いよら

明日のいよらのレビュー・感想・評価

明日(2022年製作のドラマ)
3.2
テーマは悪くない、悪くないです。
ただちょっと重い部分もあるドラマですよね。
自殺を扱っていて、それを止めるために奮闘する「死神」たちの物語。
基本は1〜2話で完結のオムニバスなので、先が気になるとかはないですけど、なんとなく配信の度に見てました。

自殺の理由に関しても色々あるんですが、それについてはなかなかデリケートな問題なので、詳しくは書きません。
現代社会を反映しているドラマなんだと思います。
それを真正面から扱おうとしたっていうのは凄いなと思います。
エピソードごとに、それぞれの登場人物が立ち直っていく過程っていうのも、いいセリフがたくさんありました。
戦争に行って辛い思いをしたおじいさんのもとに集まった死神たちは良かったですね。

自分のことを肯定できることっていうのは大事ですよね。そして、生きる意味を、理由を、見つけるってことは大事。そのためには、自分を肯定してくれる存在がいたり、不安や迷いを取り除いてくれる人がいるといいんだなとは思います。


死後の世界っていうのを会社に擬えて、死者を引導する存在がいるっていうのは斬新でしたね。そして最新機器を使う死神たち。各部署も特徴あって良かったです。
映像チームは、なかなかに大変そうですけど。


ロウンが演じたジュヌンはまっすぐなキャラクターでしたね。ちょっとうるさいと思う時もなくはありませんでしたが…。
キムヒソンssiはたぶんちゃんと見るのは初!ピンク髪とアイシャドウが似合っていて、ビジュアルがすごく好きでした。言動はキツいですけど、なんだかんだと温かいキャラでしたね。
イ・スヒョク演じるパクチーム長は、影の主役?っていうくらいカッコよかったです。


13話は、、日本人にとっては辛いエピソードでしたね。こういうふうに扱って欲しくない問題だなと思います。
いよら

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