ロアー

FARGO/ファーゴ:カンザスシティのロアーのレビュー・感想・評価

3.8
#ウィショ君祭 20作目

最終話まで残すところあと4話ですが、ウィショ君祭開催中に感想を残したかったので中途半端に7話までの感想です。

1話目からスタイリッシュな雰囲気に期待が持てそうだと思った本シリーズ。メインストーリーはマフィアの抗争で、争いを避けるためお互いの息子を交換するって言い出した時、いやそれ絶対よくないって!って思ったら、まあ案の定でした。冒頭10分くらいで起きた怒涛の息子トレードに早速ちょっと混乱です。

マフィアに加え、”死の天使”なサイコ看護師や脱獄犯2人組なども絡んできて、中々一筋縄ではいかないのがやっぱりファーゴシリーズ。
移民であるイタリアン・マフィアと差別の歴史がある黒人ギャング。どちらもアメリカという地で成功することに憧れと大きな意味を持っていて、台詞の端々に社会問題が提起されてるのも深いと同時にかっこいい。

ウィショ君の役はイタリアン・マフィアの一員。
マフィアなウィショ君って珍しくて良いって最初は思ったけど、かなり複雑な立場なのでファミリーの中でも異質で常に憂いのある表情なのがかわいそうです(だけどやっぱり良い♥サスペンダーだし♥)
出番こそ多くないものの重要な立場で、4話からちょっと活躍が増え、6話でまた新展開だったのでこの先どうなるのかすごく気になります。ここまでの展開を踏まえたらもっと活躍が増える筈・・・

てか、ウィショ君と同じファミリーのカラミータ。カラミータお前!
一目見て、勝手に冷静で頭良い系キャラだと思いこんで結構好きだったのに(サスペンダーだし)3話で大嫌いになりました。うわ~ん!カラミータ馬鹿だった~!カラミータの大馬鹿野郎~!ウィショ君を危険な目に遭わせるんじゃない!
思わず怒っちゃいましたよもう。あの〇にニコニコマーク焼いてやりたい!
でもまあ、私の見る目がなかったとして諦めるしかないですね(何をだ)
ロアー

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