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褒めるひと褒められるひとのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

褒めるひと褒められるひと(2023年製作のドラマ)
4.0
市川詠子(森川葵)25歳、総務部勤務。ふだんはきっちり仕事をしても大して評価されないのに、ちょっとした失敗でコテンパンに怒られて、落ち込んだ彼女がつぶやいたのは「ほめられたい…」の一言。
それを先輩の坂東さん(川崎鷹也)に聞かれたことから、市川さんの“褒められる日々”が始まった!
「忍者的な仕事ぶり!」
「君の仕事、無駄がない、回らないお寿司屋さんって感じ!」
「その熱気、さながらねぶた祭だね!!」
坂東さんの褒めはかなりズレていて、市川さんは素直に喜べない・・・と思ったのだが、次第にその奇妙な褒め方が心地よくなる市川さん。
そして、この2人の「褒める」「褒められる」コミュニケーションが総務部や会社全体に様々な奇跡を呼び起こしていく。
自己肯定感低い市川さんと変な褒め方する坂東さんの褒め褒められる関係が、やがて支え支えられる関係になり恋に発展していく中で、坂東さんに褒められて自己肯定感が上がり新しい仕事に挑戦したり上司からの評価が上がる市川さんの成長やなぜ市川さんを坂東さんが褒めるのかの理由が明らかになったり、会社全体に褒め褒められる輪が広がって会社全体の空気が良くなっていく展開は、成果主義からパワハラモラハラがない環境にしていくには何が大事か教えてくれる。
毎回坂東さんが例える人や物に、森川葵さんが扮するコスプレが毎回面白く可愛く、森川葵さんと川崎鷹也のコンビの空気感が毎回ほのぼのさせられるお仕事ラブコメディドラマ。
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