サンドレイク卿が主催するコンテスト「ミス・インタービューティ」。色とりどりの美少女たちが勢揃いしたこのコンテストで、見事優勝したのはビューティフル・タチバナという17歳の少女。しかし、彼女の優勝が告げられた時、会場にひとりの男がさっそうと登場する。それが「噂の破嵐万丈」だ! 全人類のサイボーグ化を企むドン・ザウサー率いる「メガノイド」の野望を打ち砕くために活躍しているナイスガイ。彼は、サンドレイク卿がメガノイドである確証を得るため、コンテストにアシスタントであるビューティことビューティフル・タチバナを潜入させていたのだ。万丈から正体を見破られたサンドレイク卿は、集まった美少女たちをメガノイドの忠実な僕(しもべ)にすべく、彼女たちを誘拐しサイボーグに改造しようとしていた! それを阻止しようと会場内で銃撃戦を展開する万丈。しかし、サンドレイク卿の仕掛けたトラップにはまり、そこから脱出した時にはビューティたち美少女はさらわれた後だった……。
ドン・ザウサーの命により、エリントン市上空に現れたコマンダー・ネロスは、何万人という市民を退避させ、この市を占拠してしまう。そして、反重力装置を使ってエリントン市を空中に浮かび上がらせる。これはよりよい環境で家畜として育てた人間を、メガノイドの戦闘員「ソルジャー」に改造するための実験だった。 一方、コマンダー・ネロスによってエリントン市が占拠されたことを知った万丈は、レイカを伴いマッハ・アタッカーで現場へ急行する。そんな2人に対し、浮遊するエリントン市に備え付けたミサイルなどで歓迎するネロス。万丈は対空砲火が集中する上空からの侵入を諦め、露出していた地下鉄用のトンネルからマッハ・アタッカーをマッハ・パトロールへとチェンジさせ、市内への侵入に成功する。しかし、市内には多数のソルジャーが配置され、思うように身動きがとれない。そこで万丈は、ネロスの居場所を突き止めるため、レイカと共にとある高層ビルへ潜入し、逃げ遅れた少年「トッポ」と出会う。そんな時、ネロスから「15分以内に始末する」という挑戦状を叩きつけられてしまう万丈だが、ネロスがいると思われるビルの位置をトッポから教えてもらい、逆にネロスを襲撃する。そして反重力装置のコントロール室をレイカとトッポに占拠させた万丈は、ネロスとさしで勝負をする。
最新鋭の旅客船や旅客機などが行方不明になるという怪事件が続発。事件の背後にメガノイドが暗躍していると考えた万丈は、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の諺に則り、初フライトを控えた新型旅客機イーグラムに、発信機を持たせたビューティを潜り込ませる。 一方、一連の事件の首謀者であるコマンダー・ベンメルは、強奪した世界中の最新メカを、ミニチュアマシンを使って手ごろな大きさに縮小し、コレクションするという変わり者のメガノイド。万丈の行動を察知しつつも、帆船型の空飛ぶ巨大戦艦デスバトルでイーグラムを捕獲してしまう。しかも、それを阻止しようと現れた万丈操るダイターン3に「これぞメカニックの最高の美しさじゃ」と、ひと目ボレ! コレクションに加えるべく、人質にしたビューティやイーグラムの乗員乗客を盾に、デスバトルの触手でダイターン3を拘束。意気揚々と基地へ引き揚げたベンメルは、人質をメガノイドへ改造することよりも、ミニチュア化を優先させてしまう。そしてミニチュア化したイーグラムに続き、万丈を乗せたダイターン3までもが!?
工業都市デリアが地上から消滅したという情報を受けた万丈は、調査に乗り出す。万丈が現場に到着すると、ひと足先に近くで遊んでいたトッポやピノたちが駆けつけていた。そんなトッポたちから、デリアを消滅させた謎の飛行物体から破片が落下したと説明される万丈。ところが、それを回収しにメガノイドのデスバトルと装甲戦車が出現! 迎撃する万丈は、マッハ・アタッカーの損傷と引き替えに回収阻止に成功。マッハ・アタッカーの修理ために大型トレーラーでやって来たギャリソンにその破片を分析させると、それが太陽エネルギーを利用した兵器の一部であることが判明する。そしてメガノイドの基地が、建造中の太陽エネルギー研究所ではないかと推測した万丈は、そこを訪れる。 そのころ研究所では、メガノイドのコマンダーでもある太陽研究所所長が、自分の正体をメガノイドだと知り困惑する息子のピノや、そのピノを追いかけてきた仲間のトッポたちを拘束してしまう。そして万丈接近の知らせに、デリアを消滅させた飛行メカ「ガルゴ」3機で迎え撃つ。万丈はダイターンを呼び出すのだが、ガルゴが放つ太陽エネルギー光線に苦戦する。
メガノイドの人間狩り事件を調査していた万丈とビューティは、謎のUFOを追ってとある村へやって来た。すると村を囲む謎の10本柱からバリアーが放出され、2人の侵入を阻もうとする。しかし万丈たちは完全に覆われる直前に中へ入り込み、無人と化したはずの村で赤ん坊を保護する。そして、その子を背負ってメガノイドの秘密基地へと潜入する。 そのころ秘密基地では、コマンダー・ブランドル指揮の下、人間狩りで集めた村人たちをメガノイドへ改造するための手術が行われようとしていた。万丈はビューティと赤ん坊を残し、ブランドルが指揮する指令室へと殴り込む。そしてバリアーの解除と村人を解放させようとするのだが、ビューティと赤ん坊が人質に捕られてしまい形勢逆転。村人共々捕らわれの身となった万丈たちは、メガノイドに改造される運命に!?
動物と自然を愛するドクター・アニマッドから招待され、アフリカへやって来た万丈ファミリー。ところが用意されたコテージに到着したものの、なぜか招待主の姿はそこにはなかった……。その代わりに、彼らは動物の姿をしたサイボーグたちから監視される。だが、万丈がそのことに気づいた時には、ビューティとトッポがペガサスの姿をしたサイボーグに拉致された後だった。2人を救出しようとする万丈だが、そんな彼の前に巨大合成獣「アンヘルム」が立ちはだかる。万丈はキャリーガンなどで対抗するもアンヘルムには通用せず、捕らわれの身となってしまう……。 ジャングルの中にある奇妙な建物へ連行された万丈、ビューティ、トッポたちの前に現れる白髪の老人。彼こそが、万丈ファミリーをアフリカへ招待したドクター・アニマッドその人。彼はメガボーグ技術者でありながら、勝手な研究ばかりをして処刑されそうになったところを、ダイターンを倒すことを条件に処刑を免除されていた。ところが、捕らえた万丈とビューティをメガノイドには改造せず、なんとギリシャ神話の半人半馬の怪物ケンタロウスに改造しようする。そして万丈とインパラを合成装置に送り込む。
テレポートマシン(時空間転移機)を発明したコマンダー・ダストン。大量のソルジャーを確保するため、地球の大都市テルアンジン市の周囲3カ所に装置を設置し、都市ごと火星にテレポートさせようと計画を立案。さっそくデスバトルを使い、マシンの1機を科学植物研究所に設置する。だがその時起きた電波障害によって、万丈にメガノイドがテレポートマシンを使用していると分析されてしまう。万丈はそれを阻止すべくマッハ・アタッカーで現場に急行し、設置したマシンを防衛するソルジャー部隊と交戦。その攻撃は凄まじく、テレポートマシンをなかなか破壊できずにいた。するとそこへ、いたずら目的でダイファイターに乗り込み、発進させてしまったトッポが現れる。驚く万丈をよそにテレポートマシンが作動し、トッポを乗せたダイファイターは砂漠地帯へ飛ばされたあげく、砂地に吸い込まれ脱出不能に陥ってしまう。万丈はトッポに連絡し、ダイファイターからダイタンクにチェンジさせ、事なきを得る。
幼なじみのトニーから連絡を受け、彼の家へ急ぐレイカ。その道中メガノイドに襲撃され、地底基地へと連れ込まれてしまう。そこでトニーと再会したレイカの前に現れる女性コマンダーのジーラ。2人のことを知っているような口ぶりの彼女から、トニーの連絡は万丈を誘き出すためのエサとなる、レイカを捕まえるための罠だったことが明かされる。そしてジーラは去り際、2人の目の前にペンダントを投げ捨てる。すると中から犬の骨のかけらが出てくる。それを見たレイカとトニーは、そのペンダントが幼なじみのマリーネのものだと確信した直後、駆けつけた万丈たちにより救出される。 その様子を監視するジーラは、レイカと合流し脱出しようとする万丈たちを亜硫酸ガスが充満する溶岩洞窟へ誘導する。しかしダイファイターの爆撃により、万丈たちが窒息死するのを悠長に待てなくなったジーラは、一気に片をつけるべく第1坑道へと追い立てる。そうとは知らない万丈たちは、今度こそ脱出ルートだと思い、ジーラ率いる戦車隊が待ち構える巨大な空間に飛び込んでしまう。
豪華客船で船旅を満喫する万丈、ビューティ、レイカたち一行の前に現れる謎の美女。ところがその彼女を狙って、コマンダー・フランケンが現れた。怪力を振りかざして暴れ回る彼の前に、なす術のない万丈は彼女を連れて逃げるのが精一杯。おかげで船は沈没し、間一髪で脱出した万丈たちは、とある島の病院にたどり着く。 するとレイカは「強制記憶再生機」なる装置を持ち出して、万丈の過去の記憶から彼女がウエイトレスのマリアであることを突き止める。しかしレントゲン検査から、マリアがメガノイドであることが判明する。そこへまたしても現れるコマンダー・フランケン。万丈は彼女がメガノイドであっても、自分を慕って逃げ出してきたことを素直に喜び、必死になって守ろうとする。そこで留守番をしていたギャリソンに、マッハ・アタッカーを届けてもらい、追撃してくるコマンダー・フランケンを生け捕ってしまう。
今をときめくクンフー界のアクションスター「ウォン・ロー」。彼の映画を見ていた万丈は、その中で敵役の男が実際にウォン・ローの手により殺されていたことに気づく。これが自分に対するウォン・ローからの挑戦状だと理解した万丈は、撮影現場へと乗り込む。 一方、万丈の登場に気をよくするウォン・ロー。なぜなら、彼の夢は世界最強のクンフー軍団を作って破嵐万丈と対決し、それを映画に撮ること。そして正々堂々、素手で万丈を倒すのも夢だと語るウォン・ローは、万丈に肉弾戦を挑んだ。ところが、生身の体で互角以上に渡り合う万丈の力を見誤っていたウォン・ローは、メカ同士による世界最高のアクション映画を作ろうと持ちかける。そこで万丈は「ウォン・ローが死んで、ファンの女の子たちが嘆き悲しみ、間違いなく大入りになる」と皮肉るのに対し、ウォン・ローは「波乱万丈な運命が、ついに破嵐万丈を死に追いやると宣伝してあげよう」と言い返す。激しく火花を散らす両雄による、世界最高のアクション映画の撮影がここにスタートする。
メガノイドに狙われているというヘスラー老人から、保護を求める連絡を受けた万丈たちは、待ち合わせ場所へやって来た。ところが、待ち合わせ場所の小屋はソルジャー部隊に包囲され、絶体絶命のピンチに! そこへ、ビューティがミスター・グリーンで駆けつけ、敵を一掃してくれたことで難を逃れると、ヘスラーと共に砂漠にある彼の博物館を訪れる。そこには、メガノイドが狙っているという戦車が500両も収蔵されていた。 そんな博物館にデスバトルが出現。万丈はダイターン3で迎撃に出ると、なぜかデスバトルは撤退してしまう。すると今度は500両の戦車部隊を率いたヘスラーが勝負を挑んできた!? 自らをメガノイドだと明かしたヘスラーの挑戦を受ける万丈。ダイターン3をダイタンクへと変形させ、戦車を蹴散らしていく。するとヘスラーは超弩級の戦車「ニーベルゲン」で立ち向かってきた。万丈はダイタンクで戦うには不利と見るや、ダイターン3に変形して戦おうとする。だが、ヘスラーがマッハ・パトロールからダイターンの変形に必要なカセットサーキットを抜き取ってしまい、変形不能に陥ってしまう。
ワールド銀行会長が主宰する晩餐会に招待された万丈、ビューティ、トッポたち3人。だが、屋敷で出迎えた会長の正体は、かつて万丈が火星から脱出する際に持ち出した金塊を管理していたコマンダー・ウェナーだ。彼はその時の失態の責任を問われ、火星から永久追放されていた。そこでウェナーは名誉を回復すべく、万丈に奪われた金塊のありかを白状させようと、竜巻きを発生させるタツマキ円盤を使って万丈たちを拷問にかける。 竜巻きに飲み込まれピンチに陥る万丈は、かつての記憶を呼び覚ます。母親に促され、ダイターンと金塊を積み込んだマサアロケットで火星を脱出。その時タートル・シップで追撃してきたコマンダー・ウェナーを、万丈は火星の衛星フォボス周辺で、ダイファイターを使った攻撃で振り切り、地球へ逃げ延びる。そして「メガノイドの野望を必ず打ち砕いてやる」と、母親に誓ったことを。
メガノイドの本拠地である火星へ乗り込むことを決意した万丈は、レイカとビューティにダイターン3の操縦訓練をさせる。一方、ドン・ザウサーの側近であるドナウンは「今までの戦いではダイターン1台倒せない」と、これまでのドンの戦術を批判する。そして戦術の不足、人間的すぎるコマンダーの改造など、不満をさらにぶちまける。当然、ドンとコロスの怒りを買ったドナウンは、失敗すれば死をもって償うという条件で、ダイターン3抹殺に乗り出す。彼が立案する作戦「ミラグロア作戦」とは、デスバトル「ミラグロア」に備え付けた2機のミラーマシンを地上へ投下し、上空のデスバトルと3方向から光を照射し、ダイターン3を包み込む。そして、その中にメガボーグの立体映像を投影し、ダイターン3が幻影に気を奪われている隙をついて、デスバトルからミサイル攻撃を加えるというもの。 ドナウンは、早速レイカとビューティの乗るダイターン3を発見すると、ミラグロア作戦を開始。突如出現した3体のメガボーグ・ネロス、ベンメル、ブランドルに、空中に浮かぶエリントン市に戦慄するレイカとビューティ。3体のメガボーグとの戦いに気をとられていると、デスバトルからのミサイル攻撃を受けるなど、レイカたちはドナウンの作戦に翻弄され続ける。そんな2人のピンチにマッハ・アタッカーで駆けつける万丈とトッポだったが、ダイターン3を包み込んでいるバリアーのような光球がレーダーをかく乱し、ダイターン3を捉えることができないでいた。
北極に眠る原始鳥「ジュラバード」の発掘を計画するコマンダー・ギルドン。自らの「ジュラバードが恐竜を滅ぼした氷河時代を作り出した」という学説を証明するだけでなく、甦らせたジュラバードを使って、地球を氷河期にしようとも企んでいた。そんなギルドンは発掘隊を装い、大胆にも万丈に発掘の手伝いを要請する。 万丈は、それが敵の罠だと知りつつも、ダイターン3で発掘に協力。氷に封じ込められていたジュラバード3匹を発掘するも、正体を現したコマンダー・ギルドンの手により捕らわれの身となる。そして、ギルドンの副官であるデカダンにダイターンを呼び出す装置「ダイターン・ペンダント」を奪われてしまう。だが、ソルジャーに改造される寸前に自力で脱出。万丈は零下40度の雪原に白ビキニパンツ1枚で飛び出して、ソルジャー部隊と戦う。するとそこへデガダンが操縦するダイターン3が出現。万丈を叩き潰そうとする。
海でバカンスを満喫するビューティ、レイカ、トッポの3人は、突然現れた赤い霧に吸い込まれてしまう。3人の異変を知り、マッハ・アタッカーで現場に急行する万丈。赤い霧が最近頻発する旅客機、船舶などが忽然と消える「魔の四次元空間事件」と同じだとするギャリソンは、コンピューターの分析結果からメガノイドが事件にからんでいると考え、万丈にダイターン3で行くことを進言する。それに従い、万丈はダイターン3で現場へ急行するも、突如出現した赤い霧に吸い込まれ、コマンダー・ゼノイアが作り上げた特殊四次元空間に閉じ込められてしまう。 万丈の目の前には、ビューティたち3人や消息不明となっていた船舶などが触手によって捕らえられいた。3人を助けようとする万丈だったが、ダイターン3も触手に捕らえられてしまう。
パーティーの買出しに街へ出かけた万丈とビューティは、スケートボードに乗った少年たちの襲撃を受ける。銃撃戦の末に少年たちを撃退した万丈は、彼らがメガノイドの特殊部隊「ブルー・ベレー」であることを知る。そして逃げたブルー・ベレーを追跡するのだが、仕掛けられた地雷を踏み、マッハ・パトロールが故障。そこで万丈はレイカにスペアバッテリーを持って来るように頼みつつ、マッハ・パトロールを修理していると、ブルー・ベレーの隊長「ラッド」を捜す、彼の妹ケリーと知り合う。そして彼女から「兄を救ってほしい」と、頼まれるのだった。 レイカが持ってきたスペアバッテリーを取りつけ、修理の完了したマッハ・アタッカーにケリーを乗せ飛び立つ万丈。ブルー・ベレーも小型ヘリでマッハ・アタッカーを迎撃する中、ラッドはマッハ・アタッカーの中にケリーの姿を確認し「妹を人質にした」と万丈を卑怯者扱いする。ところがそんなラッドの反応に、万丈は彼が完全にメガノイド化していないと感じ、助けられる可能性があることをケリーに伝える。
突如海底より出現した島。それはかつて姿を消した皇帝「アキラス」が治める古代「ルーミス帝国」だった。ドン・ザウサーは、帝国の将軍「ダムデス」をメガノイド陣営に引き入れ、彼らが持つ超能力や超科学力を得るための機会を窺っていた。一方、万丈とレイカは、調査のためにルーミス帝国が募集する移民たちの中に紛れ込み島への上陸に成功する。そして帝国内にソルジャーの姿を確認し、メガノイドの暗躍を知る。 施設内に潜り込んだレイカから、メガノイドの指令室の所在を知らされた万丈は、マッハ・パトロールで指令室を急襲する。ところがダムデスは隙を見て逃走し、メガボーグとなって、逆にマッハ・パトロールを追いかけ回す。万丈はダムデスの攻撃を華麗なドライブテクニックでかわしていく。そして外部へ出るとダイターンを呼び出しドッキング。ダイターン3へと変形し、メガボーグ・ダムデスと戦う。
火星で万丈の父親「破嵐創造」の助手をしていたミナモトからSOSを受信した万丈は、最終発信地であるハルプス連峰に急行する。そこで変わり果てた姿のミナモトと再会した万丈は、彼から「コマンダー・スペシャル1号」の存在を知らせるために火星を脱出したことを聞かされる。するとそこへミナモトを追ってきた、スペシャル1号のデスバトルが出現。2人はデスバトルから放射状に伸びた「ダインバー」という触手の檻に閉じ込められてしまう。ダイターンで事態の打開を図ろうとする万丈だったが、電波を遮断され呼び出すことができないでいた……。 万丈は、ミナモトからこれまでの経緯を聞かされる。彼は創造亡き後、メガノイドの前身であるサイボーグの正当性を唱えた創造の理念を実証するため、人間と協調できるサイボーグを完成させるために研究を続けていた。だが、その研究に目をつけたメガノイドは、ドン・ザウサーに忠実に奉仕するサイボーグを作り出してしまう。絶望したミナモトは火星を脱出したのだが、皮肉にも追ってきたのは、そこで完成した「スペシャル1号」だった。
ビューティの父親から宇宙観光船「ラビット号」のテスト飛行を依頼された万丈。レイカ、トッポ、そしてビューティを連れ、船に乗り込んだ万丈は大気圏を突破し、一路月へ向かう。ところが、月へ近づくと強力な磁力に引き寄せられ脱出不能に陥る。なんと万丈たちは、コマンダー・バンチャーがエンジンを修理するのに必要な金属を収集するために用いた巨大電磁石「スーパー・マグネット」に拿捕されてしまった。 バンチャーは「ブッターギルン」という兵器を使って地球を両断し、人間牧場を建設する計画を立案。1か月前に火星を出発したものの、ブッターギルンのエンジンが故障し月に不時着していた。早速、拿捕したラビット号からエンジンを抜き取ろうとするバンチャーだったが、その船の中に万丈の姿を発見し大慌て。ところが危険を察知した万丈たちが船を捨て、月面車で逃走する姿を見るや、バンチャーはラビット号を回収しようとする。それを阻止するため、万丈は地球からダイファイターを呼ぶのだが、なんとバンチャーはダイファイターまでもスーパー・マグネットで拿捕してしまう。
自ら出陣するコロスは万丈を罠にはめるために、巨大戦闘ロボ「デススパイダー」を使って地球の人工衛星を捕獲する。その一方で、地上の宇宙基地を乗っ取り、基地職員になりすました部下に人工衛星消失事件の調査を万丈に依頼させる。 すべてがメガノイドの罠であることを見抜きつつ、依頼を引き受ける万丈。人工衛星にマッハ・アタッカーを積み込み、ロケットで宇宙へ打ち上げられる。それを見計らったように出現するデススパイダー。万丈はマッハ・アタッカーでこれを迎え撃つ。するとそこへギャリソン・ロケットで宇宙に上がった、レイカとビューティが乗る小型宇宙艇ホノボノ号が出現。万丈の援護にミサイルを発射するものの、全弾打ち尽くしたあげくデススパイダーに捕獲され、コロスが「次元転写」で築いた異空間に引きずり込まれてしまう。万丈は召還したダイターン3に乗り込み、2人の跡を追うために異空間へ入り込むと、中ではコロスの移動要塞が待ち構えていた!
キッザ山で、山に入った1550台の車と3000人近い人間が行方不明になるという怪事件が続発。メガノイドの仕業だと考えた万丈は、レイカ、ビューティ、トッポたち3人を伴いハイカーを装ってキッザ山へ潜入する。そんな万丈たちを出迎えるかのように現れる、謎の空中船。怪しい音色を響かせる船に導かれ、万丈たちはマッハ・パトロール共々とある滝口までやって来る。すると滝の中から洞窟への入り口が出現。罠だと知りつつもマッハ・パトロールで突入する万丈たち。地面から突き出すドリルなどのトラップをかわしつつも、地底世界へ投げ出されてしまう。 ところが万丈が目を覚ますとマッハ・パトロールだけが残され、レイカたちの姿は消えていた。万丈はマッハ・パトロールに乗り込み、突如起こった地割れを回避しつつ、崩れ落ちる吊り橋を乗り越え、とある城に辿り着く。そこで万丈は、縄で吊るされたレイカ、ビューティ、トッポを発見するも手出しできないでいた。
大物映画プロデューサー「カルロス」から500人の映画スターの護衛を依頼された万丈は、レイカたちを伴って宇宙船「ネプチューン号」に乗り込む。ところが、月へ向かっているはずの宇宙船が、何者かの細工で火星へ針路変更させられてしまう。そこへ謎の宇宙船が攻撃をしかけつつネプチューン号に強行接舷すると、中からソルジャーたちが侵入してきた。異変を察知した万丈の前に立ちはだかる映画スター「ジミー・ディーン」。何と彼は、侵入したソルジャーを引き連れ、自分のファンである少女「タリー」を人質にブリッジを占拠しようとする。ところが、万丈が放った対メガノイド用磁気煙幕で部下ごとあっさり御用となり、厚さ50cmの特殊合金シールドルームに監禁されてしまう。
1週間の間に都市部に近い6カ所の休火山が相次いで噴火し、甚大な被害が出ていた。レイカたちの一報で万丈はクロロペキン山の麓で彼女たちと合流。休火山であるはずのクロロペキン山近辺で地鳴りが続発していることを知る。そこで山を調査すると、霞のかかった火口から4本の石柱が突き出しているのを発見。しかもその石柱からはデスバトルと同じ磁力線が出ていた。それが火山を噴火させているメガノイドのメカではないかと推理すると、万丈は確認のためにレイカたちを残し単身火口へ降りる。
遊園地に遊びに来ていたトッポが、アイスクリームを買いに行っている間に、一緒に来ていた子分のチッチが行方不明になってしまう。そして園内を見渡せるジェットコースターに乗ってチッチを捜していたトッポまでもいなくなってしまった! なんとトッポたちが乗ったジェットコースターは、トンネル内で意図的に軌道が変更され、コマンダー・ドクターガルの地下基地に辿り着くようになっていた。そこでトッポはチッチと再会するも、彼女を含め捕らわれていた子供たちはみなグッタリしていた。なぜならダイターンをも食べてしまうという巨大キノコを作り出そうとしていたドクターガルに、キノコを育てるために必要な細胞エキスを抜き取られていたからだ。だがその巨大キノコが胞子を出す前に、トッポと一緒にチッチを捜していたレイカの連絡で、万丈が遊園地にやって来てしまう。
老朽艦でデスバトルを13隻撃破したものの、病死してしまったマゼラン提督。ところが、彼の頭脳は小島を吹き飛ばす「重力波粒砲」を備えた新造戦艦「マゼラン」に移植されていた。テスト航海に出ていたマゼランが、突如随行艦を砲撃し撃沈すると、艦内に招待されていた万丈たちを人質にしてしまう。万丈はダイターンを呼び出そうとするが、電波が遮断され呼び出すことができないでいると、コマンダー・カトロフのデスバトルが出現する。カトロフはマゼランこそメガノイドの究極の姿だとするコロスの命により、マゼランを奪取すべく派遣されたコマンダーだ。だが、自我に目覚め、メガノイドに興味をもったマゼランは、密かにカトロフと連絡をとり、やって来た彼らを艦に招き入れてしまう。
メガノイドの基地建設現場に潜入した万丈は、そこで脳波をコントロールされ働かされている人々を発見する。だがそんな彼を、ソルジャーを従えたレイカが襲撃する。なんとか襲撃をかわした万丈は、コマンダー・ミレーヌの城近くに辿り着く。するとそこで、ミレーヌの小姓となったトッポと、石運びの労働に従事するビューティを発見する。無断で先に潜入していたレイカたち3人もまた脳波コントロールを受けていたのだ。
突如、とある都市を襲う巨大トランプ群と海水の激流。それは、上空に飛来したコマンダー・エドウィンの空中要塞「スカイ・ウォーター」の仕業で、人間牧場を建設するための土地を整地していた。ひと仕事終え、次の目的地へ向うスカイ・ウォーターは、海上で大量の海水を補給する。そこへ万丈の駆るダイファイターが接近。エドウィンは海水ごとダイファイターを収容してしまい、中にいた万丈を捕らえてしまう。
突如、コマンダー・ベルトリーの放ったメカ羽アリの大群=バグ軍団に襲われる都市。テレビ中継によって羽アリの正体を知った万丈は、ビューティのレディ・ピンキーを伴いマッハ・アタッカーで現場に急行。先行していたレイカのミスター・グリーンと合流する。そこへトッポが無断で持ち出したダイファイターが、彼らを追い抜いて行き、先にクラントン市へ入ってしまう。そして被害状況などを報告すると、万丈たちが到着するまで待機するように命じられるトッポだったが、そんなことなどどこ吹く風。トッポはダイターン3へ変形し地上へ降りてしまい、バグ軍団に襲撃されてしまう。そこへ到着した万丈の指示で、マッハ・アタッカーでドッキングするためにダイファイターへ再変形させるトッポ。だがその瞬間、ダイターンの変形機構を解析していたベルトリーの指示で、バグ軍団が脚の関節部から一斉に内部へ侵入。内部機構を食い荒らしはじめた。
フィギュア・スケートショーの会場を訪れた万丈は、メカ・フカに襲われるフィギュア・スケーターのアイサーを発見。助けに入るも、何体も現れるメカ・フカは、水中ばかりか地上でも行動でき、2人をどこまでも追いかけてくる。そこで万丈は近くにあったスポーツカーで逃走し、追撃してくるメカ・フカをビューティの操るマッハ・アタッカーに撃退させ、見事アイサーを守り抜く。 そして後日、夜の灯台で万丈はアイサーとのデートを楽しむ。そんな2人の姿をデスバトルから監視するコマンダー・リサー。すべては万丈を殺害するための罠だったのだ!
魔の海域で豪華客船が次々と襲われ、女性客ばかりが連れさらわれるという事件を調査する万丈は、デスバトルの反応を追い、マッハ・パトロールで荒野を疾走していた。するとコマンダー・マゾニー率いる女騎兵隊に襲撃され、万丈は彼女たちが放った槍で串刺しにされかける。持ち前の強運で無傷だった万丈は、マゾニーから肉弾戦による一騎討ちを挑まれ、人並みはずれた身体能力の高さでマゾニーを退ける。万丈に敗れたマゾニーは、海上に待機させていたデスバトルに乗り込み魔の海域にある前線基地へ退却。一方、万丈はダイターンを呼び出し、デスバトルを追跡するも、基地周辺に張り巡らされたバリアーに阻まれ、内部へ突入することができないでいた。
自分こそが「世界一の美人」だと自負するコマンダーZ(ぜっと)は、コンピューター鏡が選んだ世界一の美人、女優の「アクター蘭」に嫉妬。自分よりも美しい存在を許せないZは、メガノイド博物館の陳列人形にするべく、蘭を捕らえるためにソルジャーを差し向ける。 蘭は舞台劇に出演中、3人のソルジャーの襲撃を受けることになる。偶然彼女の警護をしていた万丈は、ソルジャーの魔の手から蘭を救い出すと、そのまま舞台から逃走。そして追撃してきたソルジャーを撃退したのも束の間、今度はZ自らデスバトルで現れ、2人を消し去ろうとする。絶体絶命のピンチに陥る2人を救ったのは、騒動を知り駆けつけたレイカたちだった。そしてレイカがミスター・グリーンで2人を救助し、ビューティとトッポがレディ・ピンキーで攻撃しデスバトルを追い払う。
月の衛星軌道上に展開する、コマンダー・トーレスの球体デスバトル「デススター」。ここから地上の万丈邸を「2800mm砲」で砲撃しようと企んでいた! トーレスの命を受けたソルジャー隊長「タップ」は、部下を引き連れ万丈邸の位置を探り、それらしき天文台と豪邸に超電磁発信機の付いた旗を立てる。そこから発信された電波を頼りに2800mm砲を放つトーレスだったが、すべてハズレだった……。ところが、その爆発の調査にやって来たレイカたちをタップが偶然発見。彼女たちを尾行し、本物の万丈邸を突き止めてしまう。
ポイントXと呼ばれる、南シャングリア中部の密林に存在する古代アンカ帝国最後の黄金都市「エンドラド」。そこに宿る秘宝「オリハルコン」の力を手に入れようとしていたメガノイドは、電子回路を狂わす磁場の影響で2度の調査に失敗。そこへ3度目の調査を進言するコマンダー・ドイルは、現地到着後48時間以内に連絡することを条件にコロスの許可を得る。磁場の干渉を受けない生体メガノイドでもあるドイルは、配下のサタンソルジャーを伴って現地へ赴くと、神殿の入り口を発見。それまで培ってきた考古学を活かし、オリハルコンのある部屋に辿り着く。だが、光り輝くオリハルコンによってドイルは部下共々操られてしまう。
メガノイドとの決戦に備え、レイカとビューティはマサアロケットの訓練用タイプ「マサア2」で慣熟飛行の訓練。トッポはダイターンの操縦訓練を行っていた。ところがダイタンクへ変形したトッポを、巨大戦車「ニーベルゲン」が襲撃する。絶えまなく続く砲撃に、ダイターン3への変形を断念したトッポは、反撃を試みるも敵は無傷。ダイタンクのキャノン砲ではニーベルゲンを倒すことができないばかりか、中破させられてしまう。
駆け落ちしたコマンダー・マリアとフランケンを捕まえるべく、地球へ派遣された新風紀委員長のコマンダー・ジライヤ。マリアの目撃情報を元にシン・ザ・シティに部下と共に潜入。マリアとおぼしき美女たちを誘拐するも、捕らえた中にはマリアの姿はなかった。ジライヤは、監視目的で派遣されたコマンダー・スミカから、誘拐現場を隠し撮りされていたことを聞かされる。
アメフトを観戦中の万丈たち5人は、突如出現したデスバトルによって、西洋風の古城に連れて行かれる。そして暗闇の中に放り込まれ、火の玉、無数の手、巨大化け猫などの怪現象に襲われる。すべてはメガノイドの仕業だとわかっていても、これまでとは違う彼らの戦法に戸惑う万丈たち。ところがその途中、レイカたち4人は、崖っ縁に張り出した下の谷底も覗ける透明な容器に収容されてしまい、万丈はひとり取り残されてしまう。
一流好みの幼なじみ「木戸川」から、挑戦状を叩きつけられた万丈。当初、乗り気でない万丈だったが、レイカたち3人が人質にされていることを知り、受けて立つことにする。そして木戸川の待つ城へ乗り込んだ万丈は、彼と1対1の勝負をする。その中で木戸川は、何事にも負け続けていた万丈に勝ちたい一心で「コマンダー・キドガー」になったことを告白。そんな彼に対し万丈は「人質をとったことが、初めから負けている証拠だ」と、言い放つ。素直に負けを認めた木戸川は、3人をあっさりと解放。ところが、それを不服とする部下「ドグマン」は、帰投するマッハ・アタッカーを襲撃し、再び3人を捕獲してしまう。
宇宙の渡り鳥「青い鳥」が、太陽系に飛来してきた。青い鳥が核融合反応の塊であることを突き止めたコロスは、その力を手に入れ全銀河の支配を目論んでいた。そんな彼女は、万丈たちの宇宙船接近の知らせに、万丈たちも青い鳥を狙っていると考え、彼らよりも先に青い鳥を手に入れるべく、コマンダー候補生「松(まつ)、竹(たけ)、梅(うめ)」の3人組を差し向ける。
ビューティ観光会社が所有する、世界初の月観光船「ラビット号」が、コマンダー・ネンドルのデスバトルに誘拐されてしまった。ビューティの父親から相談を持ちかけられた万丈は、デスバトルがストーンヒル博物館に着陸したことを突き止め、ビューティと共に博物館に急行する。ところがその最中、マッハ・パトロールがメガノイドに襲撃され、万丈はレディ・ピンキーで行動するビューティを先行させる。しかしメガノイドの襲撃をはね除け、万丈が博物館に到着すると、ビューティがネンドルに拉致されてしまう。デスバトルで逃走するネンドルをダイターン3で追撃する万丈。砂漠地帯に着陸したデスバトルに攻撃をしかけようとするが、人質となったビューティやラビット号の乗客たちを見せつけられ、攻撃をためらってしまう。そんな万丈に対し、ネンドルは人質の命をちらつかせ、万丈をダイターン3から引きずり降ろす。
人間をドン・ザウサーにひざまずかせるため、火星に巨大な推進装置を取りつけ、地球を目指して移動を開始したコロス。だが、万丈が必ず抵抗してくると予想し、コロスは残った配下の者たちに迎撃の準備をさせる。
ザンボット3からの連続視聴。
こちらもリアタイ世代ではあるが、通しで観るのは多分初めて。
改めて観ると割と作画が遊んでいるというか、本筋と関係ない動物たちのシーンが結構あって楽しい。もちろんSWに…
全てを伝えず、視聴者や子供達に考えさせるというのがすごい
マジンガーZなどと似て毎回、必殺技を打ち倒すという部分もあるが、敵が個性的で暗い部分をもつ奴が出てくるので、飽きにくくはなっている
個人的に…
昔のルパンみたいな絵柄なのは昔のアニメ だからか、ノリもけっこうコミカルで、2人のヒロインは不二子みあるし、やっぱりルパンぽいけど全体的には全然違う。無駄にパンチラと胸ポロリが頻発する。
火星開拓…
基本1話完結ものなので、興味の持続がしにくく見終わるまで時間がかかりましたが、最後まで見ると素晴らしかった
というのも最終回がすごい
富野節が炸裂してて、これほどの深い余韻を味わえるとは思いません…
時は近未来、全人類をサイボーグ メガノイドに改造しようとするコロスとドン・ザウサー。
彼らの野望を阻止するために一人の正義感あふれるキザな男が立ち上がった‼︎
彼の名は破嵐万丈、彼は父が残してくれた…
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