A子(中尾幸世)は壊したバイオリンを修理するため、イタリアに行く。
例によっていろんな人と出会うが、みんな楽しそうで伝わってくる。
モナリザA子のイタリア紀行みたいで、川の流れのような人生を垣間見る…
四季〜ユートピアノの精神的続編と言っていいのだろうけど調律師の栄子が壊れたバイオリンを修理する為にその故郷と言える北イタリアのクレモナを訪れるお話。四季〜がどちらかと言えば死の香りを纏った作品である…
>>続きを読む「全てが通り過ぎていく」という美しさ……。
まさに過ぎゆくものを繋ぎ止める、という映像メディアにしか成し得ないことを紡いでいる。
「夢の島」の切り裂かれるような痛み。
「四季」の切なさを孕んだユ…