眼鏡の錬金術師

機動戦士ガンダムSEEDの眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED(2002年製作のアニメ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

1話で敵側が新兵器のガンダムを奪取にきて、主人公が土壇場で操縦する展開ははファーストやΖを彷彿とさせる。
どうやら地球連合軍とザフト軍とで戦争中らしく、成り行きでキラ達はマリューを助けることになり戦争に巻き込まれていく。また、キラとアスランは幼少期の友っぽいが今敵同士として運命的な再会をしてしまう。
キラは咄嗟にガンダムのOSを書き換えてしまい、自分しか操れなくなり、戦闘へ駆り出されていく。
コーディネーターとナチュラルという人種間戦争でもあるらしく、コーディネーターは遺伝子操作で生まれた天才ということらしい。

最初のコロニーは戦闘で破壊され、ザフトの追撃に対抗していく展開。
6話、アルテミスに逃げ込むが、そこでも歓迎されなかった。
7話、血のバレンタインで27万人のコーディネーターが犠牲になったらしい。これがコーディネーター側の戦争の根拠か。ラクスを拾うキラ。
8話、フレイはかなりの差別主義者。キラはラクスに一目惚れ。ラクスの処遇に揺れるマリューたち。
9話、ずっとだけどナタル生意気じゃね?マリューはマリューで優柔不断だもんな。フレイの父を殺され、意図せずラクスを人質として使う。
10話、アスランとの戦いに苦悩するキラ。ラクスをアスランの元へこっそり返すことをする。サイたちが優しい。
11話、イザークたちの襲撃の際にキラ覚醒。
12話、意志の無いものに何もやり抜くことはできないというハルバートンのセリフが刺さる。皆軍に残ることを選択する。
13話、ザフトの攻撃が激しく、予定よりも早く地球へ降下することに。第8艦隊は散る。イザークにより民間人の乗ったシャトルも落とされた。
15話、地球へ降りたとこはザフトの支配地域だった。慣れない砂漠での戦闘で苦戦するがカガリの手助けにより、なんとかしのぐ。てかフレイとのセックス描写が。今まで見てきたガンダムの主人公のなかでもかなり大人な主人公だな。
16話、昼ドラかってくらいドロドロに。キラがサイにマウントとるの悲しかった。
17話、バルトフェルドとバトルし退ける。好戦的なカガリを諌める。気持ちだけで何を守れるというのか!
18話、バルトフェルドとの邂逅。サイはガンダムを動かそうとするがかなわず、悔しい。
19話、ザフトの情勢回。アスランの父とラクスの父に確執があるよう。クルーゼは苦しんでいて、錠剤を服用してる?
20話、バルトフェルドを破る。
21話~海戦。遭難したアスランとカガリが出会う。
23話、アスランとカガリの敵同士のキャンプ。議論は平行線だが、お互いに悪意がないことを確かめる。カガリかわいいし、ここ神回だな。
24話、急にはじまっている戦闘。ガンダム4機を相手にしのぐキラ強い。カガリはオーブのお姫様だった?お姫様多いな。
25話、総集編。
27話~機体の整備を行い、オーブを出発。そこをアスランたちが仕掛ける。戦闘の最中、ニコルがストライクの斬撃により戦死。さらにアスランはトールを殺し、ストライク諸とも自爆する。ディアッカは捕虜に。キラは目覚めるとラクスの家?みんな病んでいく。
32話、オペレーションスピットブレイクが発動され、ザフトは地球軍本部へと侵攻する。キラはラクスからフリーダムガンダムを託され、戦場へ戻る。てかどうやってラクスの家に連れていかれたの?
33話、地球軍本部は超下衆な作戦を決行。アラスカに敵を引き付け自爆する作戦を味方にも伝えていなかった。ここはZと全く同じやな。アークエンジェルの窮地に駆けつけるキラとフリーダムがかっこいい。キラは悟り、両軍を救おうと闘う。
アラスカの報復としてパナマを制圧したザフト。目的を見失ったアークエンジェルはオーブに身を寄せることに。
地球軍は中立を貫くオーブを敵国認定し、攻撃をしかけてくる。敵は強化人間みたいな新キャラと新機体で攻めてくる。厳しい防衛戦のなか、ディアッカとアスランがカムバック。ムウがストライクに乗るの熱いな。
オーブは劣勢に追い込まれ、カガリの父は玉砕を覚悟。アークエンジェルたちは宇宙へあがる。カガリとキラは兄弟?
40話、アスランは父親と対話するためにザフトへ戻るがあっさり捕まる。考え無さすぎでしょ。バルトフェルドが生きてた!嬉しいね。ラクスもアスランと共に合流。
41話、ナタル&アズラエルと会戦。そこへクルーゼも介入。
なんと、クルーゼはムウの父のクローン。キラの父親はマッドサイエンティストで、最高のコーディネーター作りを頑張ってたっぽい。
クルーゼによってNジャマーキャンセラーの情報が地球軍に渡り、核戦争に発展。最後はザフト、地球軍、キラ達の三つ巴となる。
ラストにかけてZほどじゃないが、めっちゃ人が死んでいく。ジェネシスが撃たれ地球軍は壊滅。ムウはアークエンジェルを守って死亡。アズラエルとナタルも死んだ。イザークの活躍もあり、地球軍はほぼ壊滅。ナタルは切なかったなー。フレイも死亡し、哀しみのなかクルーゼとの決戦に臨むキラ。急にファンネル出てくるし、クルーゼはナチュラルのクローンなのに強すぎだな。パトリック・ザラはかなり狂ってたが、ラストザフトの良心が彼を止めた形に。全軍ボロボロで終了。

ファーストやZオマージュでストーリーは進んでいく感じ。
キラが達観しすぎてあんまり好きじゃなかったな。速攻で童貞捨ててるし、ずっとモテてるのもなんかなー。完璧すぎるんだよな。さすがコーディネーター。個人的にはアムロとかカミーユとか不安定な感じの主人公のほうが好きだね。

でも魅力あるキャラは沢山いた。特にムウ、ディアッカ、イザークがお気に入り。ヒロインでいうとカガリがかわいかったな。

ただあんまり好きな機体はなかったな。プロヴィデンスガンダムが割りと好きかもな。
全体的に正当進化ガンダムとして十分楽しめました。長かったー。