Dead by Dawn(夜明けに死す)】も最高にGroovy(>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

5.0

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1986年から1991年の5年間で10人の女性が殺害された韓国史上初の連続殺人であり、未解決事件である華城連続殺人事件を、犯人を追う刑事の視点から描いた戯曲【私に会いに来て】を映画化した本作は、結末が>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョージ・A・ロメロの才能を見出したジャーロ映画の名手ダリオ・アルジェントの代表作【サスペリア】をリメイクした本作は、舞踊団を運営する魔女たちの姿を通してナチス・ドイツやドイツ赤軍を描いた社会派のアー>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

殺人容疑をかけられた最愛の息子を救うため、全てを投げうって真犯人を追う母親。
しかし、事件の真相に辿り着いた時、葬り去ったはずの親子の真実が彼女に襲い掛かる。

枯れたススキの草原をバックに何とも言え
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

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ラストシーンでオーバーシーヤーことデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)を登場させ、忘れ去られた【アンブレイカブル】を引っ張り出した【スプリット】の続編である本作は、引っ張り出した【アンブレイカブル】>>続きを読む

インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

4.0

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ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの【インスマスを覆う影】を、Jホラーの恐怖表現に大きな影響を与えた小中理論の提唱者である小中千昭(監督&脚本)とNHKの【ごごナマ】でクトゥルフ神話を熱弁した佐野史>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1980年代に起こったスプラッター・ブームの火付け役であり、サム・ライミ監督の長編デビュー作である本作は、残酷描写の過剰供給によって笑いを生み出し、恐怖と笑いは紙一重である事を実証したコメディ・スプラ>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.0

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スティーグ・ラーソンによる【ミレニアム】旧三部作を引き継いだダヴィド・ラーゲルクランツによる【ミレニアム】新三部作の第一部【蜘蛛の巣を払う女】を、【死霊のはらわた(リメイク&リブート)】【ドント・ブリ>>続きを読む

リベリオン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

政府によって感情が管理された未来社会。世界から戦争は無くなったが、人類は人間性と自由を失った。
今、子犬の処分をきっかけに最強のガン=カタ使いジョン・プレストン(クリスチャン・ベイル)が政府に反旗を翻
>>続きを読む

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1980年代に起こったスプラッター・ブームの火付け役であり、サム・ライミ監督の長編デビュー作である【死霊のはらわた】をリメイク&リブートした本作は、恐怖と笑いのバランスが絶妙だったオリジナル版から笑い>>続きを読む

スーパー!(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

愛する妻サラ(リヴ・タイラー)を麻薬の売人ジョック(ケヴィン・ベーコン)に奪われた冴えない中年男フランク(レイン・ウィルソン)が、アメコミ大好き少女リビー(エレン・ペイジ)と共に手作りのコスチュームを>>続きを読む