yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

いや~。ふざけてますねぇ~(褒め言葉)
「ウォンテッド」のばったもんかと思ったら堂々のマーク・ミラーのブランドやったんですね。

カチッ
マシュー・ヴォーンさんなんかスイッチいれました?と聞きたいぐら
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白熱(1973年製作の映画)

4.0

顔中に滲む汗。
密造酒。
立ってるだけで全身汗だく。
悪徳保安官。
やっぱり振り向いても汗びっしょり。
ディープサウスってやつですか。

ぶっとい揉み上げもセクシーに見えた頃のバート・レイノルズの暑苦
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

ご存知ですか。
『ジョン・カザールムービー』
世の中に五本しかないジョン・カザールが出演しているだけでおもしろいという奇跡の映画。

・ゴッドファーザー
・カンバセーション…盗聴…
・ゴッドファーザー
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1941(1979年製作の映画)

4.0

1941年。アメリカ西海岸サンタモニカ。
沖に三船敏郎艦長の日本軍の潜水艦が。
攻撃されたと勘違いしたヤンキーの人々のドタバタ。

公式にスティーヴン・スピルバーグの大失敗作とされる作品。
実際、中心
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デス・ハント(1981年製作の映画)

4.0

追われる者=チャールズ・ブロンソン。
追う者=リー・マーヴィン。

うわぁ~
これだけでおかずなしのご飯だけで何杯も食べれる勢い。
初老の男が遠く見つめる顔だけで見せ場になる映画ってあるんです。

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レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち/暗闇の女たち(2008年製作の映画)

4.0

ノルマンディー上陸作戦成功の裏に女だらけの特殊部隊の死闘があった。
実は実話。

邦画なら帰りを待つ人々とか、成功の暁に夢見る特殊部隊のつかの間の平和なんかいれて、ほぼ泣きの映画に仕上げるところを潜入
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コックファイター(1974年製作の映画)

4.0

闘鶏(チキンとにわとりを闘わせその勝敗に金銭を賭ける)が大好きなんです。よこからごちゃごちゃ言わんといてームービー。
又はタモリ倶楽部・闘鶏の回的映画。

ロジャー・コーマン製作の中で大コケしたという
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シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語(2012年製作の映画)

4.0

重力を無視したフェリー二。
美男美女のホドロフスキー。

マカオでシルク・ドゥ・ソレイユは観たことがある。
が、一番安い席だったのでパフォーマーの姿は遠目であった。
劇場全体を使う演出はシルク・ドゥ・
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V/H/S シンドローム(2013年製作の映画)

4.0

VHSテープにお宝映像が映っていたシリーズ第一弾。
なぜが2作目から観たので、娯楽度は劣るが「えっ!?今の何だった!」感は楽しめる。

POV縛りなので、ぎぇーー。ビックリした!ばっかりであんまり内容
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最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。(2014年製作の映画)

4.0

最近、角川映画のようすがちょっとおかしいんだが。

両親の再婚により血の繋がりのない兄と妹。
Jホラーの新たな展開か!?
妹にHな幽霊がとりついて、裸で兄の上にまたがったり、保健室で兄の目の前で放尿し
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

1979年同性愛者に突風吹きまくる中、隣のダウン症の子供を家族のように引き取ろうするゲイカップル。

三人で肩組んで歩いたり、ドーナツをめぐる微笑ましい食卓シーンがあったりする、かなしいかわいそうの波
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戦場にかける橋(1957年製作の映画)

4.0

見事に誰も勝利しない。

最後、アレック・ギネス(オビワン・ケノービ!)が卒倒するがその思いをかみ締める映画。
捕虜収容所の過酷さよりも、イギリス人のルール至上主義の偏屈さ、それにも増して軍事作戦の馬
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モスキート・コースト(1986年製作の映画)

4.0

インディ・ジョーンズW出演。

家族で地獄の黙示録。
ファミリーでヴェルナー・ヘルツォーク。
な映画。

文明社会=アメリカを嫌って未開の地へ家族全員で引越し。
発明家の父ハリソンは文明社会とは別の楽
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鑓の権三(1986年製作の映画)

4.0

近松門左衛門原作。

すごく簡単に書くと、モテモテプレイボーイの郷ひろみがお色気人妻岩下志麻と事実無根の浮気をしたと思われて自滅する話。

宮川一夫の格調高い撮影ということもあって眠たい系かと思うが、
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

レンタルで視聴。

なんやねんコレ!!
誰が勝手に判断して削っとんねん!!!!!!
偽モン観た気分やわ。
この映画に関してこんなこと書くと「お前、エロいんみたいんだけやろ」といわれそうですが。

大抵
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.0

大ヒットかますぞー!とか
面白い活劇みせたるぞー!
の推進力から解き放たれて、ふわふわ風に吹かれて漂う帽子のような作品。

物語を確実に推し進めるシーンで構成されているというより、雰囲気重視のイメージ
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フレッシュ・ゴードン/SPACE WARS(1974年製作の映画)

4.0

『フラッシュ・ゴードン』といえばジョージ・ルーカスに『SW』を創らせるきっかけとなった漫画。

そうそう、銀河の彼方に見たこともないクリーチャーやら悪の帝王やらと正義の戦いを展開する。いや、せいぎの、
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

4.0

劇場によっては月曜日少しだけ割引とかあるので、邦画底抜け超大作でも観るかっと。
いやー。どうして、どうして。なかなか良かったですよ。

ハリウッドではない、日本ならではの漫画の映画化のアプローチ。
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UP!メガ・ヴィクセン(1976年製作の映画)

4.0

愛嬌ってのもつくづく才能だと。
愛嬌あるからすべて許される。そして温かくつつまれる。

本来ならC級映画、クソ映画とされそうなところをラス・メイヤーだからもう愛嬌にしかみえない。
一歩間違って、絶対そ
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殺人漫画(2013年製作の映画)

4.0

漫画の内容と同じに殺人事件がおこる。
その裏に隠されたどす黒い藤子不二雄誕生秘話。

プロット勝負の落ち着いたホラー・サスペンスかと思ったが終盤のあんなこともあってこんなこともあってのどんでん返してん
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

今更CGの恐竜が目玉になるのか!?

世界でメガヒットのシリーズ4作目。
ハラハラドキドキの観たいものをみせてくれるという心をわし掴みする最高のストーリーが展開するんだろうなと期待します。
えっ!どう
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テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

4.0

主演ロマン・ポランスキー。
まあ、なんと出たがりな。
ナルシスト?主役の俳優が呼べなかった?
いや、これはロマン・ポランスキー自身で行うカミングアウトの映画かもしれない。

独身のポランスキーはフラン
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シンプル・プラン(1998年製作の映画)

4.0

サム・ライミの忘れがちな良作。

「死霊のはらわた」から「スパイダーマン」の間、サム・ライミは忘れられがちだった。
その間地道に力量を切磋琢磨するようにファンから求められてない?作品を撮る。
シンプル
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ちょっとかわいいアイアンメイデン(2014年製作の映画)

4.0

名門女子高校。
CIA的(伝統の水責め有)拷問というよりSOD的(男子にはわかる)拷問を研究する部活・拷問部を舞台に繰り広げられるラブストーリー。
但し女子同士。性春の一ページ?

SFやファンタジー
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小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.0

キャハハハハ
悪いやつやなあ~
ウフフフフフフ
好奇心だけ
キャハハハハ
私だけの世界は美しい
ケラケラケラケラ

「悪」に魅入らせられる少女の話。
年代特有のこじらせで終わらせるにはひどいことするよ
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肉体の悪魔(1986年製作の映画)

4.0

高校生の僕ちゃんが婚約者のいる女性を好きになった。
簡潔なプロットをいかにひねくれて難しく語るか。
出来るもんですねえ。
アメリカ映画だったら僕ちゃん目線でその肉体を貪るために悪戦苦闘するコメディにで
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天使のはらわた 赤い教室(1979年製作の映画)

4.0

目の前で繰り広げられるのは交差のありのままなのに、決して交差することない男と女の気持ち。
男はいつも「もしも…」と思うが。
女は決して「もしも…」がなく目の前の現実だけ。
せつなすぎるなあ~。

ある
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快楽学園 禁じられた遊び(1980年製作の映画)

4.0

日活ロマンポルノでRCサクセションが流れ、ミッキーマウスが堂々と映る。
これカオス。

冒頭、学級崩壊の首謀者として太田あや子が反省としょうして理科室でフラスコをシコシコ洗う。
となりの部屋では校長は
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スーパー・ヴィクセン(1975年製作の映画)

4.0

オッパイをパイオツと表記するのに相応しい映画。
出てくる女性、皆巨乳。
巨乳を煽るため俯瞰のカットまである。
さすがラス・メイヤー。
冒頭の細かすぎるカット割りはいつしか高揚感まで生み出す。

劇中な
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ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

4.0

ねえちゃんとダンナ、妹そしてガイド。
ジャングルへ魚釣りへ出かけたらワニに襲われた。
ほんとにそれだけ。
ワニが犯罪組織の番人だったとか、狂ったおばはんに飼いならされた凶悪ペットだとか、まったくない。
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かくれんぼ(2013年製作の映画)

4.0

どうせ強引な隣人サスペンスやろと。
えっ
おっ!おおお!おおおおおおおお!
と引きこまれる。
侮ってすいません。

淡々と描写を積み重ねるクールな演出。
よく見つけてきたな的ロケセット。
主人公にこん
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ドゥームズデイ(2008年製作の映画)

4.0

声高らかに。
パチモンでっせえ~!!

SF、ホラー、アクション映画の予告編を観ているようなごった煮感。
言い方の妙でオマージュ、いや正直にパクリ。
見事に設定、ストーリーのアイディアが皆無。
それな
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

そもそも北欧神話の神様と社長のおっさんが同一の世界って無理あるんじゃねえと決して口にしてはいけないことを思うが。
まあまあ、お祭りなんで。パーッと派手に明るく。

と思ったが、シリアス。
OPのキャラ
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聖獣学園(1974年製作の映画)

4.0

川原に落ちているエロ本というよりエロ漫画を濡れたページを破りながらめくるみたいな背徳さ、下衆さ。
それもそのはず、監督原作の劇画の映画化。
突拍子もない展開や誇張しすぎた表現はマンガを映像化するという
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ブラインド 視線のエロス(2014年製作の映画)

4.0

邦題に思いっきり期待して観たら違う方向に裏切られてある意味お得かも。

退屈な夫と二人暮しの目が見えなくなった妻。
ついつい出不精になってしまう。

目が見えない自分と夫との関係に不安を抱きあれこれ考
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サプライズ(2011年製作の映画)

4.0

あー。なんか好き。この試行錯誤してる感じが。

ホラーのよくあるテンプレート。男女が集まって何かに襲われる。
その枠内であれこれいじって従来にないものしてやろうという心意気。
私はノレました。
サプラ
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