カズオイシグロ原作のドラマ化。
一人の老画家(渡辺謙)の人生を通し、過去を回想し見つめ直す。
過去の事を人に非難されようと、
「自分の信念に従って行動し全力を尽くして事に当たった」
当時はそれを…
浮世とは元々憂き世、つまり、はかない、つらい世、ということ。このドラマの浮世は英語の通り虚実入り交じったわけの分からない、掴みどころない浮いた世界のことではないのか。さらには都合よく現実逃避している…
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特に映画を見て思う事が多いですが
頭が良ければなぁと
歴史や背景がわかっていないと
知り得ない深みの気配だけを感じる
その度に
調べては知的好奇心を僅かに満たすけれど
やはり又難しい作品に…
#浮世の画家
カズオ・イシグロ原作のNHKのスペシャルドラマ。年始の再放送で初めて見たが、なかなかよかった。
とにかく映像が美しい。日本のテレビドラマとは思えない、海外の映画のような重厚な雰囲気と…
イシグロカズオが作品に込めた思いを台無しにする最後の小野の涙
NHK製作のドラマで、脚本は藤本有紀という人。たぶん、イシグロカズオがノーベル文学賞を受賞したのを機に作られたドラマだと思う。先日…
NHK BSで視聴。
戦争に協力した芸術家や文化人は「国賊」なのか? また彼らは「国賊」として苦しみ、裁かれなければならないのか?
元は高名な画家で、現在は引退している小野益次(渡辺謙、青年期:…
NHKBS 土曜ドラマ
小野は資産家で妻を亡くし、次女と二人暮らしで散歩好き。橋からの眺めが好きでよく佇む。長女が息子を連れて訪れ、孫との時間を楽しむ。
次女の縁談があるが、まとまらない…
終戦後まもなくの東京、主人公(渡辺謙)は画家、次女(前田亜季)の縁談が持ち上がり、長女(広末涼子)が意味深なことを言う。
主人公は戦時中、戦争協力者の側面を持っていた。
師匠や弟子たちが受けた影響を…