セヴェランスのさくのネタバレレビュー・内容・結末

予備知識ゼロで挑んだのだけど、何故かLimited Seriesだと思い込んでいて、まさかのクリフハンガーなラストにショック受けすぎでラストで叫んでしまった。シーズン2はよ。

冒頭でテーマはワークライフバランスかなと思いきや、全然違うもっと末恐ろしいお話でしたな。何をrefineしているのかについては、私は鑑賞時にはAI構築のために残虐な写真を選別させられた途上国低賃金労働者の話がずっと頭の傍らにあった。それらをコーディングして選別させられているのかな、と。ただ、終わってからRedditで彼ら自身(outie)のAIを作るためではないか説を見てそれも納得。彼らが抱えるトラウマや喪失(怖い数字)を除外してアップデートする…みたいな？
ヘリー以外でoutieを知れたマークとアーヴィングの2人は明らかにトラウマに苛まれているもんな。ヘリーはヘリーの理由が明らかだし。

O&Dみたいな他部署についてはまだ謎だらけだけど。
そのあたりは当然シーズン2では明らかになるんだよね…。

喪失との向き合い方とか、なんというかこういう「生きること」を描くドラマに外れはない。あと、設定は現実世界からかけ離れていても、いい上司とは何かとか(innieマークは本当に中間職の見本では)、あとなんでもできちゃう支配的な大企業の描写とか、描いていることは現実にある非常に身近なことなんだよね。