津軽系こけしさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

4.3

エクスペンタブルズが直面する世代交代という敵。


1,2と比べても全く見劣りしない素晴らしいアクション映画に仕上がっていてとても楽しめた!!
今回のエクスペンタブルズで描かれるのはいわゆるビッグネー
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.2

少年心を的確にくすぐってくる秀作。

「七人の侍」と「荒野の7人」のリブート版である本作。生憎、私はどちらも未視聴なのでどの辺がオマージュでどの辺が変化したのかは分からないし、そのあたりを語れないのは
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.5

理不尽が感情を揺さぶる。


フルートベール駅で実際に起きた警官による黒人男性発砲事件を題材にした本作。
その冒頭はいきなり当時撮影された映像が鮮明に映し出され、観ている人に強烈な印象を与える。

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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.9

底無しの強さ、信仰の脆さ


この映画、とても考えたことが多かったので何を書こうか難儀中。

まずなによりも私はこのダニエルというキャラクターに惹かれてしまった。作中の「他人の成功を許せない」といった
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.2

英雄故のリアルな葛藤、その末に生まれたボストンのイエスキリスト。


実在の英雄を描いた映画はたくさんあるが、こうした英雄が英雄というブランドに苦心する姿を描いた映画は純粋に珍しく新鮮味があった。
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.8

そもそもベイマックスというおそろしく可愛いキャラクター像があるのだからこの映画が面白くないはずがない。

全体的に分かりやすかったので子供にも迷いなく薦められるディズニーらしい作品。

あと個人的には
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.8

ジャーナリズムと狂気の共通性、それを体現したルイスという悪魔。

この手のキャラクターを楽しむことに重点をおいた映画は「ジョーカー」しかり「キングオブコメディ」しかり私は大好きらしい。
まずジェイクギ
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

4.1

残虐とシュールの間で反復横跳びしているような映画。

ジョーカーに出会う前であればこの映画を大好きになっていたと思う。

時々入る悪魔の顔のカットや色調の変化などの独特な映像表現は最初は斜に構えていた
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

4.6

新時代と正義の話。

カメラに映った人の顔を目視で識別する作業がコンピューターの顔認識機能でパッと済ませれるようになってたり、プライバシーや知る権利なんていう台詞やスノーデンという名前が出てきたりと現
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.4

ジェレミーレナーでボーンシリーズっぽいことしてみたいぜ!!っていう映画。

3部作オマージュを思わせる数々のシーンやお馴染みの人物達の動向が出てきたりと前作ボーンアルティメイタムから少し時間を置いてか
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.4

共感という概念を映画の構造の一つとしてではなく主題として消化した稀有でいて誰にとっても懐かしい映画。

「あー、子供の時の男女での会話ネタのギャップってこんな感じだよな〜」とか「あー、分かるこの時期に
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.6

このシリーズに愛着が湧き始めた。

前作にも増す緊張感と謎が紐解けていく展開に目を見張る。
そしてCIAの相変わらずの腐りようにはもはや笑えてくる、しかしその中だからこそ真実を追求し正義を全うしようと
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.6

物語や怖さよりもライミの画の撮り方に目がいくばかりの映画だった。

まず第一に主観視点の撮り方が上手く、ライミが主観視点の撮り方をよくわきまえていることが伝わる。主観視点は小手先に使うと作品の質を落と
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.6

前回がボーンの「選択」の物語なら今回は「贖罪」の物語。

前回よりも緊張感があってかなり見入ることができたし、ボーンのカリスマぶりも魅力立っていたので2時間飽きることなく楽しめた。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.1

録でもない世界でも明るく生きようとする人々の美しい人生の物語。

まず主演2人が物凄いキュート、加えて共感できるところも多々あったため観始めて20分足らずで2人の関係性に釘付けになってしまった。
主要
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

記憶がなくても体が動いちゃうみたいな設定が面白い。
そしてそんな自分にポカーンとしちゃうボーン演じるマッドデイモンの表情がかなり印象的。

流石に2020年の感性で観るとそこまで衝撃はないがリアリティ
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.2

救いのない彼の人生。しかし彼が評価された現在を知る私たちがいることで初めてこの映画は完成する。

終始淡々としていて盛り上がりがないと言えばそうなのだがその淡々とした空気感だからこそ彼の言葉一つ一つに
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.8

ポップな人間ドラマを描いた映画としてはかなり完成度の高い作品に思える。料理一つ一つの撮り方も美しく、料理シーンの撮影も狭い厨房でどうやって撮ったのかと終始気になった。

ただ配役が個人的に少し気がかり
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.9

今日は気楽にディズニー映画でも観るかと思ったら超深い映画に出会ってしまった。

この映画を「ありがち」だとか言う人がいるが私は心底そういう人たちに反発したい。

この映画はありがちな感動系映画でもなけ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.6

鮮やかな復讐劇。

何より脚本がすごい。巧みな会話劇に脱帽させられた、いろんな映画を観てきたがここまで台本を読んでみたくなる映画は初めてでした。
そしてその脚本の空気感を見事に体現した役者陣と監督の手
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セブン(1995年製作の映画)

4.8

デヴィッドフィンチャーはやはりすごい。
撮り方が他の監督と一味違う、そして光や音の使い方もかなり絶妙だ。

エンディングが素晴らしすぎてある種のスッキリさまで感じたし、この映画が発した考え方に私はかな
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.3

筋肉モリモリマッチョマンのどったんばったん大騒ぎ

肉弾戦のシーンでわざとBGMを抜く演出はかなり好き。

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.3

漢くさいにもほどがある
俳優が豪華すぎて画面がめちゃくちゃ濃い。

加えてアクションも濃ければ、吹き替えまで濃い。
数々の映画の台詞のオマージュが出てきたりで観ていて楽しかった。

ただ前作ほどエンデ
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.5

日本人には永久に作れない映画だろうなというのが第一印象。

医療において患者に寄り添うことの重要性を説いたパッチアダムスだがこの映画は医療以外の面でも人間的に多くの教訓をもたらしてくれる映画に仕上がっ
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.6

桐生ココの同時視聴枠で視聴。

溢れるエンタメ性とポップな作風に隠された深いテーマは何度みても安定しているというか完成度の高い作品だと何度も思わされる。

スピルバーグは映画好きになってからはホラー癖
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

外の世界


🤡コミックヴィランのスピンオフ
🤡アカデミー主演男優賞
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たしかに幼稚な映画ではある


🔷ではなぜ、私が今作にこれほど陶酔したのかというと、
このアーサーという人物
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

原点回帰らしいけどカジロワから007を好きになったわたしからするとイマイチでした。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.9

孤高の純悪


馬鹿でかサイレンサーおじさん
#007スカイフォール でハビエルバルデムという俳優のことを初めて知り(おい)、007のシルヴァの役が印象的だったので他のも観てみるかく
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