エピソード03
第3話

拍手:0回
あらすじ
ある日の朝、樹(草彅剛)が朝食の準備をしていると、陸(永瀬矢紘)が浮かない表情で腹痛を訴える。学校か病院か、どちらへ行くか自分で決めるよう促す樹に、陸は渋々登校することを選ぶが、学校へ送り届けた樹は、いつになく小さな息子の背中に心配を募らせる。
一方、生前整理を始めた母・こはる(風吹ジュン)への違和感が拭えない真琴(中村ゆり)からその真意を問いただされるも、こはるに口止めされているため本当にことを言えない樹。しかし、真琴がこはるの体調に疑いを抱き、不安を感じていることを悟った樹は、こはるにもう一度2人で話し合うよう勧めるが、こはるは「娘の負担になるのは嫌」の一点張りで…。
そんななか、読み聞かせのため再び陸の通う小学校を訪れた真琴は、陸がいじめを受けている現場に出くわす。「自分がされて嫌なことは人にしないよ」という父親の言葉を守っているだけなのに、なぜ自分だけ嫌なことをされるのか分からないと涙を見せる陸に、真琴は思わず自分と利人(要潤)の関係を重ね、あることをアドバイスする。しかしそれが、後に問題を引き起こすことに。
磯部(中村雅俊)の元には、10年前に息子の文哉が自殺した一件について話を聞かせてほしいと、再び波多野(古川雄大)が訪ねてくる。過去の苦い経験からマスコミを一切信用していない磯部はすぐさま波多野を追い返そうとするが、波多野は、そんな磯部を煽り、揺さぶりをかける。
©︎カンテレ