龍星

13の理由 シーズン2の龍星のネタバレレビュー・内容・結末

13の理由 シーズン2(2018年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1のザック回で示唆されてた「テープの持つ真実の多面性」について掘り下げながら、死で完全になってしまったハンナを普通の女の子として蘇らせるストーリーだと思った。
彼女が抱えた誰にも気付けない悩み。周りの生徒たち、コートニーも、トニーも、ザックも、誰にも言えない悩みや葛藤を抱えていた。そんなはずないって信じたがるクレイが幻影をどんどん追い詰めて、思い出まで無くす勢いになったのはすごく見てて辛かったけど、あの弔辞は赦しに見えた。「誰にだって言えないことはあって、それでも大切な人を、大切にすることはできる」そんなことを思って愛してると言った気がする。
勿論、ストーリー上で語られるハンナの欠点は絶対にレイプされていい理由にはならないと思う。されていい人なんていない。正直、あそこまで裁判で勝つことが難しいとは思わなかった。舐めてたのかも。タイラーが最終話でされたことのように、男女ともに被害に合う可能性はあるのでもっときちんと問題を見るべきだなと思った。
ジャスティンとクレイが兄弟になったのすごくホッとした。のに、ジャスティン母の愛人はいたし、本人もまだジャンキーだから、その影が大きくなりすぎないといいなと思った。アレックス相変わらず好き。生きてて良かった。ザックも好き。トニーも。
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