DUST~十三年の追憶~(2023年製作のドラマ)
尘封十三载/Thirteen Years of Dust
あらすじ
2010年、刑事の陸行知が殺人現場にかけつけると、全裸の女性が横たわっていた。遺体はまるで絵画のように美しい姿勢で硬直し、傍らには1本のHBの“鉛筆”が落ちていた。その光景は13年前の1997年に、陸行知が新米刑事として衛崢嶸に弟子入りした日に起きた殺人事件と酷似していた…。
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13年前の事件との類似性を、陸行知は“偶然”と判断して新規の事件として捜査を始め、被害者の“ダンサー”王楠楠が地下駐車場で犯人に待ち伏せされたと推測する。一方、13年前の被害者の“ダンサー”柳夢は香港スター・黄家傑の公演に出演していたため、衛崢嶸と陸行知は黄家傑が宿泊するホテルへ向かう。情報を提供したのは無職のゴロツキ“瓜皮”だった。
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黄家傑にはアリバイがあり、他の手がかりも途絶える。一方、2010年では王楠楠の車が見つかり、さらに王楠楠の遺体から柳夢の“毛髪”が見つかる。13年前の事件と結びつく決定的な証拠を得た陸行知は、既に第一線から退き図書室の担当になっていた衛崢嶸に捜査の協力を求める。
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王楠楠は柳夢と同じ“チェリーの髪飾り”をつけており、殺害される前に舞台芸術運営会社の代表・姚楽と揉めていた。姚楽は13年前にも疑いがかけられていた人物だった。1997年、陸行知が楊漫や義父母と会食していると、楊漫の“幼なじみ”楊哲が現れ、食事を共にする。2010年、“娘”が原因で陸行知と離婚していた楊漫は、教え子の呉嘉に車を修理してもらい、彼に英語の補習をすると約束する。第一線への復帰を求められた衛崢嶸は、白暁芙の墓前で迷いを示し、訪ねてきた陸行知に捜査の進展を聞く。
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1997年、“夢追”というタイトルの曲を書いていた姚楽は衛崢嶸に捕まり、柳夢との感情のもつれがあり、HBの“鉛筆”も持っていたことで取り調べを受けていたが、その最中に次の殺人事件が発生、被害者の女性はやはり絵のように美しい姿勢で硬直していた…。“幼なじみ”の楊哲は楊漫に仕事を紹介しつつ、陸行知の捜査について質問する。
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1997年の2件目の被害者の女性・杜梅は、同じ工場で働く馬成群のセクハラを受けていた。殺害現場にはやはりHBの“鉛筆”が落ちており、現場付近の棚の中から杜梅の娘・寧寧が見つかる。2010年、姚楽は姚鑠に改名していた。姚鑠は王楠楠が交流していたSNS上の人物の情報を陸行知に伝える。陸行知は“HB”と名乗る人物が怪しいと感じ、IPアドレスからネットカフェを割り出す。カフェの防犯カメラに映っていたのは馬成群だった…。
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1997年、馬成群は立ち退きの際に配当される家を多く要求し、自殺騒動を起こしていた。逮捕された馬成群は杜梅の殺害を否定し、“浴場”で浸かったのち、杜梅が何でもアリのスパで働いていたという情報を提供する。2010年、馬成群は7つの家を所有し、その内の1軒には別れた妻子が住んでいた。
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楊漫が仕事で“幼なじみ”楊哲に会いに行くと、彼は“はりつけにされた裸体の女性の絵”を所持していた。馬成群は杜梅が殺害された日の深夜、現場付近で“鳥の仮面”を被った人物を見かけていた。その人物は暗闇の中、スクーターごとレインコートで被せて移動し、浮遊していたように見えたと言う…。2010年の衛崢嶸と陸行知は、1997年のスクーターの販売記録を調査し始める。
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1997年、白暁芙に物証の解析を依頼した衛崢嶸は、研究室にいた彼女の息子に会う。2010年、スクーター調査の過程で“両刃の兄貴”郭勝利が12年の服役を経て出所していたことが判明する。郭勝利はかつて杜梅と交際し、その後スパの経営者になっていた。“棚の中の少女”寧寧は陸行知と楊漫が引き取り、2人の“娘”となっていた。成長した彼女は刑務所で捜査の写真を目撃し、実母の杜梅が“鳥の仮面”を被った人物に襲撃された時の光景を思い出す。
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2010年、“成長した少女”安寧は自宅を訪問してきた楊漫の教え子・呉嘉にパソコンを調整してもらい、13年前の実母の殺人事件について検索する。呉嘉は楊漫に英語を教わっていたが、専攻はコンピュータだった。安寧は呉嘉が楊漫に片思いをしているような印象を抱く。1997年、刑事の杜が捜査中に車に跳ねられ、目撃者は車の後部に“王冠”のマークがあったと証言する。
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刑事の杜を跳ねたのは郭勝利の部下・曲振祥だった。“細虫”曲振祥は郭勝利を裏切り、抗争中の白小偉が杜梅を殺したと嘘をつく。郭勝利は諸刃の“スコップ”で白小偉を殺害、さらに刑事を跳ねた罪をも被って服役する。その後曲振祥は出世し、2010年には市の権力者になっていたが、陸行知は曲振祥の捜査を上層部に要請する。1997年、3件目の女性連続殺人事件が発生し、“幼なじみ”楊哲は楊漫に身の安全に気を付けるよう警告する。
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3件目の被害者は陶玉芬、殺害したのは夫の遅永だった。勤務先の遊園地の“同僚”王莉の証言から遅永は言い逃れできなくなり、柳夢、杜梅、陶玉芬を殺したことを認める。こうして事件は“解決”するが、腑に落ちない陸行知と衛崢嶸は捜査を継続し、以前の事件現場の写真に王莉が映っていたことを突き止める。王莉と遅永は、職場から同じサイズの“サンタクロース”のブーツを支給されていた。
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3件目の事件は王莉がこれまでの連続殺人を模倣し、遅永に罪をかぶせていた。2010年、衛崢嶸は振翔グループの社内で唐玲の写真を発見する。唐玲は曲振祥と協力して郭勝利を陥れた女性で、彼女は2006年にメルボルンで溺死していた。“成長した少女”陸安寧は呉嘉にノートPCを借りた際、父親が警官であること、親が離婚していること、自分が実子でないことを呉嘉に伝える。その後、楊漫は帰国していた“幼なじみ”楊哲と再会、楊哲は楊漫が離婚したことを知っていた。
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警察は連続殺人事件が解決したと虚報を流し、事件現場となった旧市街の小道を女性警官に歩かせ、連続殺人犯をおびき出す作戦を敢行するが、陸行知のミスで犯人に逃げられてしまう。犯人がいた部屋には“鉛筆”が残されていた。この作戦の過程で、かつて衛崢嶸と白暁芙が結婚間近だったことを陸行知は知る。衛崢嶸は兵役の際に疫病を患い、不治の病になると考え白暁芙に別れを告げる。その後、疫病は完治するが、兵役から戻ると白暁芙は他の男と結婚していた。
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2010年、陸行知は再び“細虫”曲振祥を調査するが、その後“諸刃の兄貴”郭勝利が口封じで暗殺されてしまう。さらに他部門も極秘で曲振祥の汚職を捜査していたため、曲振祥を刺激しないよう釘を刺される。陸行知は楊漫を誘って酒で憂さ晴らしをするが、楊漫は“幼なじみ”楊哲との食事の約束をキャンセルしていた。その後、2010年の2件目の殺人事件が発生する。被害者の女性は“苺のぬいぐるみ”を抱えていた。2017年、寧寧は棚の中に隠れた際に“苺のぬいぐるみ”を抱いていたが、その後犯人に持ち去られていた。
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2010年の2件目の被害者・薛紅はこれまでと違い、殺害される前に怒りにまかせて激しく殴打されていた。一方、楊漫は自分の香水を使って外出した陸安寧に違和感を感じ、彼女を追跡する。1997年、陸行知は柳夢の事件が連続殺人の1件目ではないのではないかと疑い、2年前の未解決殺人事件の現場から裸で横たわる女性の絵を見つけ、同一犯だと確信する。この事件の被害者・莫蘭の検死を担当したのは白暁芙だった。
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2010年、“成長した少女”陸安寧は外出先で呉嘉に会っていた。娘を追跡していた楊漫は、娘を安全に家に送るよう呉嘉にショートメールを送る。1997年、“棚にいた少女”寧寧が“鷹力の靴”を見て怯えたため、陸行知は犯人が同じ靴を履いていたと推測する。“鷹力の靴”のロゴは、その後設立された“振翔グループのロゴ”とほぼ一致していた。図書館勤務の莫蘭に接触した男を洗い出すため、陸行知は彼女が好む本の“図書貸出カード”に記載された人物を調査する。
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2010年、陸行知は曲振祥を殺人容疑で逮捕するが、真の狙いは他の容疑の調査に関する協力だった。1997年では解析不能だった莫蘭の爪に残った微量な皮膚組織が、2010年の技術では解析可能になり、曲振祥のDNAではないと判明する。その後陸行知は、楊漫に会いに来た楊哲と、陸安寧に会っていた呉嘉に非友好的な態度をとる。1997年、年越しを迎えるにあたり、衛崢嶸は前夫と別れた白暁芙と、彼女の息子と一緒に新年を祝う。
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2010年、薛紅が働いていた理髪店の同僚・斉莎莎は手がかりを提供しようとするが、陸行知が到着した際には既に襲われていた。1997年、莫蘭の部屋で見つかった裸の女性の絵からは莫蘭の指紋しか検出されなかったが、1995年から1年半服役していた“瓜皮”武小文が同じような絵を描いていたことが判明する。衛崢嶸は武小文の追跡を始めるが、その際に白暁芙の前夫に遭遇する。衛崢嶸は彼に父親の責任を果たすよう求めるが、彼は白暁芙の心に存在し続ける衛崢嶸には勝てないと、その場で泣き崩れる。
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1997年、“瓜皮”武小文は無職のゴロツキだと思われていたが、文具店を経営し、両親は元資産家という意外な一面を持っており、多くの“図書貸出カード”に彼の名が記載されていた。数年後、幾多の犯人から恨みを買っている陸行知は楊漫と寧寧の安全のために2人と別居するが、義母の圧力により楊漫と離婚する。2010年、陸安寧は斉莎莎の襲撃現場付近の監視カメラから、実母の殺害者とよく似た“鷹力の靴”を履いた人物を特定する。
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2010年、“幼なじみ”楊哲は楊漫の携帯の電源を切って郊外のトンネルに連れていき、ナイフで壁画を刻み始め、楊漫への長年の想いを告白する。ちょうどその頃、陸行知は楊哲の経歴が嘘だらけで、2010年に連続殺人が再開した時期に帰国したことを突き止める。思い返せば、過去の殺人事件が発生する直前に、楊哲は陸行知の前に姿を現していた…。陸行知は楊哲がレンタルした高級車をGPSで追跡する。1997年、衛崢嶸は“瓜皮”武小文の文具店から鉛筆を持ち去って鑑識に回し、武小文に“似顔絵”を描かせる。
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1997年、衛崢嶸に執拗に追跡された武小文は放火してしまう。同日、衛崢嶸を映画『廬山の恋』に誘った白暁芙が“事故死”する。武小文を追い詰め、白暁芙の誘いに応じなかった衛崢嶸は自責と絶望から閑職への転属を申請し、その後13年にわたり連続殺人は途絶える。2010年、斉莎莎の襲撃現場に残された“ブローチ”の針から犯人の血痕が見つかり、DNA鑑定の結果、莫蘭の爪に残された皮膚組織の持ち主の息子による犯行と判明する。
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13年越しの同一犯という前提が崩れ、陸行知は除外していた若者も捜査の対象とし、20代の呉嘉を疑う。調査を進めると“呉嘉”は偽名であることが判明し、衛崢嶸は13年前の記憶から“呉嘉”親子の思いもよらない正体を突き止める…!“呉嘉”は陸安寧の写真を絵にはめこんでいたが、その絵には被害者が硬直していた姿を連想させる女性や、“チェリーの髪飾り”、“鳥の仮面”なども描かれており、絵の作者のイニシャルは“HB”だった。“呉嘉”は陸安寧を連れて、都市化によって“失われた楽園”に向かう。
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陸行知たちが楽園の場所を割り出し、陸安寧の救出に駆けつけると、“呉嘉”は荒れ果てた楽園を燃やし尽くそうとしていた。“父親”に虐待された“呉嘉”は、自分と同じように苦しい家庭事情を抱える王楠楠と薛紅を“救出”する一方で、実母を殺されたにも関わらず陸行知と楊漫に引き取られて幸せに暮らす陸安寧を羨み、憎んでいた。“呉嘉”は犯行現場に敢えて13年前の痕跡を残し、憎き“父親”の罪を暴いて欲しかったと衛崢嶸に激昂、白暁芙の死の真相と13年間の空白の理由を明かした後、ライターに火を灯す…。
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