連続ドラマ版のスペシャル。
こちらもリアタイ以来の視聴。
校閲部に配属された河野悦子が、夢を叶えて編集者になり幸人との関係も進展して、仕事も恋も絶好調のはずが…というお話。
壁にぶつかる出来事は起きるのだが、悦子だったら乗り越えられるだろうなと思ってしまう安心感。それだけキャラが立っているということだろう。本編と変わらぬ前向きで行動的な悦子にパワーを貰える。
幸人とのやり取りも相変わらず微笑ましく、お互いを大切にする姿勢が良い。
悩んだ末に悦子が辿り着く結論にすごく納得できる。本編はずっと夢を追う話だったわけだけど、本作は特に大きな夢を持っていない人にもエールをくれる内容でもあるんじゃないかな。
夢の形はきっとひとつじゃなくて、歩んでいった道のりの先で夢を見つけることもできる。
ストーリーの肝のひとつでもある、言葉にしないと伝わらないも共感度高し。
本編と変わらぬ面白さで楽しめる良作。