EDDIE

サーフェス ねじれた記憶のEDDIEのレビュー・感想・評価

サーフェス ねじれた記憶(2022年製作のドラマ)
3.3
締まってみたら良質なサスペンスミステリーだった。しかし、その展開になるのであれば…と中盤のくだりもっとサクサクやってほしかったなというのが本心。主人公に付き纏うトーマスのエピソードは正直蛇足としか感じず、2人の関係性の深掘りをしたことが逆に邪魔な情報に。

以下、Twitterに投稿した各話短評。

◆ 第1話
“新しい私”
ググ・バサ=ロー主演のミステリードラマ。海に飛び込んだことによる脳の障害で断片的に記憶を失ってしまった女性ソフィー。見知らぬ男に見られている…そんな不気味な体験も束の間、彼女自身が忘れていた衝撃の真実が…。

◆ 第2話
“体が覚えてる”
めちゃくちゃ気になる終わり方するやん!記憶をなくしたソフィー。ただ覚えてなくともフラッシュバックする謎の光景や馬に乗ったことのある体の記憶。献身的な夫はソフィーの親友と共に何かを隠している?彼らが記憶喪失の要因とか?

◆ 第3,4話
“繰り返される過ち”
“危険な選択”
親友すらも信用できなくなったソフィー。記憶を呼び起こすために危険なセラピーに挑戦する。そしていつしかトーマスに心を惹かれていく…信じれるのは彼だけ。夫の企みを危険を冒して知る彼女。一体真実とは。

◆ 第5話
“よみがえる記憶”
記憶を取り戻す治療の一環として幻覚剤に手を出すソフィー。パーティ会場の絵画鑑賞中にその効果とも思える記憶の断片が。彼女は負のサイクルを体験してしまい混乱。一方、証拠品を探るトーマスは遂に決定的物証を押さえたが…。

◆ 第6話
“なりたい自分”
明かされる真実。ソフィーとジェームズの出会いから回想を挟む。ジェームズは彼女と出会ってからいいこと尽くめ、出世街道まっしぐら。ただ同僚は彼女を疑い始める。そして2人はすれ違い始め、ソフィーは遺書を残し運命の事故へ…。

◆ 第7話
“たどりつく場所”
ソフィーはジェームズともう一度再出発することを決意…しかし、その矢先またもや疑わしい事象が。トーマスとは縁を切れど彼は追いかけてくる。彼から送られた映像にはもう一つの真相。潜入捜査官であるトーマスには最悪な事態が。

◆ 第8話
“向こう側の世界へ”
そうきたか〜!という最終話。ある意味のどんでん返し。一組の夫婦の愛憎の物語、かと思いきや妻の方は…記憶喪失という一つのきっかけがミスリードに導く大変良質なミステリーサスペンスでした。ググ・バサ=ローの演技に拍手。
EDDIE

EDDIE