主人公も毎回登場する変人たちもキャラ濃過ぎて腹痛い。
盲目じゃない座頭市こと地獄市は死ぬほど笑らかしてくれた。
役者さんは本当に座頭市のアシスタントで撮影現場で演技していた裏話は驚いた。

早川「ただし！その腕前は日本じゃあ2番目だ」

敵「じゃあ、その日本一ってぇのはどこの誰だ⁉︎」

早川『ぴょ〜〜ん(口笛)、チッチッチッチッチ』

👍🥴『ハハハハ』でこの顔。

戦う前に必ず敵を煽るのホント好き。

2月2日、青年科学者 飛鳥五郎(岡崎二朗)が殺された。親友である私立探偵の早川健(宮内洋)は、その仇をうつため、飛鳥が宇宙探索用に開発中だった強化服と特殊自動車の開発を受け継ぎ、ズバットスーツとズバッカーを完成させた。こうして早川はさすらいのヒーロー"快傑ズバット"となり、親友 飛鳥を殺した真犯人を探す旅に出たのだった。


早川健は改造人間ではなく普通の人間のはずだが崖から落ちてもピンピンしていたり普通では考えられない肉体を持つ。悪の組織ダッカーの用心棒たちも普通の人間のはずだが日本一を自負する妙な特技を持っているのが面白い。

｢ただし、その腕前は日本じゃあ二番目だ｣と指を2本立てて相手を挑発。

日本一キザなヒーロー早川健。鼻をすすってカッコいいのは早川健だけだと思う。

最終2話が恐ろしく駆け足でダッカーの首領Lとの対決が見せ場もなくあっさりとしていたのが残念だった。

• #石森章太郎

宮内洋さん演じる、私立探偵の早川健が、謎の敵に、親友を、亡き者にされて、その親友を亡き者にした真犯人を探し出す為に、全国各地を旅しながら、悪の組織・ダッカーが送り込んだ敵に立ち向かうお話。

正直、子供の頃、見たときは、本作の良さが、分からなかったですね。
何故かと言えば、毎回、登場する敵が、変なメイクをした人や変な衣装を着た人ばかりで、首領も、被り物とメイクしただけの人で、「なんで、着ぐるみの怪人が出てけえへんねん。笑。」って、不満でした。
やっぱり、当時、等身大ヒーロードラマと言えば、敵は着ぐるみの怪人でしょう。って、勝手に、思っていました。

ところが、大人になって見返してみたら、評価が変わりました。
ハッキリ言って、面白い！
小林旭さんの「渡り鳥」シリーズへオマージュ＆リスペクトを込めたであろう。作品だと思われます。
着ぐるみの怪人じゃなくて、変なメイク、衣装、被り物をした怪人の方が、本作の世界観にドンピシャ！に合っていて、尚且つ、ストーリーも、仇討ちものの復讐劇で、誰が真犯人なのか、先の読めないスリリングな展開に、グイグイと引き込まれました。

毎回、何かの達人が登場して来て、腕自慢をするんですが、その腕前を見て、早川健が、その腕前は一流だが、ただし、日本じゃあ、２番目だ。」って言ったら、敵が、「じゃあ、一番は誰なんだ。」って言い返したら、「チェ、チェ、チェ！」と言いながら、ハットのつばを指で挙げて、一番は俺だぜ！的に、自分のことを自分自身で、指さすポーズが、キザなんだけれど、カッコいいんですよね♪
お決まりのやり取りなんだけれど、見ていたら、クセになります（笑）。

あと、主人公の早川健が、改造人間やサイボーグでもない、生身の人間で、強化服を着て、変身する。って言う、ライダーマン的な設定も、好きですね。

水木一郎兄貴の主題歌＆挿入歌も、どちらも、いいんですよね♪
確か、当時、両親に「怪傑ズバット」のレコードを買ってもらって、持っていて、良く聴いていました♪（現在は、そのレコードが、残っているかどうかは分かりませんが。）。主題歌は、等身大特撮ヒーロードラマの王道とも言える熱い曲で、水木一郎兄貴の力強い歌声が、際立っていて、高揚感が半端なかった。挿入歌も、良い意味で歌謡曲的なメロディーで、歌詞も染みるんですよね♪
正に、どちらも、名曲だと思います♪

いつか、地上波のテレビの再放送を期待しています♪

●映画「仮面ライダーV３対デストロン怪人」のレビューで書いた、「怪傑ズバット」のDVD-BOXリリースイベントに関するエピソードを、せっかくなんで、こちらにも、載せておきますね。

それから、宮内洋さんの「怪傑ズバット」のDVD-BOXリリースイベントに、以前、参加したことが、あるのですが、立ち見が、出る程、大盛況で、宮内洋さんが、登場するなり、大声援で、物凄く、盛り上がった、熱いイベントでした。客席には、ダッカーの戦闘員の格好をされた、熱烈なファンのお客様も、いらっしゃっいました。撮影当時の裏話やエピソードが聞けたり、主題歌を熱唱されたり（記憶違いでしたら、ごめんなさい。）、とても楽しかった思い出が、あります。
怪傑ズバット・早川健は、仮面ライダーV3と双璧をなす、人気キャラクターなので、是非映画「仮面ライダー1号」藤岡弘、さんみたいに、宮内洋さんにも、V3と共に、再び演じてほしいキャラクターですね♪