T太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

T太郎

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私の人生、代役に頼んでみた(2020年製作の映画)

3.3

946
ドリュー・バリモア主演のコメディだ。

キャンディ・ブラックはハリウッドの人気コメディエンヌだったが、色々やらかしてしまい、5年にわたり隠遁生活を送っていた。

もう、女優なんてこりごりだ。
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札束と寝る女神たち(2021年製作の映画)

3.7

945
ポーランド映画だ。
タイトルのインパクトに惹かれ鑑賞してみた。
娼婦の話だ。

警察や検察の捜査資料、裁判資料などを基に製作された作品らしい。

ただ、この物語自体が実話なのかどうかは、よく分
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ラスト・コマンドー(2019年製作の映画)

3.8

944
フランス映画だ。
アルジェリア戦争時の物語である。

これまた、どえらい評価が低いのだが、なぜだ?
私はかなり面白かったのだが・・。

邦題が悪いからだろうか。
派手なアクション映画を期待して
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ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.6

943
クリント・イーストウッド監督、主演のサスペンススリラーだ。

イーストウッド演じる主人公の丹念な捜査過程が分かりやすくて面白い。
オーソドックスながら良質なミステリー作品である。

テリー・マ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.7

942
フランス映画だ。

この作品を端的に言い表す語彙を私は持ち合わせていない。
これは一体何なのか。

なんと言うか、奇妙でエネルギッシュで不快で不穏・・・
ん~、微妙に違うし、合っている部分もあ
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キャットウーマン(2004年製作の映画)

3.6

941
普通に面白いヒーロー物だ。

伝統的なキャットウーマンのキャラクターを生かしつつ、新たなキャットウーマン像を生み出す事に成功している作品だと言えよう。
・・・知らんけど。

私が知っているのは
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.7

940
フランス映画だ。
ディオールのオートクチュールのアトリエのお針子さんの物語だ。

“の”ばっかりの文章でお恥ずかしい限りだが、どうかお許し願いたい。
私自身意味が分かっていないのだ。

私は森
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.8

939
コメディだ。
スパイアクションのふりをした生粋のコメディである。

かなり笑える。
いちいち笑える。

しかし、物語は意外ときっちりしているのだ。
“コントロール”とかいうアメリカの諜報機関が
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

938
ホラーだ。
「サイコ」のボリュームアップ版といった感じの由緒正しいホラーである。

とある小さな農場を訪れた6人の男女。
彼らが次々と殺人鬼に襲われ恐怖の一夜を過ごす、というものだ。

うむ、
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

937
これまでの人生で最も恐ろしい映画だった。
恐ろし過ぎる。
途中で何度観るのを止めようと思った事か。

高所映画だ。
地上600mの塔の上で立ち往生する二人の女性の物語である。

なぜ、そんな所
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セントアンナの奇跡(2008年製作の映画)

4.0

936
スパイク・リー監督の戦争映画だ。
黒人差別問題もきっちり描いている。
ミステリーとしての側面もある。
長尺だが全く退屈する事なく鑑賞できた。
実に素晴らしい作品だった。

1983年、ニューヨ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.0

935
スウェーデン映画だ。

ホラーだった。
知らずに観始めたらホラー映画だった。
ヴァンパイア物だ。

ただのホラーではない。
甘酸っぱくもほろ苦くも血なま臭い初恋ホラーである。

主人公はオスカ
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カプリコン・1(1977年製作の映画)

4.1

934
久しぶりに鑑賞。
やはり名作、かなり面白かった。

火星への有人探査機「カプリコン1号」。
その打ち上げ直前の場面から物語は始まる。

莫大な資金と16年もの歳月を費やしてきた
一大宇宙開発事
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白い刻印 アフリクション(1998年製作の映画)

3.7

933
ちょっと主題が分かりにくい作品である。
ミステリーなのかと思いきや、物語はどんどん怪しく不穏な方向に進んでいくのだ。

犯人は誰なのだ。
事件はどう展開していくのだ。
そんな事を気にしていたら
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ウィドウ 怪物の森(2020年製作の映画)

3.3

932
ロシア映画だ。
ロシア(ソ連)映画を観るのは実に久しぶりである。

以前、勉強がてら「戦艦ポチョムキン」を鑑賞した事があるが、それ以来か。
あるいは、「惑星ソラリス」だったか。

いずれにして
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.6

931
2012年、リビアのアメリカ総領事館襲撃事件の顛末を描いた作品だ。

カダフィ政権が倒れた後のリビア。
アメリカは総領事館とCIAの基地をベンガジに残していた。

武装した反米勢力がそれらを急
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レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.7

930
ジュード・ロウ主演の近未来SFアクション。

こういう作品においては、面白い設定がその成否を決めると言っても過言ではない。
この作品についてはどうか。
残念ながらそれほど目新しさはなかったかも
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推理作家ポー 最期の5日間(2012年製作の映画)

2.5

929
私は本格探偵小説をこよなく愛している男だ。
洋の東西を問わず、様々な作品を読み漁ってきた。

横溝正史、高木彬光、鮎川哲也、エラリー・クイーン、ディクスン・カー、ヴァン・ダイン、アガサ・クリス
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.9

928
実に面白い。
大人のコメディである。

     以下ネタバレ
  申し訳ない。
  オチまで書いてしまいました。          
  未見の方はここで読むのを止め
  てね。

冒頭は子
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.6

927
再鑑賞
ユマ・サーマン扮する主人公の復讐劇だ。彼女は5人の元仲間を次々と葬っていく。
VOL.1では2人を倒したので、あと3人という訳だ。
ちなみに彼らはビルという男をボスに頂く殺し屋グループ
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.8

926
サスペンススリラーだ。
ホラーかと思っていたら完全にサスペンススリラーだった。
面白かった。

まず構成の素晴らしさに拍手だ。
物語は前半と後半に分かれていて、そのつなぎ目も非常に上手かった。
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

3.7

925
久しぶりに鑑賞。
サンドラ・ブロック主演のロマンチックコメディだ。

相手役はビル・プルマン。
かませ犬役がピーター・ギャラガーである。

冬のシカゴが舞台だ。
ルーシー(サンドラ・ブロック)
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.6

924
久しぶりに鑑賞。
SFホラーだ。

要約すれば、
「全く男ってやつは・・・」
という映画だと言えよう。
一体どういう事なのか。

説明しよう。

地球外知的生命体との交信に成功したある研究所が
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ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

3.7

923
40年以上も新作を発表していなかった老作家と倒産寸前の出版社の若き女性社長が主人公の心暖まるヒューマンドラマ時々コメディだ。

私は本が好きなので、作家や編集者の苦労話は割と知っているつもりだ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

922
シリーズ最新作だ。
これで終わりなのだろうか?
更なる続編が作られるのだろうか?
ん~、知らん。

とにかく私の旅もこれで一区切りである。
第1作目から数えてちょうど6作目だ。
長いようで短い
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スモーキンエース2(2010年製作の映画)

3.4

921
クライム アクション サスペンス コメディだ。(何じゃそれ)

私は前作を鑑賞している。
込み入った相関関係が分かりにくく苦戦した記憶がある。
(でも、面白かったよ)

今回は分かりやす
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エグザム(2009年製作の映画)

3.7

920
ソリなんとかスリラーとかいうやつだ。
ただし、グロさは全くない。
ホラーではなくミステリーだからだ。
グロいの苦手だよ~って人も安心して観ていただけるだろう。

物語はある試験会場の一室で展開
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.4

919
学園コメディだ。

なぜか邦題は「バス男」となっていて少々ややこしい。
一体どこが“バス男”なのだ。
主人公は、ただバス通学をしているだけの高校生ではないか。
それを“バス男”などと実に失礼な
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

918
キャナダ映画だ。
ミステリーであり重厚な人間ドラマでもある。

かなり面白い。
衝撃的な作品である。
なんというか語り口も上手い。
非常に好みの作品だった。

双子の姉弟とその母親が主人公であ
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

917
インド映画だ。
つい最近まで劇場で公開されていたのだが、万人が激賞していた印象がある。
手放しの褒めようだ。

だが、私はそんなに甘くはない。
簡単に褒めるような男ではないのだ。
辛辣が服を着
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

3.8

916
本邦の名作ホラー「呪怨」のリメイク版だ。

日本の「呪怨」シリーズは何作か鑑賞しているが、細かい所はかなり忘れている。
恐くてチビッた記憶があるばかりだ。

この作品以前にもハリウッドで「呪怨
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.7

915
SF恐竜アドベンチャー映画の金字塔「ジュラシックパーク」から数えてシリーズ5作目だ。

初代を意識した演出が随所に見られたが、全体の印象としてはかなり違うようだ。

恐竜よりも、欲深くも愚かな
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.8

914
実際にあった名画盗難事件を映画化したものだ。
コメディである。

1961年、イギリスが舞台だ。

主人公はケンプトン・バントンという初老の男だ。
定職に就かずフラフラしている。
それでいなが
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.8

913
めちゃめちゃ楽しみにしていた作品だ。

私は日本のオリジナル版が、かなり大好きである。
何度も観ている。
ネタを知っているのに、何度も観ている。

あの作品をリメイクしていただいて有り難うござ
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ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

3.7

912
SFアクション映画だ。

設定やストーリーは面白いし、提示される謎も実に魅力的だ。
小道具の使い方も面白い。
ミステリーとしても楽しめる作品だ。

近未来、人の記憶を意図的に消す技術が確立され
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.9

911
コメディだ。
生粋のコメディである。
ヤバいストーリーなのだが、なんせコメディなので安心して鑑賞できる。

タイトルから内容は何となく想像できるだろう。
主な登場人物は以下の4人である。

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