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ブギウギのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ブギウギ(2023年製作のドラマ)
4.0
舞台は大正の終わりごろ、大阪市福島。下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子(趣里)は、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子。いつも両親や個性豊かな常連客の前で歌を披露していた。
「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と思うようになった鈴子は、小学校を卒業後、道頓堀に新しくできた歌劇団「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団する。
厳しい規律と稽古にも耐え、舞台デビューが決まった鈴子は、母・ツヤの発案で「福来スズ子」という芸名を名乗ることに。仲間たちと切磋琢磨し、一人前のレビューガールへと成長したスズ子は、抜群の歌唱力で頭角を現していく。
昭和13年、スズ子は上京。そこで人気作曲家・羽鳥善一(草なぎ剛)と出会い、大きく運命が変わる。
羽鳥の指導を受け、“スウィングの女王”と呼ばれ人気歌手になっていくスズ子。
しかし、その一方で戦争の足音が次第に大きくなっていき――。
「東京ブギブギ」の笠置シズコをモデルにした朝ドラ。
常に歌と音楽に情熱とバイタリティを燃やし、義理と人情を忘れないスズ子を演じる趣里さんの明るい演技や羽鳥善一を演じる草なぎ剛の優しいJ.Kシモンズぶりやスズ子の良きライバルを演じる菊池凛子のツンデレ演技も楽しく、「東京ブギブギ」などの名曲誕生エピソードも散りばめられ、エンターテイメントに情熱を燃やす歌手の生き様とエンタメでウサを忘れて生きる庶民の姿がイキイキと描かれた朝ドラ。
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