このレビューはネタバレを含みます
MoMの予習。
ドラマだからこそできる物語構成だった〜。前半は一話一話観ながら笑えるシットコムと滲み出すぎる不穏さの中で、頭回して誰の仕業なんだ…ってずっと考えてた。双子の兄弟を失い、ヴィジョンを失った彼女が一人きりになってしまったらこうなるよね…というのはすごく感じた。そこに上乗せされる土地の権利所と解剖されるヴィジョンの遺体(これが一番悪い説ある。権力はごみ！)。誰かを傷つけようとした訳でもないから本当に可哀想。不憫。子どもたちや生み出したヴィジョンの幻影との別れも彼女の力で閉じなくちゃいけないの本当に辛い。この先もヒーローとして頑張ってほしい(ほしかった)。
モニカ・ランボーの背景もさり気なく描かれるけど怖すぎるよ。自分が不可抗力で助けに来れない期間に母親が亡くなるのは堪えるとかそういう問題じゃない。メタ的にはなるけど、その彼女が、家族をサノスによって失ったという共通点を持つワンダともっと共感、協力する展開も観たかったな、なんて思った。
エヴァン・ピーターズに関してはもうなんか色々ダメ。ファンを逆手に取りすぎ。
白ヴィジョン、MoMを観たあとだと役割全然わからないけどどうなるんだろう。サンダーボルト？
