ならず者ヒーローたちが世界を救う的な話ではなく、自分たちの問題や個性と向き合ってどう打ち勝っていくかという応援歌のようなドラマ。
個人的にはマット・ボマー演じるラリーの過去エピソードがグッときたなぁ。
いやぁ面白かった！
HBO/HBO MAXのU-NEXT独占配信決定は嬉しいニュースでした。
まだまだ観切れていませんが、好きな作品や気になっている作品は数知れず。
少しずつ追っていこうと思います。
さて、そんな最中でまず手を出したのが本作『ドゥームパトロール』です。
DCヒーローのドラマで、本作のキャラクターの一部は同じ俳優で『タイタンズ』にも出演しているようですね。
ずっと観ていると「いま何が行われているんだろう」と謎に思うシーンもあるんですが、基本的にメンバー全員が個性的だからこそ飽きずに観ることができます。
そもそもロボットマンことクリフ役のブレンダン・フレイザーに至っては、15話のうち8割はロボットの姿かつ声も加工されている分、「フレイザーじゃなくてもよくない？」と思わされてしまいます。
ただ、一応事故死しているという設定上、離れ離れになった娘とのエピソードなど涙を誘われるシーンも…基本的にふざけたシーンが多いので真面目なシーンはギャップで心を掴まれてしまいます。
もはや世界観は自由そのもので、ゴキブリやネズミが喋ったり、巨大化したり、ヒゲを食べる能力者がいたり、基本上半身裸のマッチョがいたりと、新展開の連続に笑わせられます。
ダークな世界観が多いDCヒーローの中でも割とコメディ色が強く、ドラマ性も深い分、ヒーローものをあまり好まない人にもオススメできます。
メインキャラクターのクリフ、ラリー、リタ、ジェーン、ヴィクらの背負った過去が重いので、感情移入すると沼にハマってしまいます。
とにかく本国ではシーズン3が控えているとのことで、まずはシーズン2の配信が待ち遠しくて仕方ありません！
