とっても素敵なドラマでした。
クラシック音楽界を舞台にしたドラマ。
ブラームスについてほとんど知らなかったので、このタイトルが示す意味については、ドラマを見るまで全くわかりませんでした。
これクラシックに詳しい人だと、このタイトルでピンとくるものがあるんでしょうかね。
世界的なピアニストのジュニョンとヴァイオリンのことが大好きなソンア。そんな2人の物語。
といっても、初めはお互いに別に好きな人がいる、しかも、三角関係同士でその想いを口にすることはできない。
それをお互いに察してしまいつつも、だんだん距離を縮めていく2人の関係がピュアでとても素敵でした。
もう、2人の空気感が本当好きです。お互いに主張をする2人じゃないんだけど、2人でいるだけでなんだか幸せな気分になれたり、癒されたり。いるだけで、話すだけで、素直になれる関係っていいですよね。
告白までは、はっきりしてよ！な感じでしたけど、告白シーンはドキドキでした。ジュニョンって意外とやる時はやる男だったんですね。
それだけに、その後のお互いを思う故のすれ違いっていうのが辛かったです。想いあっているのにうまくいかない。。思えば思うほどに苦しくなる。見ているこっちも本当に辛い気持ちでした。お互いの気持ちがわかるから余計にね。
でもラストはとても幸せな気分になれたので良かったです。
キムミンジェは『キムサブ』以外は見たことなかったのですけど、この役がすごくハマってましたね。育ちの良いスマートな雰囲気がとてもカッコよかったですね。そして、低音ボイスがいい感じでした。
パクウンビンちゃんはやっぱり可愛い。一生懸命な雰囲気と、音楽が、バイオリンが大好きなんだって雰囲気がとても好きでした。
上でも書いてるけど、2人のケミが最高です。
⭐️今作注目のおじさまは、チェ・ソクテさん。ジュニョンのピアノの指導教官の人です。言ってることとかやってることは、引っかかることが多いんですけどね、彼も彼の中で、演奏家としてのプライドとか、ジュニョンへの嫉妬とか、色々あったんだろうなと推測。ってことで嫌いになれないキャラでした。
