1910年(韓国併合)にはじまり、バブル経済期の1989年までの、
4世代にわたる80年間の「在日コリアン」の人生が描かれている。


イ・ミンホ出演ドラマで、好きな作品は、実は今まで1つもなかったんだけど、(ファンタジーが苦手だったり、相手役が苦手だったり)
今回は、一言で表現できないくらい素晴らしかった！

ハンス(イミンホ)の中の善と悪。今後の展開が気になる。



主人公のソンジェ役(子から老年まで)の3人もそれぞれ魅力的！


日本で差別に苦しめられるドラマ展開とは真逆のイメージのオープニング！
グラス・ルーツの「今日を生きよう」をBGMに、パチンコ店で踊りまくる在日コリアンたちに釘付けになった！

シーズン2も期待！




以下ネタバレ↓


















2章後半　イミンホと結ばれるシーンが美しい。
3章　久々の再会で激しく求め合う二人♡

5章　初夜

6章　「どうやって成功するかが重要だ」



韓国人の日本語はかなり気になる。
今回は南果歩さんなど、きちんと日本語を話せる方も多く出演していたのがよかった。

アップルオリジナルの韓国ドラマで、親子三世代の壮大な大河ドラマです。
時間軸が行ったり来たりしている上に、最初は誰が誰の成長した姿か、関係性があるのかが分からず、ドラマに乗り切れませんでした。
しかし折り返し地点の4話から5話にかけて伏線が繋がってくると一気に面白くなります。
日本と朝鮮とのダークサイドな関係性も描かれ、特に関東大震災の時に起きたという実話は衝撃的です。
貧しく国を渡ってきた者たちのドラマは『ゴッドファーザー』などもそうですが、スケールもドラマの強度も段違いですね。

在日コリアンの家族の物語を1920年代の日本の植民地支配に始まり、関東大震災を経て、1980年代のバブル期まで描いた日本で言うところの朝ドラのような作品。

想像以上にがっつり日本が舞台なのに驚きましたし、俳優さん達が達者に日本語を操るのには感心しました。役によっては韓国語、英語、日本語の３つを織り交ぜつつ芝居しなければならない役者さんもいて、言語が変わっても芝居のテンションはそのままに見事な演技力だと思います。

韓国人から観た日本人の恐ろしさや差別、不条理が終始徹底して描かれており、観ていてかなりシンドかったところもありますが、映像や音楽のクオリティが常に高く、AppleTV+の地肩の強さを感じました。