地下鉄道 ～自由への旅路～のネタバレレビュー・内容・結末

何も考えず見始めて、当時地下に鉄道なんてあったのか？なんて呑気に思ってしまったが、"ハリエット"で当時奴隷を手助けする人達を車掌と呼び、中継地点を駅と呼び、その道を地下鉄道と呼んでいたことを思い出し…

南部の黒人奴隷の亡命を手助けしていた組織「地下鉄道」が、本当に地下に鉄道を通していたら？という設定で、農場から逃亡した黒人奴隷の少女と奴隷追跡を生業にしている白人男性（＋黒人少年）の旅路を描く話。
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実際には地下鉄道があったわけじゃなく、奴隷制から逃亡する黒人を手助けする秘密結社が”地下鉄道”って呼ばれてたんだね。「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督によるドラマ、どうりで残酷であるながらも…

• #chu2ヒューマンドラマ

人間ってまじでなんなんだろ〜

振り返る姿と、逆光、彼らが私たちを見る目
あの彼らが見てる先って現代にまで続いてるってグサッと感じる

一つ一つのシーンの画が凄い
めちゃくちゃ綺麗に配置されてて、景…

私たちが社会の教科書で習った『黒人奴隷制度』とか『綿花やサトウキビ』とか『プランテーション』という単語の羅列。
その実態がいかに凄惨で残酷なものだったのか、アフリカ系黒人たちの身も心も深く傷つけ、絶…

これは長々くどくどとドラマ内容についてレビューするよりも、気になっている人が各自で観た方がどんなレビューよりも自分で納得できるレビューや感想が持てると思う

ただし、生半可な気持ちで観てはいけない
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バリージェンキンスの人物描写の美しさと、悲惨な現実が繰り返えし映し出されるので終始げっそりしてしまった。煮え切らない思いと、まだ戦いは続くんだろうな〜と言う終わり方が現在まで続いているんだな、と感じ…