壁の外の真実、そして巨人の正体。それらを知ってなお、自由を求めて進み続ける。エレンたちが住んでいたパラディ島を長年脅かし続けてきた、ライナーたちの祖国であるマーレ。新たな舞台で、エレンたちの物語は終局へ向け加速していく。
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人類と巨人との壮絶な戦いが始まって、もうどれくらいの時が過ぎただろうか・・・・・・。エレン・イェーガーがめざし、たどり着いた海の向こう側では、いつ終わるとも知れない戦争が続いていた。彼らは何者で、何のために戦っているのか?今、ひとりの少年兵が決死の覚悟をもって、最前線へと身を投じる。
4年に及んだマーレと中東連合との戦争は、マーレの勝利で終結した。だが、あわやマーレの巨人2体が失われる事態は、巨人の力ですべてを支配する時代が終わりつつあることを示していた。対巨人兵器の開発を進める諸外国への後れを挽回すべく、ジーク・イェーガーはあることを軍の上層部に進言する。
故郷に帰り、母と再会したライナー・ブラウン。その夜、彼は戦士をめざした幼き日々を思い返していた。エルディア人を母に持つライナーの夢は、母と共に名誉マーレ人の称号を手に入れて、離れ離れになった父と共に暮らすこと。巨人の力を継承して世界を救う英雄になれば、その願いが叶うと信じて・・・・・・。
戦士候補生の一人、ファルコ・グライス。想いを寄せるガビ・ブラウンを守るためには、自分が「鎧の巨人」を継承しなければならない。しかし、ガビとの成績の差は開くばかり。肩を落として歩く彼に声を掛けたのは、クルーガーと名乗る男だった。クルーガーは家族に無事を伝える手紙をファルコに託す。
ファルコに連れられ、とある建物の地下室へと足を踏み入れたライナー。 そこで彼を待つ人物の顔を見て、ライナーは愕然とする。 そんな中、世界中の注目を集める、ヴィリー・タイバーによる演説が始まろうとしていた。
ヴィリー・タイバーの演説によるパラディ島への宣戦布告。 その最中、騒然とする広場に、招かれざるものが現れる。
混迷を極める戦場。自在に空【くう】を飛び、襲い来る兵士たちに、立ち向かう戦士たち。この戦いの行方は・・・・・・?
助けを求める悲痛な叫びに応えるかのように、1体の巨人が目覚め立ちはだかる。 そして、ガビは一人銃を携え、飛び出していく。
もしかしたら別の道があったのではないか・・・・・・。 後悔も、懺悔も、失ったものは、二度と戻らない。
外の世界に味方はいなかった。だから、生き残るため、敵を滅ぼす。 戦うしかなかった。それが正しい選択なのか。その是非を知る者はいない。
行く当ても、手がかりも、帰れる保証もない。 そんな彼らに手を差し伸べたのは、憎むべき悪魔だった。
憎むべきは誰なのか。恨むべきは何なのか。 信じたものが、揺らぎ始める。
助けを求めるガビとファルコ。 信じた先に報われる未来があるのか。それとも、報いを受けるのか。
アルミンとミカサを見据え、エレンは語り掛ける。 「おまえらと話がしたくてな」と。
朦朧とした意識の中、確かめるのは、懐かしい面影と、朧気な記憶。 それは、ある人物との出会いだった。 その先に待つ自らの使命を果たすため。
求める未来は、交わらない。 互いに想いを抱え、ぶつけ合うしかない。 そして、今またぶつかる。始まりの地、で。
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