いよら

百年の遺産-ククスがむすぶ愛-のいよらのレビュー・感想・評価

3.4
ザ王道の韓ドラです。全50話。過去視聴。

記憶喪失、出生の秘密、嫁姑バトル(+嫌な小姑)、三角関係、嫌なライバル、その他諸々沢山あります。
ククス工場を営む家族が舞台のホームドラマでもあるので、出演者が多く、各夫婦の問題も沢山あって終始バタバタ。ありえない展開も多いです。

一応メインストーリーはククス工場の孫娘チェウォンと財閥御曹司セユンのラブストーリーなんですけど、セユンが全くかっこいいと思えず、全く入り込めません。いい人ですけどね。セユンがチェウォンを好きになるのはわかるけど、チェウォンがセユンを好きになる理由がわかりませんでした(あ、ビジュアルじゃなくてね)。。なんか強引にいくセユンに流された気がしてしまいました。
そして、チェウォンには離婚した夫(正確には途中で離婚するのだったかな?)がいる設定。まぁただこの夫がマザコン夫であり、姑もまたヒステリーで酷い。姑が精神病院に嫁を入れるとかありえないから!さらに小姑も嫌〜な女です。しかもこの小姑がセユンのことを好きなのでライバルにもなります。韓ドラあるあるですが、狭い世界での話が多すぎです。嫌がらせもねちっこいですね。

そんななかで、シン・グ演じるククス工場3代目のお祖父ちゃんがいい味を出していてとってもいいです。シン・グさんのお祖父さん役色々ありますが、いつも憎めなくて温かいですよね。このドラマは特にそうだったかもしれないです。ラストもじんわりでした。
そして主人公チェウォンの父親のヒョドンさん、チュニさん(この方はチェウォンのお母さんではありません)の2人はいい夫婦でしたね。この2人の出会いから再婚までの話が温かくていいです。チョン・ボソクさんはこういういい人の役の時がやっぱり好きです。

ちなみにチェウォンの夫チョンギュを演じているのがチェウォニョン。一途に妻チェウォンを思っている風ですけど、自分勝手な人なので、感情移入はできません。
そして母親の策略で離婚した後に新しい結婚相手としてやってくるのがシム・イヨン演じる財閥の娘のホンジュ。はじめこそ反発するチョルギュですが、だんだんと絆させていくのが良かったです。

ということで、チェ・ウォニョン夫婦の出会いドラマでした。(結局、これが言いたかっただけ!)このシム・イヨンは途中からの出演でしたが、可愛い役でしたね。
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