総理と呼ばないでのドラマ情報・感想・評価

「総理と呼ばないで」に投稿された感想・評価

もりたま

もりたまの感想・評価

3.8
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田村正和さんが亡くなった追悼放送で観ました。

まずは三谷幸喜と田村正和の超有名タッグであり、古畑任三郎とは田村正和と西村まさ彦の立場というか能力が逆転してるのもなかなか面白いですよね。

そして三谷幸喜お得意の、コメディ展開からの主題、メッセージへの持っていき方、そしてトドメの粋な茶目っ気。このストーリー展開が基本なので回を追うごとにマンネリ化してくるのは否めないが、登場人物も多く、音楽も良いので最後まで楽しめるし、毎回オープニングクレジットを観てしまう。

最終回の総理の退任挨拶は感動するし、やっぱり日本の喜劇王、チャップリン味を感じました。このシーンをね、友人がオススメしてきてよくモノマネをしていましたね。

私のお気に入りのシーンはラーメン屋さんで田村正和と鈴木保奈美が仲直りするシーンです。
葛

葛の感想・評価

4.8
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田村正和さんと西村雅彦さんの魅力。ラスト2話で泣いちゃった。とても良かった。
田村正和さんの追悼ドラマを鑑賞。
こりゃあ、面白い!
「古畑任三郎」よりこちらのほうが好きかも。
感動のラストでした。

田村正和さん、ご冥福をお祈りします。
chaco

chacoの感想・評価

3.5
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昔々に見てた気がするけど全く覚えてなかった。
総理(田村正和)はとても勝手で支持率もなくて、どうしょうもなく気分良いものではなかった。少しずつ本当に少しずつ人間味が出てきて好きになってきます。ラストの演説は今の人にも響くんじゃないかと。
総理の奥様が鈴木保奈美はとても綺麗で、次期総理、唐沢寿明の登場にはびっくりしてしまった。

総理を助ける西村まさ彦が終始しっかりお仕事されてました。文句を言いながらも総理に褒めてもらいたかった、総理が好きだったんだよね。
takayama

takayamaの感想・評価

4.0
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田村正和追悼の再放送、BSにて。
当時も見ていて、設定が今まで見たことないドラマだったので、小学生の自分にも面白おかしく見れた印象。

あらためて見ると、セットのセット過ぎる様や、支持率支持率言いながら国民の存在がいっさい感じられない演出など、ああやっぱり昔のドラマだななんて少し冷めていたけど、見終わってみると心に良い風が吹くような素敵な心地のドラマでした。
セット過ぎる官邸や、国民の存在が感じられないほどの官邸うちわだけの演出など、実に皮肉の効いた表現じゃないかと、いたく感激。

この総理も、心を入れ替えて良い方向に変わっていく、なんて安直で有りがちな人物じゃなくて好感。優柔不断で、傲慢で、気位の高いクズ総理のまま、最高の政治家としての決断を下すあたり、大いに感動。
証人喚問のあとの、オレやってやったで的な態度がまた小物っぽくて良い。
ラスト2話の鑑賞は、個人的に胸熱でした。
バカバカしさの中にも品を感じるのは、田村正和の存在感と服部隆之(かな?)の劇伴の成せる技。お見事でした。

あと、今気付いたのだけど、もしかしてこのドラマのキャラクター誰1人として名前なくない?総理を筆頭にみんな役職や職業で呼ばれてる気がする。明らかに狙いですね、カッコいいことするなあ三谷幸喜。
ABBAッキオ

ABBAッキオの感想・評価

3.2
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 1997年フジテレビ11話。三谷幸喜脚本による政治パロディドラマ。古畑任三郎の第2シリーズと第3シリーズの間に放映された作品で、田村、西村のコンビが軸で、鈴木保奈美が妻役で出る他、最終回には唐沢寿明も。
 80年代のイギリスで「イエス、ミニスター」と続編「イエス、プライム・ミニスター」という人気シリーズがあり、三谷がそれに刺激されて本作を作ったのだろう。古畑のように田村とゲストの1対1の対決、会話劇でなく群像劇であり、力のある俳優陣の演技レベルは高いものの政治パロディとしては今ひとつの印象。田村はさすがに上手いが、ダメ総理がゴルフスコアをずるするセコく小さい人間から最後はある種の使命感をもつに至る変化をちょっと表現し切れていないように思った。むしろ首席補佐官役の西村が本作ではかなりの存在感があり、古畑で道化役を演じているののお詫びのような気がするくらい。
 そうはいうものの日本で珍しい政治を正面から取り上げたドラマとして、また俳優田村をたっぷり見られる作品として価値はある。
財前

財前の感想・評価

4.5
0
田村正和さんのドラマでこれが一番好き。

世間の支持率は1.8%でも家族&側近からの支持率は100%

こんな潔くてカッコいい政治家はおらんなぁ
れじーな

れじーなの感想・評価

4.5
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昔、凄く好きだったけど、なかなか再放送しなくて、何故だろう、と思っていました。

以前も思ったけれども、今見ても素晴らしく政治を皮肉った内容で逆に20年経っても現実の政治が同じ事でごちゃごちゃしてるのかと、悲しくもなります。
Yagi

Yagiの感想・評価

3.5
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・2021年5月期~6月期、田村さん追悼放映にて
・“記憶にございません!”の白滝と糸こんにゃくのくだりって、この作品から繋がってたのか
・グリンピースとカニ騒動、隕石騒動、ゴルフスコア改竄騒動、亡命騒動
TBSの『パパはニュースキャスター』は、田村正和のキャラクターを、初めてコメディに活かしたドラマだった。田村正和はこんなにおもしろい役・演技が出来るんだと、ファンならずとも驚いたはずだ。
ついで、CXの『古畑任三郎』シリーズで、彼のコミカルさは大きな武器であることが知れわたった。
そして、とうとう、田村正和をスクリューボールコメディの世界に組み込んだ連続ドラマが生まれた。同じ三谷幸喜脚本の『王様のレストラン』に似ているが、個々のキャラクターの成長やレストランの成功のようなポジティブな要素を廃して、ひたすら、登場人物たちの巻き起こす“コップの中の嵐”を面白おかしく、かつシニカルに描くことに徹していた。

為政者というと、日本人は、例えば「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ 」のような高潔で公明正大な人物を望むのだろうが、それは、たとえキムタクが演じても嘘くさくなってしまう。かといって、「ブッシュ」や「バイス」のような悪の典型には、とうてい描けないだろう。

1話目の最後に、首席秘書官(西村まさ彦)が「なんて小さい夢なんだ」とつぶやくが、日本人が描くべき理想の為政者は、本作の“総理”のように、大きな夢(野心)など持たず、日本のために何もしない/しようと望まない人物なんだと、いまになって、改めて思う。日本を無理やり変えたり、時代とともに社会が変わってゆくことを邪魔したりせず、何もしなかったことさえ忘れ去られるくらいが、きっといいんだ。
このドラマも、観ているあいだは只々笑えて、あとはキレイに忘れてしまえる。ほんとのコメディって、こういうのだと思うよ。

このドラマ、放映当時、あんなに大化けするとは予想だにされてなかった『踊る大捜査線』の次のクールの放送だったことで、視聴者の期待はずれ感は強かったようだが、いま観返すと、故オヒョイ(藤村俊二)さんと小松政夫さんが喜劇人の真骨頂をみせているし、ウルトラ嬉しい二瓶正也の登場に戸田恵子(それと郷田ほづみ)の連ドラデビュー。他のレギュラー陣も芝居巧者揃い。そして、ツルタマ(鶴田真由)のメイド姿は、当時でも眼福だった。喜劇ドラマとしては、これ以上ない、まさしく贅を尽くしたという感じだ。何より、いまでも面白さが褪せないのは、全員参加型の喜劇でありながら、キーマン・田村正和が、きちんと最後をさらってくれるからだ。
いまさらだが、田村正和の悪役も見てみたかったな。
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