4月にUSで番宣してたときから、見たい見たい見たーーい！とヨダレを垂らしながら待っておった🤩１話目がまさかのAmazonプライムで無料配信とは、うれしい雄叫びを上げました🥳このつづきはとりあえずスタチャンEXに登録して鑑賞するぞ🫡

耽美な物に囲まれる優越感はあるんだろうけど、セレブマダムって一体なに？みたいな感じでこの先どうなるのか楽しみだ

ダイアンレインは年取っても美しい

E1
面白い。1975年、カポーティは親交のある上流階級の夫人達を“白鳥”と呼び、彼女らを題材に小説『ラ・コート・バスク』を書く。人の美醜を啜らずにはいられない作家と、人間性を晒されたモデルたちの確執。監督はガス・ヴァン・サント。

低音美声のイメージがある個性派トム・ホランダーがここではカポーティのあの声と、悪魔的とも言うべき人間への好奇心を再現しようとしている。今年のエミー賞候補。

E2
スワンたちはカポーティの行為をミソジニーと断じ、彼を破滅させるべく結束を誓う。しかし小説内で最も私生活を暴露されたベイブは言う「私は時々、こういう私たちに疲れるの」。

E3
1966年に行われたカポーティ主催のパーティ“黒と白の舞踏会”。当時の記録映像スタイルで全編白黒。今年は１シーズン全編でやり遂げた『リプリー』といい、TVシリーズ全盛となってからというものモノクロ撮影の実験が相次いで面白い。

E5
窮地のカポーティを救おうと現れるのがジェームズ・ボールドウィン。ミソジニーとゲイフォビアの応酬にも見えた確執を、ボールドウィンは「アメリカ社会の腐敗だ」と批評する。彼の言葉の強さを再現しようするクリス・チョークがいい。

完走
時代風俗の再現やカポーティの晩年に対する批評が興味深いものの、ややテーマが分散した感。終盤は冗長気味。前半の筆致からすると、ホントはキャンセルカルチャーについてやるハズだったのでは？