ブラックユーモアホフマン

オザークへようこそ シーズン1のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

4.4
完全にジェイソン・ベイトマンのファンになった。4話くらいまでの勢いがすごかった。キャラの関係性のハラハラ感やアツい展開でその後も見ていけるけど、正直後半は、4話目くらいまで見て期待してたほどのもの、予想を裏切って驚かせてくれるようなものはなかった。第10話、完全にヤバイ面々に囲まれてるどう見てもただの実直なサラリーマンにしか見えないジェイソン・ベイトマンがヤバイ奴らを目の前にしながら堂々と論をまくしたてるという絵面。超面白かった。この絵面は8話くらいにもう見たかった。で、そっから先どうなるか、どう話がまとまっていくのか、それが見たかったからちょっと終盤は失速感あって残念。
中盤までで、え!?え!?という驚きの展開があった分、その種明かしをされると、なんだそんなことか、なんだそんな展開か、の連続で失速してしまってる感じ。風呂敷を大きく広げてみてみたのはいいものの、しまい方が見つかってない感じで。
それから後半、話がややこしくてついていくのが大変。でも、理解できなくても見続けられるくらいのパワーと得体の知れない爽快感のようなものがあるドラマではあった。
なんにせよ、これを見てた期間は超楽しかった。
女悪党のルース役、ジュリア・ガーナーは絶対売れるぞ。超良い。