yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

わぁ~。なんか不思議。
話としては全くもって面白み(娯楽み)のないものだが、異様に映画に引き込まれる。なんかずっと観てられる。ボクシングの映画という感覚がだんだん薄れて、ケイコという人物とそれを取り巻
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

いつもの大味なアクション大作で十分の期待程度で観始めたら、それ以上でかなり面白い。
アクションを見せるというよりキャラ重視でアクションシーンのみというより全体的に引き込まれる。
ライアン・ゴズリングと
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

ホラー映画のやりすぎ描写って、時には映画の面白さに加担するのだが本作のは「オエーッ」となる。ゴアシーンなんか一周回ってリアルから離れてファンタジーに近いもの感じさせるから楽しめるのだが、リアルかどうか>>続きを読む

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

4.0

クリスマスの雰囲気味わえて、それなりのアクションあって、メルヘン要素もあって、最後はホッコリとクリスマスだからこそ観たい内容に裏切りなく応えてくれる。
スネーク・プリスキンみたいな「陰」なカート・ラッ
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すべての終わり(2018年製作の映画)

4.0

災害、テロ、戦争???何か起こって最悪の中、遠く離れ恋人に会いに行く映画。
ロードムービーになるわけだが、旅の最中は疑心暗鬼になった人々が襲いかかってくるというもの。車のCMかと勘違いするほど運転ばっ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

白黒はっきりしないままグレーな感じで突き進む。パニック映画の導入部だけやんと言ってしまえばそれまでだが、この観てる側も常に全編不安に落とされる様は嫌いじゃないし、好きである。
オチのないシャマラン映画
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エントラップメント(1999年製作の映画)

4.0

ショーン・コネリーの美術品専門の泥棒が007の晩年みたいに思えたり、保険会社の調査員が泥棒に潜入捜査?仕掛ける、2000年問題の機械誤作動などネタは放り込んであるんだが、よい意味でなんかアホな映画。>>続きを読む

天使の欲望(2013年製作の映画)

4.0

お嬢様学校の女子高生が痴漢されに電車に乗る、痴漢狩りをする転校してきた女子高生とリアリティラインの薄い話に、微妙な可愛さの女優さん達、意図的なオールアフレコに田舎の風景。と日活ロマンポルノからおっぱい>>続きを読む

DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない(2022年製作の映画)

4.0

引きこもりの女子高生が街にゾンビが出てきたので部屋の外に出たという話。
怖いこともなくゆるゆるなのだが短編の尺の短さが功を奏して観てられる。最後はゾンビになった家族に後押しされてみたいな展開でウルウル
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

主人公の奮闘に「ん?」と思っても、延々続く緊張感に圧倒される。
機能しない国連、守られない約束、押し寄せる難民…紛争の話というよりジュノサイドの映画ということに
戦慄する。
繰り返す負の歴史。
後日談
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

雪の中、オープンカーのキャデラックでやせ我慢して南へ向かう。
もう、寒さMAX。
不運が雪ダルマ式に膨れ上がる王道のアキ映画。
が、何があろうとも前進していく主人公をみてると自然とポカポカしてくる。後
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無頼(2020年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画で昭和史。
画面は兎に角、豊かで贅沢。違和感なく再現される昭和感の美術はさりげないけど凄いと思う。それに出てくるヤクザさん達の顔、佇まいなんかホンモノに近いんだろうなとワクワクする。「パッチ
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狙われた男(1956年製作の映画)

4.0

ガリガリなのに筋肉質の人みたいに、70分しかないのに「サスペンス」の見せ方がパンパンに詰まってる。それで十分なのに浜村純さんや殿山泰司さんなんかの写るだけで変な人の怪演、北林谷栄さんの老けメイクを通り>>続きを読む

グラウンドブレイク 都市壊滅(2016年製作の映画)

4.0

1988年のアルメニア大地震の震災直後の人々を描く。
アメリカ映画的な事件を回避していくという展開でなく、被災した人々の群像劇。
因果応報とまでいかないものの、あの時の人がこんな人と関係があってみたい
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FUNAN フナン(2018年製作の映画)

4.0

風景だけは常夏の楽園なのに人間が住むと地獄に様変わりする。
アニメで描く「クメール・ルージュ」は口当たり良いがやっぱり、吐き出したくなるぐらい猛毒。
近代にもおぞましいドあほな政治を行っていたという黒
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ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.0

1845年。ミークなるイカサマ要素大の旅先案内人に先導され西を目指して旅する三家族。
のシンプル過ぎる映画ながら、結構色々考えさせる余白があって楽しい。画面はただただ牛に牽かせた荷車と家族の歩く、食う
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やくざ番外地(1969年製作の映画)

4.0

燻銀のおっさん俳優・丹波哲郎、佐藤慶の怖い芝居を観ようと思ったら…
丹波さんは敵対する組を潰す為、愚連隊を集めてヤクザ組織を結成して抗争をおっぱじめる。弱さ見せない非情な策士。
が、原宿のマンションに
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地図のない町(1960年製作の映画)

4.0

タイトルからもなんとなく匂ってくる社会派な作品。戦後のドサクサで不法に住み出した住人とその土地を狙う巨悪。わかりやすい構図の中に結構面白いのが詰まってる。
ドヤ街を浮遊するかのように漂うカメラや「味の
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青春怪談(1955年製作の映画)

4.0

青春怪談というタイトルながら、女性の嫉妬の「怖い」がちょっとだけあるが、スッゴい軽妙で古臭くなく現代でリメイクしてもよいんじゃないのと思うぐらい。
好きであるという情より自分達の生き方に得か損かが結婚
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

4.0

ケチャップとばどばぶっかけられた懐かしい味のするハンバーガーを食べに行ったら、料理人四人が考え抜いたと言われる創作料理食べさせられた気分。不味くはないんですけどねえ。
三部作なら二本目と本作の順番入れ
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非常宣言(2020年製作の映画)

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ソン・ガンホさん飛行機乗らんのかい~!でしたが、適材適所でそう来るか!と。

パニック映画であるが、アメリカンな行動メインな危機を回避してまた危機迫る的なパキパキした感じなく、じとーっと不穏で気持ち悪
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

不純な動機(エロ)で観始めだが、そんな思いは微塵も感じなく「狂気」「爆発」の理路整然と語られない感情が充満してて圧倒される。
いびつすぎる物語でリアルでないんであろうが、「映画」としてはアリでわかった
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西銀座駅前(1958年製作の映画)

4.0

今村昌平監督のアドベンチャー映画?
イマヘイと言えば土着的でねっちこい人々のもがきを描くのが常だと思ったら、銀座を舞台に家族のいない二晩に浮気しようとする気弱な男を描く。
なんか居心地悪いのが終始つき
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黒い潮(1954年製作の映画)

4.0

激渋ブン屋映画。
国鉄三大ミステリー事件の1つ、国鉄総裁が列車に轢かれた?!の「下山事件」のスクープ合戦を描く。
日本版「大統領の陰謀」みたいに淡々と世論が喜ぶ・飛びつく記事でなく新聞の売り上げに影響
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「エロ事師たち」より 人類学入門(1966年製作の映画)

4.0

「エロ」を商品化して売りさばくおっさんの話。非合法な商売に身を置く人々の世間との闘い的な分かりやすい構図かなと思ったら、主役のおっさんの人生にギューとフォーカスされていき、まあぐちゃぐちゃな感じ。だか>>続きを読む

(2017年製作の映画)

4.0

高校を卒業以来に出会う二人。
何かが始まるわけでもないし、波乱が起こるわけでもない。
気まずいでもない、ぎこちなさを観てるだけだが、ニヤニヤしてしまいそう。
「中村ゆり」さんがいいなぁと思うのならば尚
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

現代にも通ずる問題提起なストーリー、アキラ・クロサワな構成の妙、以前に「リドリー・スコット」の超ベタな面白さ(映像美)が味わえる作品。
中世を舞台にした時、よく「絵画」のような画を売りする作品あるが、
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.2

面白いとかの類の映画ではない。けれどドスンとパンチ喰らわされたような感触が味わえる映画体験。
感情がブルンブルン震えわたるという意味では確かにエンタメ。
隠されてきた史実だがその行き先は、わかってるの
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

最初の企画ではリチャード・ジュエルがジョナ・ヒル、弁護士がディカプリオであったみたいたいだが、それはそれでというよりもこのクリント・イーストウッド版で大正解。
派手さないシンプルな作り方だからの物語の
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

原作の深町秋生さんのアクの強さと原田監督の時には目障りな細部に凝る表現が「水と油」でなくて「油と油」の濃密すぎる相乗効果で十二分に腹持ちする映画になってる。
そのギトギト要素を誰にでも観やすい入り口と
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

入り口は、分かりやすく旬な配役の贅沢さ、恐らくこだわりのディテールの満載であろうの小道具や美術、ジャパン全開のロケ地と目に楽しい画面満載で、殺陣もチャンバラというより殺しの武術みたいで迫力ある。豪華な>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

お宝発見に向けての解読していくシーンの、鍵を時計回りに回したらダメで反時計回りにするとか、次に繋がる扉を蹴破るとか、兎に角「雑やなぁ~」の感触。だからといってダメなことなく重みはないけど軽やかにテンポ>>続きを読む

愛の病(2017年製作の映画)

4.0

悪い女に騙されて金を貢ぎ挙げ句の果て犯罪に加担する、勝手に十八番と思う岡山天音さんのヘタレ芝居を楽しみたいと観たが、結構主演の瀬戸さおりさんの熱演が良い感じで引き込まれた。
田舎の激安人間図鑑の犯罪も
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

4.0

ようやくわかってきました。
映画のジャンルでアクション、恋愛、ホラー、SF、社会派…と色々ある中に「ニコラス・ケイジ」というのがあることを。
「  」の中は他にはスティーブン・セガールとかウェズリー・
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

伝記映画といえば、成功、挫折、振り返りを最後は主役の老けメイクの顔で締めくくるみたいな印象であったが、ダニー・ボイル監督はやっぱり違いますねー。
明日から人生が一変するかも知れないプレゼン三番勝負で構
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

「ミラマックス」って今で言うところの「A24」ぐらいの映画の面白さの品質保証はあったと思う。タランティーノの映画もワインスタイン兄弟の名があるから面白いんだ…とも。その裏切りとハリウッド一番の屑野郎の>>続きを読む