EDDIE

ビッグショット! シーズン2のEDDIEのレビュー・感想・評価

ビッグショット! シーズン2(2022年製作のドラマ)
3.8
『フルハウス』観てた世代としてジェシーおいたんが再び輝くドラマというのは感慨深い。
主人公のコーチ、マービン・コーンが再起を図る物語は俳優ジョン・ステイモスとも重なるところがある。
そして最終話は涙なしに観られない。

人間ドラマ、親子の物語としては傑作である一方、脚本の詰めの甘さやバスケ描写の物足りなさはマイナスポイント。
せっかく「学生の本分は勉強」と厳しい面を見せておきながら、その制裁をなかったかのようにしてしまう“軽い”ところは見過ごせないし、バスケを題材にしたドラマなのにそんなにバスケシーンは見応えがない。

とはいえ総じて好きなドラマではありました。


▼Twitterに投稿した各話短評

◆ 第1話
“アヴァ・フィーバー”
シーズン1で2部に昇格したサイレンズ。さらなる躍進に意気込むコーチコーンは新メンバーを勧誘。ビーチバレーから拾ってきた新生はディフェンスセンス抜群!だけど口悪くてエースのルイーズといきなり不仲に。

◆ 第2話
“男子たち!”
女子校に男子生徒たちが編入。
一方、コーンは娘のエマとギクシャク。エマがバスケが嫌いになった理由が初めて明かされる。親の期待と子どもの背負うプレッシャー。あれはキツいよね。そして男子バスケ部に就任したコーチがまさかの。

◆ 第3話
“試合開始”
シーズン開幕!2部昇格後、いきなり優勝を目標に掲げるコーン。ただ編入した男子バスケ部の注目度の高さに追いやられている女子。今のコーチコーンはただでは終わらない。盟友ホリーを支えながら男子との共存を目指す。成長したなコーン。

◆ 第4話
“キャンドルズ”
導入部分めっちゃ好き。今回はエマの誕生日エピ。パパコーンは娘のめでたい日だと生まれた早朝4時台に起こし、出生児体重と同じ2800gのチキンを朝から焼く。前話で人としての成長見せたコーンも相変わらず…お祝いではまたすれ違い。

◆ 第5話
“体育祭”
学生の本分は勉強。課題をサボったことでバスケ禁止を言い渡されるPGのサマンサ。2部優勝を掲げるサイレンズは司令塔不在ではどうしようもない。エースルイーズと犬猿の仲アヴァは体育祭でタッグを組み関係良好に。ってか校長大人気ないよ。

◆ 第6話
“きっと大丈夫”
歴史的な山火事に見舞われたラホヤ。高校が避難所となり、コーチや生徒たちは避難民たちの支援をする。
そんな中で恋愛にうつつを抜かす高校生。男子バスケ部ニックのルイーズとアヴァに対する煮え切らない想いが悪い方向に…アホだ。

◆ 第7,8話
“ままごと”
“プロム”
山火事でシーズン中断。サイレンズは試合相手がいない状況に。そこで出たアイデアが男子チームとの試合。体格も技術も劣る男子にどう勝つ?特別ルールはあれどチャリティとしても大成功。
そして楽しみなプロム。思わぬ方向に。

◆ 第9話
“ファミリー・ゲーム”
一度喧嘩したが関係が修復してきたコーンとホリー。すると恩師の病状が悪いとの知らせが。娘エマのプレイヤー復帰もありながら、6歳からプレーするオーストラリア出身の新人が登場。エマは試合で力を発揮できず打ちひしがれる。

◆ 第10話
“先へ進む”
感涙のシーズンフィナーレ。
ESPNで全国放送される決勝戦→卒業式の流れ。決勝の結果は…そこからコーチが下した決断。しかし娘エマ、そしてサイレンズのメンバーが本当の家族となる瞬間。彼女たちの人間的な成長がコーチを後押しする!
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