眼鏡の錬金術師

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールの眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

水星の魔女シーズン2。

前回デリング殺しのテロが起きた2週間後から。
デリングは一命を取り留めたっぽいが、意識不明。

シャディクはソフィとノレアを学園に編入させるが、スパイであるはずのニカが迷いから2人と口論になってしまい、すぐにボロを出す。スパイとしてどうなんだ。
さて、バトルロイヤル式の決闘が開催され、主要キャラがみんな参加。そこにソフィとノレアも参戦。激戦の末ソフィは死亡。シャディクはこの隙にクーデターを起こす?そしてスレッタには姉妹がいた?それがエアリアルに?どういうこと?エヴァみたいなこと?
グエルはアーシアンに捕まってた。ホントこいつだけやけに波瀾万丈だな。アーシアンのアジトが攻撃を受けたが、なんとか、生き延びる。
ミオリネ、グエルがカムバック。
ミオリネはスレッタをプロスペラの呪縛から解き放ちたいと考え、色々と手を回し、一芝居うつ。散髪したグエルとスレッタを決闘させ、ミオリネのアシストでグエルを勝たせる。
ミオリネはグエルと組んで総裁選を戦う。シャディクはペイル社と組む。
パーメットスコアとかデータストームとか雰囲気でしか理解できないけど、攻殻機動隊で言う電脳空間みたいなとこにエリクトは行ってしまったってことなのかな?スレッタはエリクトのクローンで、パイロットとして利用してたが、パーメットスコア8に突入するとエリクトは自力で動けるようになるらしい。それで用済みとなるスレッタ。
ミオリネはアーシアンと和解するために名乗りを上げるが、基本的にはプロスペラに利用されていて、会談の最中にエアリアルを使って戦闘行為を始めてしまう。
それを皮切りに学園でもシャディクが大っぴらに反乱。グエルが抑えるが、めっちゃ犠牲者が出る結果に。一気に殺伐となった。
その後はプロスペラがクワイエットゼロを使ってデータストームを広げようとする。そこへキャリバーンを駆るスレッタと同級生たちがプロスペラを止めようと潜入。また、議会連合も抑えに入るが通常兵器は通用せず、ソーラレイを発動。それをエリクトが身を挺して守り、よく分からないが、スレッタとエリクトが共鳴し、クワイエットゼロも消失して解決。
最後、エリクトと交信できるようになったっぽい。

んー、いまいちかなー。1期に比べると殺伐となってたのは良いんだけど、争いの構造が分かりにくくて、それぞれのキャラクターが何を目的に動いていたのか理解するのが難しかった。本筋がマーキュリー家の話だったり、社内グループの力比べだったりして、全体的に戦争というよりも内輪揉め感が強かったかなと。まぁ主だったキャラがみんな学生で、軍人ですらないので戦争にならないのは当たり前と言えば当たり前なのだけど、ガンダムならやっぱ戦争してなんぼな気もしてる。

あと好きなキャラがやっぱいなかったなーと。一貫してグエルは良いキャラだったと思うけど、他はそこまで魅力を感じなかった。
やっぱガンダムだったらシャアやランバ・ラル、アナベル・ガトー、ノリス、ムウ・ラ・フラガとか歴戦のパイロットキャラは欲しかったかな。
あとシーズン1でも書いたけど、主人公に魅力無さすぎ。もうアムロやカミーユ、碇シンジみたいな童貞を拗らせた主人公って今の若者には受け入れられないのかな。

機体もそこまでかっこいいなと思えるものは無かったかな。