久我という狂ってるストーカー野郎が最高だったサスペンス。とくに前半のサスペンスの撮り方や演出はハラハラするものがあって最高だった。
倉科カナファンとしては眼福ものではあったが、猟奇的な久我というキャラ頼りな部分もあり後半久我の出ていないパートは尻すぼみ。久我を待ち侘びていた自分がいた。
本来カタルシスを感じさせるための盛り上がりを見せねばならない最終話が静かに終わっていったのが残念極まりない。
とにかく本作は久我役の竹財輝之助がMVP！
▼Twitterに投稿した各話短評
◆ 第1話
“再会”
恋人にプロポーズされ浮き足立った主人公探偵のもとに新たな依頼者が。暴行で収監された男の復讐を調査。説明過多なプロットは気になるがネカフェのシーンはハラハラした。彼女の経験踏まえるとよくあんなことできんな。倉科カナ主演。
◆ 第2話
“執着”
倉科カナ演じるみどりの元彼ストーカーが狂いすぎwwラストシーンぶっ飛んでてわろた。この男の執着とんでもない。にしてもこんな奴に追い回されている状況下でみどりはまたもや危険な行為を。彼女らはどのように男どもを制裁していくのだろう。
◆ 第3話
“恐怖”
昔の恋人久我から執拗なストーカー被害を受けるみどり。彼女の依頼者敦子は犯罪者押本から付け狙われる。2人の心境としては恐怖以外の何物でもないが、久我のタトゥーはさすがに笑う。金夜ドラマはこの手のキチガイ野郎を常に出してくるな。
◆ 第4話
“決断”
元恋人のストーカー久我に復縁を持ちかけ復讐を決意するみどり。誘い込むことに成功し、彼を気絶させることに成功。しかし尾行してきた押本に目撃されていた…久我は一体どこへ？個人的には久我と押本のサイコパス対決とか見たいんだけどなぁ。
◆ 第5話
“反撃”
執拗なストーカー行為をする久我を返り討ちにしたみどり。その後、久我はどうなったのか…行方不明で警察が捜査を始める。一方、恋人の浅野は彼女の犯行に気付き複雑な胸中を抱く。とりあえず高橋英樹の親子丼は食べてみたい。話はそれからだ。
◆ 第6話
“悪魔”
一つの復讐劇の終焉。敦子へ異常な執着を見せる押元を相手に悪魔になることを決意したみどり。恋人や職場を離れ、独りよがりな復讐者押元を自宅へ呼び寄せる。恐怖に打ち勝ち押元を打倒するも、その後彼女の前に現れたのは死んだはずの久我⁉︎
◆ 第7話
“地獄”
押元を殺害してしまったみどりはまさか生きていた久我に匿われる。猟奇的で不可解な久我との共同生活には吐き気を催すほどの嫌悪を感じながら、彼女なりの反撃を行う。相変わらず振り切った竹財輝之助の演技には笑わせられる。次回最終回。
◆ 第8話
“希望”
押本殺しで裁判にかけられるみどり。殺意の有無を問われ、正当防衛を主張。検察官に怒涛のように殺意を責め立てられる。検察役の黒田大輔の憎たらしい好演で飽きずに観られたがサスペンス感が薄らいだ最終話。みどりと敦子の明るい未来を願う。
