だいぶ前に夕方のNHKの海外ドラマ再放送で観てた。
名探偵ポアロもこの時間帯にやってて、
ホームズもポアロも好きだった。どちらもミステリーで1話完結が多かったかな。

最近こういう系統は観てないので久々に観たい気もする。

で、最近何観てるかって？サブスクでロマンス史劇やラブコメばっかだな。

⚪概要とあらすじ
アーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」を原作とする、英国グラナダTV製作のテレビドラマ。

⚪感想
シャーロック・ホームズシリーズの実写化ドラマ。

物語がそのまま現実になったかのような違和感のない実写化。

ミステリー小説が好きでついにシャーロック・ホームズに手を出したらハマってしまって、シャーロック・ホームズと言えばベネディクト・カンバーバッチやロバートダウニーJrの実写化のイメージがあったけどこんなクオリティの高い実写化があったなんて。

シャーロック・ホームズの見た目はFGOのシャーロック・ホームズが1番想像に近いと思っていたけど今作が超えてきた。
個人的に背が高くすらっとしていて、鷲鼻、窪んでいて鋭い目つき、薄いくちびるイメージがあったから理想通りすぎて凄い。

ジェレミー・ブレットは妻の死や抱えていた病気などもありシャーロック・ホームズの全ての物語を取り終えることができずに亡くなってしまったのは複雑。

ワトソンもホームズもピッタリの吹き替え。

ホームズの変装のクオリティ。普通こういうのってバレバレなのに普通に分からないよ。声優さんも。

まだ小説で読んでいない物語もあるので飛ばし飛ばし観ようかな。



⚪以下ネタバレ



・1話 ボヘミアの醜聞
アイリーン・アドラー、今作ではエレーナ・アドラーとの物語。

薬物打ってるホームズのギャップ。心配するワトソン可愛い。

ばればれ目隠しのボヘミア国王。お見通しなホームズが好き。ホームズの手を合わせて考えるポーズ好きなのと指が細く長くてさらに好き。

着々と写真の場所に迫るけど最終的にバレて失敗に終わってしまうという。なんで1話目というか本もそうだけど最初をこの物語にしたのだろう。シャーロック・ホームズがいかに凄いか分かるの1話目にしてあげてと思ってしまう。

恋はしないシャーロック・ホームズだけど敬意を持ってエレーナ・アドラーを｢あの人｣と呼ぶって素敵。

ホームズのバイオリンを弾く姿も好き。

・踊る人形
暗号。

暗号の手紙を送るのがもっと早ければ依頼人は生きていたかも。

棒人間なのにアルファベットの暗号になっている。確かに英語はeが多いかも。

・3話 海軍条約文書事件
中折れハットのシャーロック・ホームズ。白ハットと白スーツがお似合いで。煙草も吸う姿も美しい。

原作通り薔薇でなんか哲学的なことを言うシーンもあってよかった。

犯人とホームズの格闘シーンがスロー。この時代でのアクションの撮影は難しかったのだろうなと感じた。
ホームズの手の甲にナイフ傷を付けたお前は許さん。

⚪鑑賞
配信サービスで鑑賞(吹き替え)。

カンバーバッチのシャーロックも勿論素晴らしかったけど、自分にとってホームズと言えばこれ！というイメージを強烈に刻み込んだジェレミー・ブレット＋露口茂のホームズ。子どもの頃よく露口茂の口調の物真似したなー、ワトソン君、これはきわめて重要な手がかりと思わないかい？みたいな感じで。いや、そんなセリフないと思いますが(笑)