ヴィム・ヴェンダースの新作なら絶対見ないといけないので半ば強制的に劇場へ。
役所広司演ずる平山の淡々とした仕事風景を、これまた淡々と描写するだけの映画といえば映画なのですが、そのただの繰り返しの中にも>>続きを読む
『レニングラード・カウボーイズ~』『枯れ葉』を見て期待値が高まりまくった後の夜に見たこちらの作品で、気持ちはどん底まで落ちてしまいました笑
最初から最後まで救い無し。いつものそれでも観客を笑わせてくれ>>続きを読む
予習で見たカウリスマキ作品でだいぶ期待度も上がった中で、新作の劇場干渉でしたが、めちゃくちゃ良かったです。
内容は今まで何べんも語られてきたような男女二人のすれ違い劇ですが、随所随所でユーモアを挟んで>>続きを読む
冒頭のバンドのルックで心をつかまれ、歌う歌にも引き込まれ、開始10分でこの映画が好きになってしまう、不思議な魅力に溢れていました笑
短尺のエピソードが重なっていくロードムービーものですが、くそどうでも>>続きを読む
アキ・カウリスマキをなるべく観ようという流れで視聴。
最初の状況説明から完結・明確で分かりやすく、重々しくならない程度に悲痛で、このあたりの舞台設定の組み方、見せ方が本当に上手というか、細かく視野が行>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
原作、というかモチーフらしいですが『納屋を焼く』は少し前に読んでいて、この作品は見逃していたのですが、今回4K版が再公開ということで見ました(再公開のスパンが早いですね笑)
内容は大幅に変わってるとの>>続きを読む
過去にレンタルで見て以来、とても良かったという印象は持ちつつ再見する機会がなかったのですが、今回デジタル・リマスターで劇場公開ということで、無理やりスケジュール作って鑑賞(おっさん一人で見る恥ずかしさ>>続きを読む
アキ・カウリスマキは見なきゃと思いつつ見てなくて、最近配信が始まったということで、なるべく観ていこうと思っています。
70分ちょいのインディーズっぽい小品という印象ですが、淡々とドラマを見せつつ、労働>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
用事で京都に2泊しており、せっかくなので地元のミニシアターでなにか見たい!ということで、アップリンク京都でレイトショーされていたこちらを鑑賞。前情報無しでしたが、たまたま舞台が大阪付近、関西地方だった>>続きを読む
スコセッシなるべく観るの一環でいよいよこちら。
以前も一度鑑賞していたのですが、改めて再見。体感2時間ないくらいだったかなと思っていたのですが、3時間あったんですね。
それだけテンポが速いし休ませるタ>>続きを読む
期待にたがわぬリドスコらしい重厚な映像美と戦闘シーン。そしてホアキンとカービーによる夫婦のやり取りが、セリフ以外でも表情一つで心情を語る、どころか全身で表現しているような演技力に圧倒されました。特にホ>>続きを読む
レンタルビデオ屋に通ってた時は、ジャケットはよく見かけてたけど内容については全く知らないという感じで、今回リバイバル上映ということで正直「リバイバルされるような作品だったのか…?」という感想と共にせっ>>続きを読む
スコセッシ映画をなるべく観ようの一環で、いままで見逃していたこちらを鑑賞。
噂には聞いていましたがまさかのメリエス!映画オタクとファンタジーを自由に行き来した作品だと思いました。
が、子供向けファンタ>>続きを読む
ゴダール作品はなるべく観ようと思っているので視聴。監督としても安定期に入ったあたりなので、なんとなく嫌な予感がしつつも笑。
イタリア南部の美しい日差しのもとでのシーンはそれだけで美しく、これを見るため>>続きを読む
スコセッシ映画をちゃんと見なくてはと思いつつ、前から見たかったのですが、なぜか原作をスティーブン・キングと思い込んでおり、キング原作なら原作から見たいなという思いからなかなか見てなかったのですが、誤解>>続きを読む
予告からスコセッシ監督の『ウルフ…』系のアッパーな映画ではないなと予見はしていたので、覚悟をもって(?)鑑賞。
悪役としては、一応デニーロ演じるキングがそれに相当するように描かれていますが、町全体とし>>続きを読む
スコセッシ新作を見に行くので、テンション上げるために視聴。おそらく高校生のころ深夜にやっていたのを録画で見て、面白かった印象だけありましたが、改めてみて、すごく内向的な映画だったんだなと思いました。>>続きを読む
以前、個人的な石井聰亙ブームの時に見て以来、市のイベントで上映ということで鑑賞。
いつもの頭とケツだけ覚えていて、間は一切覚えてないという前例の通り、魔墓呂死という暴走族と、ラストの銃撃戦は覚えていた>>続きを読む
あまり情報をいれずに”ついで”で見に行った作品ですが、出てくるミュージシャンが2000~2010年代あたりの刺さり気味(やや後期)ばかりで自然にテンションがあがりました(笑)。
アザー・ミュージックと>>続きを読む
ドキュメンタリー監督として『A』『311』『FAKE』(これだけ未視聴)などの制作を通じて、メディア論を展開してきたと個人的に認識している森達也監督による初の劇映画作品ということで、内容も含めて多角的>>続きを読む
スコセッシ映画は全部見たいと思いつつ、結構抜けていますが、これもその一つでした。
ジャケットからサスペンスものとは思っていましたが、いわゆる”サイコパス”話が通じないやつがひたすら襲ってくる系のホラー>>続きを読む
いつものごとく予備知識無しで鑑賞。本作の前に上映された『骨』を見て、すぐに以前TheSmileのビデオクリップを制作した監督だと気づきましたが、まさ本作はその手法が延々と74分続くとは。制作の物量、仕>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『オオカミの家』の同時上映で鑑賞。フランケンシュタイン的なお話なのかな?
最後は結婚しないんかーい、という虚空へのツッコミで終了。
ちょっとチカチカして、慣れるまで頭が痛くなってしまいました。
B級映画はB級映画としての楽しみ方があるというのは重々承知しているつもりですが、なんかツッコミどころがある=おもしろいという気分にはならなくて…。
評判の良さ(某悪魔がいっぱい出てくる漫画の作家さんも>>続きを読む
全然知らなかった作品ですが、アマプラ見放題に入ってからSNS上でミーム化されていることを知り、時間も丁度良かったので視聴。
いろいろ大味な部分はありましたが、丁寧に作られていて楽しめました。
量産され>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シャロン・テート事件については大枠だけ知っていて、細かい動機などは知りませんでしたが、それだけでも十分楽しめました。
実際の事件についてドラマ化してその実態を俯瞰するという作品はよくあるものだと思いま>>続きを読む
だいぶ昔に見て面白かったのですが、アマプラに入っていたので再度鑑賞。いわゆるチームもの警察ものマフィアものとして、楽しさ満点でありシリアスなところもあり、最高に楽しめました。
有名な階段落ちのシーンも>>続きを読む
周りは評価してる人が多いけど、自分には理解できない名画というのはあって、バージョンは忘れましたがかなり昔に見て「なんじゃこりゃ」という印象でしたが、今回も見て、改めてなんじゃこりゃでした笑。
何と言っ>>続きを読む
なんとなく何言いたいのか分からないという意味で苦手意識のあるウェス・アンダーソン作品ですが、前作の『フレンチ・ディスパッチ…』が面白く、笑えたので、今作も鑑賞してきました。
ビジュアルのかわいらしさ、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭は極端な長回しが多く、正直だるくて、「A24」の変わった映画つくってみました感かなぁと思ってたのですが、彼女が去ってしまったあたりからの怒涛の展開がまったく飽きさせず、夢中になってしまいました。>>続きを読む
昔クローネンバーグがマイブームだった時にレンタルで見て、やたら面白く、そしてエロかった印象が残ってたのですが、4Kレストア版で再公開ということで再見。
内容は覚えていたつもりだったのですが、主人公が友>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
以前からタイトルと評判だけ知っていて、なんとなく面白そうだなーと思いつつ、予告編を見るに初見では理解できないかもと思いつつ、劇場公開されていたので拝見。やっぱりわかりませんでした笑。
ただそれでもおじ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
タランティーノ作品でずっと見逃していたのですが(長いし笑)、たまたま劇場で再公開されているということで観劇。
タイトルとビジュアルから『12人の怒れる男』みたいな密室会話劇を想像していましたが、途中ま>>続きを読む
今は亡きGyao!(笑)で無料配信されていた時に、名前も知らなかったけど、映画が見たくて、とりあえず見たという思い出があります。
長さはありましたが、面白かったなという感想で、4K上映ということで鑑賞>>続きを読む
最後の方のあれは、インディシリーズならではの(特に前作から極まってきた)荒唐無稽さから全然許せる範囲だと思いますが笑
なんとなく、これまでのシリーズから続く固有名詞の連続と今回のストーリーがうまく頭の>>続きを読む
「なぜこれが名作扱いなのか」「金獅子賞に納得いかない」という意見もちらほら見かけますが、撮影中断となった現場のフワフワしたモラトリアム空間や、資金が断たれた監督の苦悩、ラスト辺りの恨み節にも似たハリウ>>続きを読む