このレビューはネタバレを含みます
【2020年秋・2021年冬アニメ作品｛全16話｝】
あぁ、分割なのか…
大分変則的な尺だったな。
まあ原作完結のタイミングやら折り合いやら、諸々の事情が込み合ってるから作り手も何かと大変だろうな。
また今期からアニメ制作がWIT STUDIOからMAPPAに変更。
それに伴い、制作陣も一部を除き一新されている。
今更こんなタラレバの自己問答を繰り広げても何の意味もないが、やはり個人的にはwitに最後まで作って欲しかったってのが正直なところ。
こう言うと語弊があるのかもしれないが、別にMAPPAが悪いって言ってる訳じゃない。
当然MAPPAはMAPPAで別の良さがある。
witの後釜として十分信頼できる会社だと思うし、実際このタイミングで現状できる最高の仕事をしてくれたと思う。
巨人のCGとかキャラデザとか、今更これらをどうこう言うつもりは毛ほどもない。
ただ自分はwitの作る進撃が一番好きだった。その事実は変わらない。
誰も悪くはない。つまりはしょうがないって事だよ。
とはいえ満足度は安定して高い。
毎話毎話、物語・世界観の作り込みの深さにはただただ脱帽する。
前期での作中最大のギミック、明らかになった世界の全貌。
そしてここからは変革の最終局面。
序盤はマーレ側の視点で物語が進み、謂わばエレンサイドをヒールとして描いている訳だが、この構成や演出にはシビれたね。
視聴者は、今まで信じてきた善悪の概念を木っ端微塵に砕かれた状態で残酷な真実を次々に突き付けられる。
重いテーマと共にエンタメ性も提示されるもんだから、感情がぐちゃぐちゃになるわ。
この状態のまま冬までお預けとか地味につらいわぁ…
てか次の主題歌は流石にリンホラだよなぁ！？
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［主題歌］
OP
神聖かまってちゃん「僕の戦争」
ED
安藤裕子「衝撃」
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