若い女性から、姿を消した仕事仲間を捜してほしいと依頼を受けるカピタニ。調査を始めたカピタニは、事件が単なる失踪ではないことを知る。同じ頃、ラッキーという男が街にやって来る。

カピタニは金になる仕事を持ちかけられる一方、懐かしい人物に再会する。ラッキーは、路上で麻薬を売り始める。バレンティナは、ケーニヒ親子のもとへ足を運ぶ。

カピタニは、街のナイトクラブで信じられない違法行為が行われていることを知り、何とかしてその証拠をつかもうとする。エルザは警戒しつつもカピタニと会い、互いの情報を交換する。

バレンティナはケーニヒ親子を巻き込んで策をめぐらし、カピタニに仕事を依頼。その様子を見たドミニクは、いら立ちを隠せない。エルザは、担当する事件と一連の殺人事件との関連を調査する。

とっさの判断でラッキーを助けたカピタニは、思わぬ人物に遭遇。さらに、カピタニは、第2の殺人に関する新事実を知る。疑わしい人物を尋問するトニは、突如として暴走し始める。

麻薬の密売現場で見覚えのある顔を見つけたカピタニはショックを受け、潜入捜査を続ける苦しみに打ちのめされてゆく。エルザとトニの夜の張り込みは、思わぬ形で終わりを迎える。

麻薬の配達をターゲットにした、危険な作戦を提案するカピタニ。エルザは情報を求め、元恋人のもとを訪れる。妹を捜すラッキーはビアンカに会いに行き、協力を頼もうとする。

麻薬の配達予定日の翌朝、カピタニはひどい状態で目を覚ます。バレンティナは混乱する状況に付け込み、主導権を握ろうとする。ラッキーは、大きなトラブルに陥ってしまう。

消えたトラックの行方をなりふり構わずに追うカピタニは、エルザに情報を渡して行動を起こすよう説得。グレースはビアンカに秘密を打ち明けるが、ビアンカは彼女の言葉を信じようとしない。

カピタニとエルザは互いに大きなストレスを抱え、うっぷんをぶつけ合うかのように激しく衝突。ビアンカは、疑念を募らせてゆく。ラッキーは、捜査の目を逃れながらさまよい続ける。

クーザンは池の中の捜索を指示し、狂ってしまったカピタニの人生を左右しうるある物を発見。エルザは、トニの不可解な行動をとがめる。ビアンカは、グレースの居場所の手掛かりを探す。

消えた麻薬トラックの真相と、すべての黒幕を知るカピタニ。ラッキーをグレースに会わせる計画が進む背後で決着の時は近づき、誰もが命を危険にさらし、忠誠心を試されてゆく。