ザンさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なかなか悪い奴だな。この悪行三昧に胸が痛む。母子をハンティングの獲物に見立てたり、切り取って小銭入れにしたり非道い。でも引き込まれて見入ってしまった。マット・ディロンも35年くらい前はアイドル俳優だっ>>続きを読む

アレノ(2015年製作の映画)

3.0

渋川清彦のだらしのない男の感じは抜群だ。所詮悪人になり切れない2人なんだろう。

ストゥーバー(2019年製作の映画)

3.6

今風の設定でおもしろい。いいコメディアン。無敵デイヴ・バウティスタのキュートな感じもよかった。アメリカにおける少数派系移民のアイデンティティを感じる。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

様々なバックグラウンドを持つ天才たちの苦悩や楽しみ。でも評価が主観によってしまう分野のようで辛い。あのお弟子さんだからとか、あのご子息だからとかで判断されることもありそう、と思うのは偏見だろうか。松岡>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.4

具体的な心情や戦況のエピソードが生々しい。不衛生な壕での窮屈な様子が窺い知れる。

任侠学園(2019年製作の映画)

3.5

実際は学校という文化に立ち入ってはいけない領域になるだろうが、そのギャップを楽しむ。でも尾崎豊じゃあるまいし、夜の校舎の窓ガラスを割る輩は腹立つ。凄みのある西田親分は流石だ。

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.3

彼女が惨殺される記憶と、意識を取り戻したとき別の家庭を持っている現実とどちらが辛いかな。そんなことしなくても不死身だろヴィン・ディーゼル。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.1

ヒロインがガンダーラを熱唱してもベース音源だから地味な印象は拭えないわな。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.6

明らかに有罪ではない状況証拠が揃いながらも、それに関わる人の面子や都合で犯人に仕立て上げられる腐った正義。その人物の印象や背景によって世間も納得してしまう恐ろしい時代、恐ろしい国だ。それでも正義を貫き>>続きを読む

いのちスケッチ(2019年製作の映画)

3.2

実在の動物園か。延命動物園。こういうご時世だからこそ、動物に癒しを求める傾向も強くなっているだろうが、そこに勤める人たちの工夫や努力に頭が下がる。

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.7

あんな狭い潜水艇があんな所で動かなくなったらパニクる。マカヴォイも囚われの地で通用しない道徳観や価値観は虚しいが、よく耐えた。ミッションコンプリートになるのか。

囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather(2020年製作の映画)

1.1

これはいかん。見るのが辛くなった。しゃくる、言うのか。立場は上でも奉仕する側に悦びを見出すのか。

アルマゲドン2020(2020年製作の映画)

2.3

地球規模の壊滅的状況が迫っているはずなのだが。直径わずか4kmの小惑星で破壊されてしまうと考えれば、それ程度の物が落ちてきてもおかしくないので恐ろしいけど。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.4

手口が残虐。吉岡里帆の爛漫な魅力がほとんど発揮されていないのは残念。

PORTALS ポータルズ(2019年製作の映画)

2.4

謎の扉は謎のままだったように思えてならない。アメリカのみならずインドネシアでも話が展開されたのはよかった。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.3

間宮祥太朗けっこうな年齢だろ。そしてコメディ路線で見慣れているので、2枚目をやり通すのも違和感があった。可哀そうなことになった。言葉遣いには気を付けたい。

英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.5

いいね。ジャン・デュジャルダンの真骨頂。そして恋愛に生きる国民性。そして残酷なのは戦争。

一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.8

デスメタルだけにね。ゴースト社員だけにね。千葉すずの爛漫さが発揮されテンポよく楽しめた。いろいろな人が登場する。

フライングハイ2/危険がいっぱい月への旅(1982年製作の映画)

3.0

前作の流れを汲むとしながらも前作が印象に残ってないので辛い。当時連発していた宇宙もの名作をいじるために舞台は宇宙へ。

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.9

これ面白い。こういう企画もっとあってもいい。実際に作って欲しい。発注せよ。ガンダムも作ってたし。登場会によって基地の仕組みや構造が違っていたり、進化したりしているのも永井豪の突飛な発想によるものだから>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.6

エジソンそんな奴か。感情あらわにライバルに対して敵対心を示す人間臭さに好感を抱く。ウェスティングハウスやテスラに歴史上もっとスポットが当たってもいい。

オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(2019年製作の映画)

2.9

これってエベレスト登頂をしている真の山岳登山家が見たら手薄な設備と甘すぎる環境描写に激怒してしまいそう。きれいごとじゃない。役所広司は口パクだろう。結論中国映画業界は資金豊富。

ザ・キッチン(2019年製作の映画)

3.4

毒舌爆弾トークを売りにして世に出てきたコメディエンヌ、メリッサ・マッカーシーもいつしか曲者女優として名演技が評価されている。男運がない。町のしきたりがめんどくさい。

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.7

なるほど本来人の命を預かっている場所なのに、裏で悪いことしている病院って怖いな。そしてそこが争いの場になったなら、薬品や刃物も豊富にあるからたちが悪い。みんな永野に出し抜かれ過ぎだ。

ディレイルド 脱線(2018年製作の映画)

2.8

なぜか鬼滅の刃の無限列車を思う。面白そうな設定から始まったのに、話も脱線し過ぎだ。

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.3

週刊少年ジャンプ北条司世代だ。戦闘シーンはドローンも飛び交い現代版でありながらも、100tハンマーを振り回すノリは健在だ。キャッツアイも絡んで複雑化。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

現在窮地に立たされているウディ・アレンだが、本作は得意の皮肉や下心、したたかさや浅はかさが巧みに交差されている。アスファルトに降り始めた雨のにおいを思う。また空が晴れて、名監督が表舞台に復帰することを>>続きを読む

ラストコップ THE MOVIE(2017年製作の映画)

3.5

ふなっしーを前面に出し過ぎだが、TVドラマ編にあまり通じていないので、それぞれのキャストにおける個性や背景がよくわからない。しかし浦島太郎状態は胸中おだやかではないだろうな。このコンビがNHK朝の連続>>続きを読む

フライングハイ(1980年製作の映画)

3.1

むむむ。一昔前のギャグ映画だが裸の銃シリーズやオースティンパワーズのように日本で浸透しなかったのにも頷ける薄味の出来だな。パンチが弱い。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

あの破滅的思考のアイツが元カレか。能天気で過激派の彼女とは不釣り合いな気もするが、行きつくところ自分本位で周囲を破壊していく手段は一致するのか。それでも作品中では仲間を思いやる姿勢も見られました。ド派>>続きを読む

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

3.2

ズエェエット!パイルダーオン!ブレストファイアー!パイルダーオン!今や世界規模の人気だな。しかしいくら富士の樹海が謎でいっぱいだからとは言え、あのようにワサワサと敵ロボットに出てこられては困る。

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

4.0

執拗な追っ手からどのように逃げ通し生き延びていくのかとハラハラしながら終盤を見た。多部がすごくよかった。可憐でいて尽くす女の雰囲気。感情表現は不得手だとしても愛に生きてほしい多十郎。

キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.3

カリスマに惹かれるのは仕事ぶりや作品に対するリスペクトなのか人間性に対してなのか。自分の俳優としてのキャリアを捨ててまで傾倒する生き様。それで得たノウハウを持って自分の作品を監督するわけにはいかないも>>続きを読む

WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.7

監督がラッパーだから自分の世界観を作品にした感じか。でもお互いを罵り合うラップバトルはへこむ。オレなら心折れる。兄妹は仲良しであって欲しい。

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.8

意外に楽しめた。攻めながら逃げろ。いかれた家族によるいかれたしきたり。巻き添えをくらうことになる使用人たちはかわいそう。旦那はくずだったな。ぶっ放しておこう。

正義だ!味方だ!全員集合!!(1975年製作の映画)

2.9

それにしても当時のドリフは劇場版を乱発し過ぎている。ラストのチャップリン作品のような工場屋根上でのドタバタシーンはさすがに長い。