闘病中の父が好きで読んでいた時代小説"あきない世傳 金と銀"。自分も一緒になって、夢中で読んだのが懐かしい。
そうだ、父は最終巻の発売を待たずに亡くなってしまったのだった。。
いずれドラマ化されると思っていたが、ついに！！
キャストを見て少し心配もあったけれど、蓋を開けてみれば、幸役の小芝風花が意外に良くて、惣次役の加藤シゲアキも原作のイメージ通りかな（二人とも大阪出身なので言葉はバッチリ！）。
治兵衛役の舘ひろしもお家さん（おえさん）役の高島礼子も、はんなりしててええ感じ。いしのようこのお竹はきっとビジュアル違うだろうけど笑、中身はぴったり！
世界観にズレがなくて、今一番楽しみにしているドラマ♪
手代、女衆（おなごし）、商売往来。
うちの母の実家も商家だったので、こういう商い物はなじみがあって観ていて楽しい。
幸は学者の家の出で父親は商売を嫌っていたけれど、その幸の知的なセンスがこれから商売にどんどん生かされて行く。
少しずつ商いの楽しみを覚えていくのが、観ている者にも伝わって来る。
原作既読なので先はわかっているけれど、どんなに困難がやって来て嵐が吹き荒れようと、知恵と勇気で乗り越えて行く幸の逞しい姿を、ドラマでも見届けたいと思う。
私の週末の楽しみ♪
