S2E1。親切に生きようと心に誓ったトニーだが、やっぱりイライラするし、悪態もつく。どうせなら木に生まれたかったが、いつ死ぬかわからないなら人生楽しんで生きるしかない。リッキー・ジャーヴェイスのシニカルすぎる人生観はコロナ禍のメンタリティにもマッチする。
E4まで。前シーズンに比べると毒気が薄まってやや感傷的。リッキー・ジャーヴェイスの芸風そのままな主人公トニーが完全に改心(?)してしまってイイ人過ぎるのだけど、優しい表情を見せる彼の演技が素晴らしく、泣かされてしまう。辛いことが多すぎる中、優しくなれる20分。
S2E6、まさかウォルダー・フレイで泣く日が来ようとは…。これもゲースロありきで、呆けた父親役にデイビッド・ブラッドリーがキャスティングされた事で主人公の人生ドン底ぶりがよくわかる。そんな父への想いを吐露するリッキー・ジャーヴェイスの名演に号泣。