ブラックユーモアホフマン

ミズ・マーベルのブラックユーモアホフマンのネタバレレビュー・内容・結末

ミズ・マーベル(2022年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

【第1話】
カラフルで楽しい。
入りの設定『私ときどきレッサーパンダ』すぎない?
ディズニー傘下のコンテンツ、全部バージョン違いなだけで根本の発想同じだから飽きる傾向ある。
もっともっと斬新であれ。

【第2話】
多分1話見てから5ヶ月くらい経った。
1話がどんなだったかもはや薄っすらだけど、なんだか2話は演出がもったりしてるな。キレがない。

キンゴはちゃんとボリウッドスターとして浸透してる。マーベルが確実に世界を変えようとしてる。のは分かるけど急ぎ過ぎて労働環境が心配になる。大義も分かるけど目の前のスタッフを大事にして欲しい。スローダウン!取り返しのつかないことになる前に。

ナキア役のヤスミン・フレッチャー、綺麗〜。若っ!まだ19歳!
イマン・ヴェラーニもキュート。だけどちょっとヘイリー・スタインフェルド=ケイト・ビショップにちょっとキャラ被りすぎなような。フローレンス・ピュー=エレーナにもちょっと近いし。若い女子キャラのレパートリー少ないぞ。人種しか違わなくない?て思っちゃう。学校ではイケてなかったりするけど根は明るいキャピキャピギャル。めっちゃ暗い子とかいてもいいのに。『Mr.インクレディブル』のヴァイオレットみたいな。ポジティブなのはいいことだけど。

【第3話】
テン・リングスのマークだったよな。
確かに腕につけてエネルギーを放出して使うって似てるもんな。しかも長くイギリスの植民地だった土地だし?シャン・チーとも繋がってくるのね。

アブーってお父さんのことで、ジンってジーニーとも言って、『アラジン』だなーと思うから、メナ・マスードとかも出たらいいな。

相変わらず『私ときどきレッサーパンダ』みたいでありつつ『リメンバー・ミー』とか『2分の1の魔法』っぽいところも出てきた。

しかしもったりしてるわ。展開が遅っせぇ。ご飯食べながら見るくらいでちょうどいい。まテレビドラマってそういうもんだったりもするね。

【第4話】
もはや単純につまらない。
説明的なセリフ、シーンばかりだし何を説明してんのかもよく分からないし。
観光映像みたいな。これパキスタン人が見たら変なのって思うんじゃないのかな。

カマラ、つまりイマン・ヴェラーニのキャスティングのいいところは、彼女が、オーバーサイズというほどでは全然ないけど、身長は高くないしスレンダーでセクシーみたいなタイプじゃないのが、これまでのマーベルヒーローにいなかったタイプだと思うところで。それでいてキュートでスター性もある。演技はまだ拙い感じするけど。

『デッドプール2』でヴィランになってしまうファイアフィストが「デブのヒーローが一人もいない。デブ差別だ!」と言うけど、それは本当にそうだなと思ったから今後そういうヒーローも出てきたらいいね。

【第5話】
「話せるんだね」←さっき話してたろ。
短い一話の中で語らなきゃいけないから仕方ないかもしれんけどもっと面白く演出できそうなラブストーリーなのに勿体ない。
あらすじを単純になぞるだけみたいな、ヒネリというか生きた体温を感じない演出。こんなの表現として死んでる。

もはやアメリカのB級映画や、日活ロマンポルノみたいに様々なクリエイターが次々と立ち上がる企画を成立させるために即興的に職人仕事的に投げられたボールを打ち返していくみたいなプログラムピクチャー的なところがマーベルにはあって、それが毎回こんな規模なのは凄いけど。

タイムスリップできるなんて聞いてないぞ。あとカマラいつ間にこんなに戦えるようになったんだ。こいつ、戦いの中で成長してやがる……!?

特殊能力を持った母娘3代の話としてはやはり『私ときどきレッサーパンダ』の方が面白い。
ブルーノはピーター・パーカーと仲良くなれそうだね。いや、なってあげなさい。

【第6話】
さすがに最終話、完全にキレが戻った。
と思って後に調べたらやっぱり1話と6話がアディル&ビラルの『バッドボーイズ フォー・ライフ』コンビ監督だったのね。
それ以外の4話が女性監督なのか……せっかく女性監督なのにな……つまんないんじゃ勿体ないなぁ……。

あら、ミューテーションだわ。マルチバース・オブ・マッドネスでチャールズが登場した時にもかかったX-MEN ‘97のメロディがまた一瞬かかったわ。

しかし、
正直、
そろそろマーベル追いかけるのしんどいです。