７話の展開で頭がいい感じの混乱をおこします。
それまでが長い、訳が分からないまま長い。
最終話の急な“可哀想な僕ちゃん”感。
とりあえず続きを待つ。

私は大好きだけど人には勧めにくい作品でもある。まず皆が注目するのはハンニバル並みに芸術点の高い猟奇殺人現場だろう。これが一番わかりやすいグロテスクその1
でもグロテスクなのはそれだけではなく、人間関係の信頼感に対するグロデスクさ、女と男の断絶や価値観の違いに対するグロテスクさ等さまざまなグロテスクが重なっている作品というのが私にはとても面白かった。
主演女優たちの高い演技力のおかげもあり、見ている私たちも主人公と同等の混乱混沌を感じるのも好きなポイントの一つ
主人公が今は現実なのか昏睡状態の中で作り出した夢のような世界なのか混乱する作品はいくつかあるけど、見ている側の私達にもそれを感じさせてくれる作品は総じて好き
周りの人たちは都合よく「今は現実だ」「今は夢の中だ」「あなたは病気だ」と主人公をコントロールするために意見を変える
だから何も信じられない
このあたりは「病んでいる」人間の感覚を非常にリアルに描いていると思う
実際そのくらい頭の中は混乱している
空想であって欲しい現実と、現実のように見える空想の狭間で苦しむ感覚が詳しく描かれているのはとても素晴らしい
終わり方に賛否両論あるけど私はこれは1つの作品としてここで終わりで良いと思う
私にとっては完璧な終わり方だった
夢か現か分からない状況の中でも主人公は己のやることを全うするのみという姿勢を見せつけて終わる、かっこいいじゃないですか

ライアンマーフィーが好きなので
みた。
死体のグロテスクさを
美的に制作できるのは、すごいな
と思う。最後の晩餐はすごかった

ストーリーは、まずまずですが、
私は好きです。