Tomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

Tomo

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テリファイド(2017年製作の映画)

3.8

もし、こいつがベットの下で普通に寝てたら、絶対漏らすわ(笑)

この映画、ホラーだと構えたりしないで、ただ起きてることを受け入れて見ればそこそこ楽しめる。

それよりこれホラーなのかな?パケは気持ち悪
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

4.0

もったいないなー!

役者陣もいい、映像も音楽もいい、ストーリーも設定は多少違えど、前半は原作を崩していない。
だからこそ、オリジナルの完全型を見たかった。

頭蓋骨に穴を開け、脳を覚醒させるトレパネ
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

プリンでマイルを貯めてハワイに行こう!

PTA監督の初期作品なので、また何かおかしな事やってくるだろうと思ってたら、やっぱりだった(苦笑)

別に腐してる訳ではなく、いい意味での褒め言葉です。だって
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.5

フォローさせて頂いているむ○む○さんのレビューみて視聴。

僕も正真正銘のVHS世代、共感できるとこが多々ありながらも、アメリカのマニアさんを見てるとやっぱまだまだだなと。

確かに登場人物皆様濃い!
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

4.3

どんでん返し的なストーリー展開がクローズアップされるけど、この映画は何といっても行ってもラストに尽きる!

タイトルの「サイド・エフェクト」の通り、新薬による副作用を用いた犯罪から始まり、薬による副作
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

ペドロ監督の自伝的集大成の映画でありながら、それすらも創作であり、その創作こそが映画なんだ!って言っているよう。

心身共に疲れ果て、生きがいを失い引退同然の映画監督サルバドール。
昔を懐かしむ彼の元
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エマ、愛の罠(2019年製作の映画)

2.5

面白いかつまらないか、好きか嫌いかと言われたら、つまらないが好きな作品。

映画としてセンセーショナルなものにしたいという思いが強かったのかな?

レゲトンダンスっていうんですね。そもそもダンスに興味
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

4.3

ルースの養父母がハネケ監督のファニーゲームUSAの夫婦役だったティム・ロスとナオミ・ワッツ。あの悲惨な夫婦役だったからかもしれないが、何かとんでもない展開になってしまうのでは、と不安が拭えなかった。>>続きを読む

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

3.8

欅坂46の5年間の活動を追ったドキュメンタリー。

不協和音という運命の楽曲によってグループの方向性が大きく変わることになる。

てちという絶対的エースがいて欅坂46が存在するという、他のメンバーにと
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.0

殺人犯の心理とシンクロしてしまいそうになるのが不安、ということで良いのかな?

実際にあった事件であり、その内容と犯人の心理描写からお蔵入りになってたそう。

そういえば当時、犯人目線で感情を描いた作
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最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション(2012年製作の映画)

4.3

<WARNING!>

この作品は、下手なスプラッター映画とは違い、リアルで生々しい描写が登場します。そういう描写が苦手な方や、性器に対し嫌悪感がある方は、ご視聴をご遠慮下さい。

また、この作品は、
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母親たち(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーも面白いし、主役の女優さん達の演技も素晴らしいのに、変な違和感。

なんだろうと思ったら、テーマとなる子供の描き方だった。


家が隣同士のセリーヌとアリス一家。普段から垣根を通して行き来し
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ミミ(1996年製作の映画)

3.5

最初から最後までジトーっと、そして淡々とした鬱屈なストーリー。

ギャスパー・ノエ監督の妻、ルシール・アザリロヴィックの監督作品。ノエは撮影を担当。

12才の少女ミミは、母が薬物摂取で入院したことか
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地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.5

まぁ、ここまでぶっ飛んでると、ウディ・アレン監督にはゲスの極みと拍手を贈りたい!

ワタベなんか足下にも及ばないし、唯一渡り合えるのは石田純一くらいじゃない(笑)

とにかく登場人物が多い。しかも現実
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.0

映画見終わってから、この事件の詳細を調べてみようと思った。

1人の女性科学者によって、世界の核開発競争が行われる結果となったのだから。しかもそれが彼女の色恋事によるものだとしたら、世界情勢は彼女に変
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男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.5

人生とは、失敗して後悔するか、何もしないで後悔するのか、どちらかだ。

オープニングで主人公マックスが鬱陶しい位長々と語るんだけど、終わってみれば、なるほど、そういうことなのね、って思うストーリー。
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毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.5

ド変態SM シチュエーションコント!

本作のウィッチ役は、赤い航路、ナインスゲートに続き3作目で、ポランスキーの3人目の妻であるエマニュエル・セニエ。

本作を見る限り、演出家のトマ(マチュー・アマ
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

4.3

これね、考察とか抜きにして単純に好きな映画!

遊星からの物体X、パラダイムと合わせて
ジョン・カーペンター監督の黙示録三部作の1つ。

消息不明のホラー作家サター・ケーンの行方調査の依頼を受けたトレ
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美しき運命の傷痕(2005年製作の映画)

4.5

オープニングから心を鷲掴みにされた。
陰鬱ながら美しく、とにかく力強い作品。

建物に入る2人の女性。ローアングルで足下だけを映し、ドアを開けるとそこには裸の男性と少年。そして母と思しき女性は、娘の目
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

何というか、夏休みの絵日記を見ているような感じだった。

ある夜、僕はいやいやパーティーに行きました。つまらないので帰ってきたら、ベビーシッターがいてそれは元カノでした。久々の再開でハートに火がついて
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.0

幸せをもたらすと言われてる、ラボに一杯咲いてーいる......

みんなルンルン♬になるかと思いきや、花粉を吸った人はそれまでと態度が変わっていき、困惑していくというストーリー。

花自体が幸せにして
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ミッシング・レポート(2018年製作の映画)

1.0

この映画ダメでしょ!いい感じの設定だし、旬は過ぎたとはいえ、ガイ・ピアーズ×ピアース・ブロスナンと豪華スター共演なのに、オチが何でそうなる??って。

湖畔のキャンプ場で女子高生が失踪した事件で、大学
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

ダニエルは最後まで自分の生き方を貫かざるを得なかったのだろうか?
と、ラストはああなると思っていても、何となく悲しい気持ちになる。

石油採掘の為土地を買い漁り、油井を掘り上げ、いつしか石油長者になっ
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赤い航路(1992年製作の映画)

3.5

憎しみに満ち溢れながらも離れられない狂気の愛は、どちらか一方が死ぬことはあり得ないことで、心中することで美しくてロマンチックでエロチックなものになるとポランスキー監督がドヤ顔で言っているよう。

イス
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

2.5

ニコラス大好きな僕にはたまらないものがあって、まだ額6分目位のニコラスが暴れまくった結果、笑ってはいけないの浜ちゃんみたいな髪型になってしまうのに耐えられないw

簡単に言えば、愛の逃避行の映画。
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.5

とにかくタバコを吸いまくるけど、それがまたカッコいい!

そして全く無駄のないストーリー。ちょっと目を離すとストーリーについていけなくなる。それ位一つ一つのシチュエーションが緻密に作られてる。

19
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ザ・プロジェクト 瞬・間・移・動(2016年製作の映画)

2.3

毎度腐してしまうけど、この邦題はなんなんだろう?センスのかけらもない。

原題は、Anti matter (反物質)。
本作は、物質と反物質の性質を鏡と捉えてタイトルにしてるのに、なぜにザ•プロジェク
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夜の第三部分(1972年製作の映画)

3.3

この頃のポーランド映画って何見ても難解で感想に戸惑うけど、この作品(というかアンジェイ・ズラウスキー監督の作品全般)も正直コメントに困る。

そもそもポーランドが歴史的に不幸に翻弄された国なのだから、
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

2.5

クリスマスだったから、って訳じゃないけど、前から気になっていたので観てみた。

そもそもアナ雪とかばりばりミュージカルの映画だったらまず観ることはないだろうけど、ゾンビ×ミュージカルっていう着想が面白
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.3

この映画、面白いと言い切ってしまっていいのだろうか?と正直悩んでしまう。

でも、今まで見た精神疾患(本作は多分サイコパスではなくソシオパスになるのでは?)の人物を扱う映画の中でも既成概念を凌駕してい
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

4.0

とにかくアルバ・ロルヴァケルの演技が凄すぎた!

このストーリーの怖いところは、結末は別にして実際に起こりうるんじゃないかってとこ。

それだけに、アルバが演じたミナの子供への異常な執着は、愛という名
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キャンディマン(1992年製作の映画)

3.0

キャンディマンと5回唱えると、片手にフックを付けたキャンディマンが背後に現れる、という都市伝説を調べていくうちに、大変なことになってしまうという一見よくあるB級ホラー。
 
と思いきや、結構面白い良質
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マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム(1986年製作の映画)

4.0

ペドロ・アルモドバル監督の初期作品、ということは、狂気が剥き出しになってるのかな、と期待して鑑賞。

マタドール(闘牛士)の人生を描いた映画?
いや、違います。元闘牛士のディエゴと、闘牛士として活躍す
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バイオレンス・ボイジャー(2018年製作の映画)

3.8

とにかくツッコミどころ満載の映画。

劇メーションっていうんですね。一枚の絵を物理的に動きをつけて表現する手法、つまり劇画+アニメーションってことです。
僕的にはバリバリCG映画より、懐かしみのあるこ
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.8

2時間半かけて見に行った価値のある映画だったのかな?

とにかく逃げ続け、行く先々で虐待、迫害を受けながらも、必死に生きていく少年が成長していく姿を、痛々しく救いようのない形で描いている。

そもそも
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スパイの妻(2020年製作の映画)

4.6

レイトショーいったら、まさかのお一人様貸切という田舎あるあるw

ラブロマンスミステリーとでもいうのかな?「スパイの妻」という題名は、映画観たらホントしっくりくる。

とにかく夫婦間の騙し騙されの駆け
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