yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

愛欲の罠(1973年製作の映画)

4.0

別名・「朝日のようにさわやかに」 うぷぷぷ
主演・荒戸源次郎  えええええ

「大物になるぞ!」と夫婦仲睦まじい殺し屋は、「組織」から幹部の殺しを依頼され成功。しかし、「組織」から殺し屋を送り込まれ反
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美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

4.0

親友の息子を愛してしまった…orつれのかあちゃんとヤッりまくってます。
を圧倒的ビューティフルで描き倒す。

まさに一線を越すという話だが、いろんな側面・視点から楽しめる。

ロビン・ライト、ナオミ・
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マクナイーマ(1969年製作の映画)

4.0

原色どぎつい配色、唐突のバイオレンス・グロ、絶え間ない美女。
ブラジルでゴダールしたたっで!な映画。

撮影はしっかりしているが、内容がフリーダム過ぎて追いつけない感じ。寓話なんでいろんな意味があるん
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ペルソナ(2007年製作の映画)

4.0

わたしの中にもう一人いる。でもホラーぢゃないよ。

黄金期(プロジェクトAとかポリス・ストーリーとか)のジャッキー・チェンのアクションを見ているような武骨な映画。
早回しは置いといて、ワイヤーワークの
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

ローズ・バーンがスカートをひらひらさせて歌い踊るので観てきた。

子供を私利私欲の為利用しようとする大人の…なんかブラックな映画やな!?と意地悪な見方をしても鑑賞後はなぜかリッチでゴージャスでそしてハ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.0

酔えば酔うほど強くなる。
エドガー・ライトの「酔拳」!?

ノリノリのはいりから、哀愁漂うおっさんの「青春をもう一度」的コメディもなかなかいけるやんと思い始めてからの怒涛の展開。

ジャンル映画を遊び
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ビッグ・アメリカン(1976年製作の映画)

4.0

ポール・ニューマン器がでかい。

大人気の大衆演劇の座長は武勇伝も多く女にモテモテ。普段の振る舞いから男の中の男と思われ皆を率いていた。でも実はチ○コがとても小さかった…みたいな話。あくまで「みたい」
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

巧妙かつ軽快!そしてニヤニヤ。

「二階の左から3つ目の絵画。もっと右へ28cm移動させてぇ。」とモニターかファインダー覗いて言ったかどうか知らないが画面のすべてをコントロールしたいウェス節炸裂。
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リスボン物語(1995年製作の映画)

4.0

ヴィム・ヴェンダースの隠れた名作とまではいかないものの肩の力抜いたようなチャーミングな作品。

ドイツに住む録音技師(決して音声さんとかじゃない!)にリスボンから旧知の仲の映画監督から応援依頼が。リス
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.0

主演がクリス・ヘムズワースということもあって、ものすごい追い上げ!奇跡の逆転!イぇーーーーイ!!!みたいなアホな映画かと思ったし期待した。
違った。

天才と努力の人の話やないか。
予想以上におもしろ
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シー・キルド・イン・エクスタシー(1970年製作の映画)

4.0

わあー。また観てしもた…ジェス・フランコ。

かなり荒っぽい研究のせいで犯罪者扱いで学会から追放され、失意のうちに自殺する博士。その美しい妻は夫を自殺に追い込んだ奴らに復讐を誓う。

よくある話で、細
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狼男アメリカン(1981年製作の映画)

4.0

朝の情報番組のお天気コーナーで、「狼男に喰い殺される農夫・B」みたいな天気予報士のバックに流れるザ・マーセルズの「ブルー・ムーン」 を聞くとこの映画を無条件に思い出す。

ザ ジョン・ランディスムービ
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コナン・ザ・バーバリアン(2011年製作の映画)

4.0

出会う人、出会う人に「未開人」言われながら父を殺した相手に復讐するため旅するコナン。
最近、よくあるハリウッドの半裸アクションのひとつ。
血しぶき必要以上に多めでバケモンの少なめ。
まあまあ、こんなも
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グラバーズ(2011年製作の映画)

4.0

途中、酔いどれ「ミスト」になる。ほんとに!

人口少ない美しい田舎の町、火力のまったくないスモールポリス、気のいい住民たち、小出しに見せるバケモン描写(ここが監督の腕のみせどころ)、何かを克服する主人
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おませなツインキー(1969年製作の映画)

4.0

なんじゃこりゃ。

チャールズ・ブロンソン38歳の妻は女子高生16歳!!ってな話。
16歳はスーザン・ジョージ・基本ポップでキュートなんだが時折キィーキィーうるさい馬鹿にみえるのがたまにきず。
時代を
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君に届け(2010年製作の映画)

4.0

原作未読。
消費される恋愛映画でなくて人の想いを描いて映画であろうとするところに好感もてる。
最初はスクールカースト底辺の多部未華子が味方を得て一皮向けてさわやかの固まり三浦春馬を攻略する話だと思った
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マリア 尼僧の匂ひ(1977年製作の映画)

4.0

森で彼氏とのムフフなところをセクハラ神父に見られ、「堕落してる」と家族を言いくるめられて修道院に送られるマリア。そこはスーザン・サランドンに似た案の定のパワハラ院長が。
そして案の定、不貞の悪魔崇拝が
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

無言で煙草をふかす。
いつもの安心、安定、まったり、のアキ・カウリスマキかなと思ったら。
車にのってゴリゴリ進むよ!

エンジン積み替えた車に試乗にでたマッティ・ペロンパーとゴリ。
偶然にカティ・オウ
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

4.0

何妙法蓮華経ショー。

おおっ。やるやん!!ハル・アシュビー&ロバート・タウン
と叫ばずにはおれないおもしろさ。
ジャック・ニコルソンは『カッコーの巣の上で』よりハマリ役。

軍隊という非人間の世界で
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ルトガー・ハウアー/危険な愛(1973年製作の映画)

4.0

ポール・ヴァーホーヴェンのオランダ時代の作品。
基本プロットは新進気鋭の芸術家・ルトガー・ハウアーと運命の嫁はんとの愛の溢れ過ぎる生活と物悲しい結末。

本来なら、ソフトに甘く美しく描くところを人前で
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化石の森(1973年製作の映画)

4.0

大学病院の出来のいいインターンのショーケン。
同級生の小悪魔的魅力のファム・ファタール・二宮さよ子、人の為に誠実に生きますと思わす八木昌子、負け犬と思わせておいて最後は手のひらで相手を転がすゴッドマザ
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ヴァンピロス・レスボス(1970年製作の映画)

4.0

リンダァ~ァ。
金髪リンダが謎の吸血美女に言い寄られる…

整合性のないストーリー展開、良いとこで切れる嫌味な編集、グラグラゆれ過ぎるズーム。まあ、アカン映画の体裁です。

が、吸血鬼のソルダード・ミ
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コールガール(1971年製作の映画)

4.0

当店ナンバーワン。

お互いの心情を告白できない状況で、その心理を吐露する装置としての心理カウンセラーが非常にうまい。

ゴードン・ウィリス(撮影)自己主張シリーズと言ってもいいくらい、撮影が作品全体
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Tommy/トミー(1975年製作の映画)

4.0

ザ・フーに思い入れがないので120%全力でくだらなさが爆走する映画です。
!!!!しかし、映画終盤得体の知れない高揚感・プチ幸福感が押し寄せてきました!!!
マリリン・モンローのスカートの中を仰ぐエリ
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

4.0

オーストラリアでゼログラビティ。

突然、ミニスカのおねいさんとザ・弟の幼い少年が砂漠に放り出される。文明人の彼女らはラジオ片手に未開の土地を流浪する。
干からびたオアシスでアボリジニの少年と出会い窮
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カリギュラ(1980年製作の映画)

4.0

脂っこいものを食べ過ぎて胸がわるくなった感じが蔓延する。

ローマ帝国の基地外・カリギュラの狂った政治を脚本家のゴア・ヴィダル(ベン・ハー、パリは燃えているか)やマルコム・マクダウェル、ピーター・オト
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ジャックポット(1974年製作の映画)

4.0

ロバート・アルトマンによるグダグダで終始進む中、おもしろくないんだかおもしろいのか煙に巻き飽きさせない魅力のある映画。

主人公は雑誌編集者。たまたまポーカー場でであった男エリオット・グールド(前年の
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.0

これですよ。これ!!!

福本清三さんが拳銃で前から撃たれて、真上に飛び上がって空中一回転する映画は!!!

劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(2011年製作の映画)

4.0

ちょっともったいねーよな!

・保育園で「神聖かまってちゃん」を鳴り響かせて問題児にされる息子とポールダンサーの職を追い詰められるシングルマザー。
・進学せずにプロ棋士を目指す女子高生が「神聖かまって
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三人の女(1977年製作の映画)

4.0

みょーな味わいのある映画。

ある一定の役割を持ったキャラでとあるテーマに沿ってエピソードを積み重ねて物語を物語るのが常である。
それらには謎があっても最後に回収される。
「三人の女」は回収されない。
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

最初の背中しか映らないシーンを見て、「わあー。コレ退屈なやつやん。」と思ったのもつかの間。次のアンナ・カリーナの動きを横移動で追うところからパァ~と後光が差す。

仕方なくストリート(舗道)の仕事を始
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

社会の矛盾を突く驚愕の実話×A面(ただのイケメン)でなくB面(役者魂炸裂。ケツだしあり。)のマシュー・マコノヒーの取り合わせ。
はずすわけにはいかんというよりも成功が約束された作品。

主人公を始めキ
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ホワイト・バッファロー(1977年製作の映画)

4.0

白銀にはホワイト・バッファローがよく似合う。

実在の人物ワイルド・ビル・ヒコックを主人公に象ほどもあるホワイト・バッファローを追いかける西部劇とも怪獣映画ともいえぬ謎の雰囲気のブロンソンムービー。
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

俺はロリコンではありません。
しかし、子役(重要)テイタム・オニールの魅力に釘付けになる映画。

マイケル・ベイ要素(必要以上の爆発、必要以上のCG、特殊効果、必要以上のデカパイ)のない映画で最高峰の
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

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~ショーン・コネリー・ボンドを一気見するためのセットリスト~
世界各国!胸毛!マティーニ!出会った女とヤル!安全無視なアクション!
頭悪い映画に思われがちだがこれぞ贅沢映画。

①ドクター・ノオ
②ロ
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ブラッディ・スクール(2011年製作の映画)

4.0

変わった映画を観たいアナタへ。

いつもの安定した約束事で成立する映画に飽きてきたなあとか、まじめに脚本の勉強をしている人必見。あと90年代アメリカンカルチャー好きな人も☆

アメリカのスクールカース
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