EDDIE

ウェンズデー シーズン1のEDDIEのレビュー・感想・評価

ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)
4.2
Netflixが本気を出してきた!キャラクタードラマとして最高の出来。
多くのファンに愛されるウェンズデーというキャラクターが爆誕!
第1話と最終話の出来が素晴らしく、今後人気シリーズとしてシーズンが続くことを期待させる意欲作。往年のアダムスファミリーファンも喜ぶあのキャラやあのキャラも登場。

個人的には最初はちょっとウザいキャラとして登場するウェンズデーのルームメイトのイーニッドがめちゃくちゃお気に入りのキャラの一人となりました。
そして何よりもウェンズデー役を演じたジェナ・オルテガの役作りの素晴らしさ。過去のアダムスファミリーのウェンズデーがちゃんと大きくなって帰ってきた!ってぐらいにダークで、しかも魅力は数倍にもなっています。
やはり徹底したブレないキャラ設定が本作のウェンズデーの魅力と言えるでしょう。
現実にいたらマジで総スカン喰らうぐらい虐められちゃうんじゃないかって一人よがりで変な子なんですが、ドラマのキャラクターとしては完璧。

出番は少ないですが、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じる母モーティシアも実に存在感がありました。

早くシーズン2が観たい!

▼Twitterに投稿した各話短評

◆ 第1話
“水曜生まれの悲哀”
めちゃくちゃオモロい!
あのアダムスファミリーの娘ウェンズデーが主役のコメディホラードラマ。
皮肉と嫌味のきいた台詞の数々にニヤけさせられる上、アクションまで魅せる。テンポなど演出プランが抜群。続きが気になる。

◆ 第2話
“一人ぼっちの哀愁”
ウェンズデーが目撃した珍獣事件。しかしそんな存在誰しも信じない。彼女は真相を探るために調査を開始する。
そして1897年から開催される伝統的なボーカップに参戦。やはりアダムスファミリーといえばハンドの存在!彼の活躍がお見事。

◆ 第3話
“友情の苦悩”
「2回スナップ」で探し当てた秘密結社。モンスターの存在に近づいているのかどうか。もしかしたらヤツの正体は人間なのかも!?そんな疑念を抱きながらもウェンズデーの周りでは良からぬ出来事が続く。やはりヴィヴァルディの冬はアガるなー!

◆ 第4話
“すばらしき夜の憂鬱”
「完全じゃない、コンドームみたいなもんよ」って(設定上)女子高生のセリフで出てくるって凄いな。
ダンス会の催しに湧く学園。血のスプリンクラーが降り頻るまでは…ってかウェンズデーのダンスのクセが強すぎるんや!笑

◆ 第5話
“悲運の因果”
「両親の過去」
モーティシアとゴメズ。彼らの学生時代に何があったのか。本当に父は殺人を犯したのか。
今回はアクションなし、事件捜査と家族の関わりのドラマ濃いめ。釣り餌よ、と言いながら池に爆弾を投げ込む模様は滑稽。イーニッド可愛い。

◆ 第6話
“悪意の代償”
いよいよクライマックスに近づいてきた感あるエピソード。
同級生たちからサプライズでバースデーを祝われながらも興味を示さないウェンズデー。そこで危険を顧みずに怪物と事件の真実を追い求めるが、イーニッドと仲違い。友達は大事なんだよ。

◆ 第7話
“苦渋の決断”
怪物の正体、その秘密が判明。犯人はまさかの二人!?
そしてハンドが大ピンチ…一命を取り留めたが…。
自分の性格がたたり次々とウェンズデーのそばを離れる友人たち。でもラスト、イーニッドが戻って良かった。
怪物の正体は奴だったか。

◆ 第8話
“闇の中の殺意”
「他人に頼るのは弱さだと信じてた」
そうやって自分本位の動き方で捜査を進めるウェンズデー。しかし彼女にはちゃんと仲間がいた。
サブキャラまでに見せ場を用意し伏線を回収しまくるクライマックスは爽快!
シーズン2でもみんなに会いたい!
EDDIE

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