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らんまんのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

らんまん(2023年製作のドラマ)
4.0
江戸時代末期の慶応3年(1867)土佐・佐川村。裕福な造り酒屋「峰屋」の待望の跡取りとして生まれた万太郎(神木隆之介)。
植物が大好きで明るい性格だが、虚弱な子どもであった。
幼い時に母ヒサを病気で亡くし、祖母・タキ(松坂慶子)の手で育てられる。
タキは万太郎を、名家の跡取りとして立派な男子として育てようと、武家の子らが通う学問所・名教館に入れるが、武家の子息たちとは馴染めず登校拒否に。
しかし、学頭である池田蘭光から植物の不思議な生態について教えを受け、学ぶ楽しさを知る。
その後、東京で開かれる博覧会に峰屋の酒を出品することになり、18歳の万太郎は当主として竹雄を伴い花の都・東京へ出かける。
博覧会場で菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)と運命の出会いを果たし、また幼い時から憧れていた植物学者、野田や里中を訪ね大きな刺激をうける。
高知に戻った万太郎は植物の研究をやめ、峰屋の主として生きることを約束するも、偶然出会ったジョン万次郎に「人生は短い、後悔せんように」と説かれ、植物学の道に身を投じたいという思いをタキにぶつけるのであった。
連続テレビ小説第108作「らんまん」は、日本の植物学の父と称される高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士の人生をモデルとして再構成したオリジナルストーリー。
植物に無邪気に向き合い才能を発揮するが、世渡り下手が故に何度も何度も不遇な境遇に陥る牧野万太郎のピュアさがハマっている神木隆之介や万太郎のピュアさや才能を愛し植物学者の研究を支える寿恵子の芯の強い健気さがハマっている浜辺美波を軸に、松坂慶子などのベテラン勢とのアンサンブルが見応えあった朝ドラ。
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