このレビューはネタバレを含みます
2日で完走しちゃった！
キャストと同じくキャラクターの年齢もきちんと引き上げられているおかげで自然体なティーンの葛藤、変化や、グロ表現などのストッパーの外れ方が変わってきてて結構見応えあった！テーマにもなってる“変化”を軸に、登場人物たちの関係性、遊びをしっかり描いてくれたことで最後のホッパーの手紙が効いたなあと感じた。
今回の“裏側の住民”は、ホーキンスの人々に取り憑いてそれを糧に力を蓄えていくのがかなり気持ち悪さ＆恐ろしさあってゾクゾクたくさんした。ゾンビぽい。あと、ソ連の尋問シーンや新聞社の差別的な態度など、シーズン1以来の「権力や大人的ヒトコワ」が多いのもホラーSFの名を冠してるだけあって良かったな。
ソ連が出たことによる規模感の広がり方のスピードが速い！街単位、州単位じゃなく国を超えてくと思わなかった。正直ソ連謎だらけなのでシーズン4でもっと描いてほしい。
新キャラのロビン大好き！ミステリアスだけど暗くなくて、むしろ愉快で！あと、80年代のLGBTQの人への対応ってどうだったんだろう。スティーブの反応からみても今より考え方自体が頭から抜け落ちる感じなのかなと思った。無理な恋愛はなくていいけどスティーブとロビンの友情はこれからも見せてください。ビリーの優しさにじみ出てたなあ。マイクのお母さん退けたの自分の異変、危険にいち早く気づいてたからだと思った。最後に正気を取り戻して、身を挺してエルを守る姿かっこよかった。
あと今シーズン、視覚的にすごく面白いシーンが多かったなって感じた。鏡だらけのアトラクション(？)でホッパーとターミネーターライクなソ連兵が探り合いするシーンとか、スターコートで花火を使ってモールラット(合ってる？)を追い詰めるシーンとか。全体的にネオンや服もカラフルで楽しかった。
音楽やっぱり素敵だな。ダスティンとスージー！『Never Ending Story』が最高すぎて鬼リピですわ。
演技は前述の通りロビン役のマヤ・ホークがすごい好きでした。マイクとエルのティーンなりの気難しさ、淡い表情がよかった。
ビリーが亡くなったこととマックスのショックがわりとあっさりで、次のシーズンで少し触れるのかなと思った。ホッパー…生きてそうだと思ったらやっぱり生きてるんだな～！(シーズン4の予告より)まだまだ残る謎が解かれるのを楽しみにシーズン4待ちます。
