ザ・パシフィックのドラマ情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ザ・パシフィック」に投稿された感想・評価

HBO作品の秀作。トム・ハンクスが手がけたHBO作品の前作「バンド・オブ・ブラザース」ではヨーロッパ戦線が描かれてましたが、トム・ハンクスの親父さんの『太平洋も闘っていた』のひと言がきっかけで本作の構想が始まったそうな。WOWOWの何かの記念放送で放送当時LIVEで観てました。Blu-ray録画して何回見返したことか。ジェームズ・バッジ・デールのレッキーが大好きです。
TAMU

TAMUの感想・評価

4.1
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2021年GWの思い出w
個人的な戦争映画ブームからの、しっかり太平洋戦争を知っておきたいと選んだ作品だが、まさにズバリな本作。

ガダルカナル〜ペリビュー〜沖縄と主要陸戦を3人の兵士を軸に描く。
実際の戦線と2人の自伝をマッシュアップしてドラマ化したいるだけに、登場人物の多くが実在の人物。
それだけにリアリティがあるのだが、製作費200億円が拍車をかけて衝撃的な惨状の記録となっている。

全編この3人の海兵隊の目線から語られる物語は常に現場視点であり、戦場の恐怖、残虐さ、悲惨さを追体験できる。
当然自分は日本人のため、その無謀なまでの突撃ぶりや、容赦ない海兵隊の攻撃にやるせなくなる。

欲を言えば、1人日本人を主人公に混ぜて、彼から見た視点もあれば、さらに深みを増したように思うのだが。

いずれにせよ、日本では大河ドラマや連続ドラマは数あれど、太平洋戦争の流れを民間ではなく兵士の視点で追う作品は無いように思う(知らんだけかも)
ガダルカナル、沖縄戦、広島、など、それぞれを描く作品は多くあるのだが。

ガダルカナル戦線の兵士がペリビューに転戦していく流れとか、束の間の休暇とか、銃器の取り扱いとか、映画では描ききれないドラマならではの細部は初めて知ることも多く、なるほどなと唸ることも多く。
今更ながら、日本でもこの手の作品を作る必要があるのでは?と思った次第。

良くも悪くもそれぞれの恋愛は取ってつけたような内容で、ドラマ的な盛り上がりは欠けるようにも思うが、史実を切り取った点では重く意義深い。

ぶっちゃけ、軍服みんな来てるから誰が誰だかわからなくなっちゃうところが難w

そして戦争映画、ドラマブームを通じて、反戦思想は強くなる。彼らの思いが後世に伝わることを信じて。
ガダルカナルに始まり、ペリリュー、硫黄島、沖縄と過酷なせ戦場での様子が描かれている。
特にペリリュー中編の戦闘シーンはプライベートライアンのノルマンディの描写並みに迫力があった。
硫黄島、沖縄はただただ観ていてツライ。。

ジャップだとか吊り目野郎とか日本人に対する差別用語はそのまま使われている。
完全にアメリカ側の視点で描かれているので当然の事ながら観ていて良い気分にはならなかった。

あと、この作品を観て思ったのはアメリカ兵はとにかく女にだらしない奴が多い印象をうけた。メルボルンでアメリカ兵に弄ばれた女の人達が可哀想。日本兵には休暇なんてものは無かっただろうし。

感動できるシーンはユージーンが家に戻ったシーンくらいかな…
mdk0714

mdk0714の感想・評価

3.8
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第二次世界大戦の太平洋戦線をアメリカ海兵隊視点から描いた軍記物。あくまで現場の兵士の視点のため、戦局に関する説明は一切なく、地獄のような戦場をひたすら登場人物と一緒に引き回される感じ。リアルな戦闘シーンの連続で思わず歯を食いしばってしまう。しかし、補給もしっかりしてて補充要員もいて、即死じゃなければ怪我したらすぐ後方に送って治療してもらえる米兵ですらこのしんどみ、我が日本の兵隊さんのことを思うとやるせなくなる。この作品でペリリュー島の戦いのことを知って気になり、武田一義の「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」を読んだけど、日本軍の置かれた状況は悲惨すぎて言葉がない。彼我の苦しみを比較しても意味ないけど、おねしょが治らないだけですぐ戦線を離れて医者に診てもらえて、休暇(休暇!!)で女の子と遊べるんですよ米兵は。圧倒的な豊かさ。なんでこんなのに勝てると思ったかな…と悲しくなった。登場人物がみんな同年代の白人の男かつ同じ髪型かついつもヘルメットか泥だらけなので、主人公以外の区別がつかず、誰が死んだのかわからないこと多々あり。
ROY

ROYの感想・評価

4.5
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『BoB』よりもっと泥くさい戦い

戦場外での生活も描かれていた

何回“Jap”って聞いたか分からん。Fuckin’ Jap、Yellow bastard、Yellow monkeys、fuckin’ monkeys、出っ歯、ヒロヒト、つり目野郎。

バンザイ突撃

EP3素晴らしい

EP4:首を絞めた後に笑顔になるシーン。帰還できる抽選会ホントにあったんだ。キャプテン・ミッドナイト。

EP5:ラミ・マレック登場。ジョセフ・マッゼロも来て『ボヘミアン・ラプソディー』コンビ。天気雨のシーン面白かった。海に繰り出すシーンのCOD感ハンパない。『プライベート・ライアン』に匹敵する上陸シーン。リリピューシャン。金歯。

EP6:水。ワン!スコップでバン!

EP7:夜は塹壕から出るな。火炎放射器。古参兵のヘイニー。顔の中に石投げる。ED綺麗だった。

EP8:コーヒーに逸話あり。共に戦地へ。結婚式シーンに切り替わったとき、思わずガッツポーズしてしまった。なのに。

EP9:穴の空いたポンチョ。腹に爆弾。誤射。さらっと原爆。

EP10:1945年8月15日。どうしよう。名誉勲章。レッキーのデート。ユージーンがお母さんとハグするシーン綺麗だったな。悪夢。見つめ合う2人を見つめる母。🕊

エンドロール前には、モデルとなった本人たちの写真とともに、彼らがその後どのような人生を送ったかの説明が入る。

チェスティさんカッコいいな
バンドオブブラザースよりかは、おもしろくなかったけど太平洋戦争を描いた作品では、一番良かった!
たろたろ

たろたろの感想・評価

3.8
0
バンドオブブラザーズに続いて。


日本軍の描写がちょっとひどい。いや、当時の日本は世界からこんな風に思われてたのか…?
バンド・オブ・ブラザーズ
に引き続き観た作品です。
同じくスピルバーグ、トム・ハンクスが
製作に加わっています。
バンド・オブ・ブラザーズは
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線ですが
こちらは太平洋戦線で敵は日本軍です。
なのでやはり観ていて辛かったです。

ガダルカナル島から始まり
ペリリュー島、硫黄島、沖縄と
戦場は移っていきます。
激しい銃撃戦や暑さ、飢えで
心身共に消耗していく姿を
3人の海兵隊を通して描かれています。

ガダルカナルで活躍したジョン・バジロン軍曹は帰国して国債を売るキャンペーンに
国内を周りますが、戦地で戦っている友を思うと辛くなり虚しくなっていきます。

ユージーン・スレッジは
医者の父を持つ裕福な家庭で育ち
心優しい青年でしたが戦地で仲間の死や
劣悪な環境でギリギリの精神状態まで
落ち入りますが日記(メモ)を書く事で
何とか生き延びていきます。
初めはタバコを吸わなかったのに
最後にはパイプを咥えるようになり
スレッジの心の変化がうかがえます。

ロバート・レッキーは
明るい性格でしたが数々の死と死体の山を
目にし、悪天候と激戦で消耗して
精神のバランスを崩して入院しますが
退院後戦場に復帰します。

父親たちの星条旗やハクソー・リッジを
観ていると重なるシーンが多いと思います。
日本軍もかなり死傷者を出してますが
アメリカ軍も辛く苦しい戦争だった事がうかがえます。

スレッジと共に戦った戦友の1人が
ラミ・マレックでしたよ。

バンド・オブ・ブラザーズと比べると
3人の物語になっているので
話しは分散します。
でも戦時下の人間のギリギリな心理状況
がしっかり描かれていて
重たいですが見応えありました。
まーし

まーしの感想・評価

5.0
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アマプラで鑑賞。
バンドオブブラザーズに引き続き、トムハンクスとスピルバーグの作り出す至極のドラマ。
実在する海兵隊の下士官たちを中心に描かれる太平洋戦争。
冗長なセリフではなく、五感で見る者を圧倒させ、まるでそこにいる隊員たちの耳目になったかのような感覚を味わった。
ここまで映像とか役者たちの演技で深い感情とかを表現するのってすごいと思う。言葉じゃなくて、感情が流れ込んでくる感じっていうのかな?

もちろん海兵隊目線なので日本は敵なわけですが、日本人として色んな目線で物事を見ないといけないなと痛感した。
戦いたくても戦えない者、仲間のもとに行きたいのに行けない者、志半ばに終わる者、取り残される者、精神がもたなくなる者、、、一人一人に様々なドラマがあってどれも歴史の1ページとして簡単に片付けられないものばかりです。

非常に勉強になったのでまた見たいなと思います。
tsushiro

tsushiroの感想・評価

4.5
0
戦争とか殺し合いってなんなんだろうなくそ…と呟きたくなる
話を追うごとにラミ・マレック演じるスナフに親しみが持ててくるのが不思議
プライベート・ライアンや地獄の黙示録を彷彿とさせる臨場感があり、とても見応えがあった
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